AICJ高校はなぜ人気?偏差値68 – 74の私立校の評判をリサーチ!
広島市内で「AICJ高校」と聞いて、その圧倒的な進学実績に驚く方は少なくありません。2007年創立というまだ新しい学校ながら、偏差値68〜74という県内トップクラスの難関校として注目を集めています。
お子さんの高校選びで「本当に大学進学に強いのか」「学費はどれくらいかかるのか」と不安に感じていませんか。
この記事では、AICJ高校の基本情報から偏差値、部活動、そして気になる学費や進路実績まで徹底的に解説します。東大や早慶への合格実績、IBディプロマコースの特色、さらには入試情報まで、受験を考える上で知っておくべき情報を網羅しました。
記事を読み終える頃には、AICJ高校があなたのお子さんに合った学校かどうか、明確に判断できるようになるでしょう。
| 創立年 | 2007年 | 偏差値 | 68 – 74 |
|---|---|---|---|
| 共学・別学 | 共学 | 公立・私立 | 私立 |
AICJ高校はなぜ人気?基本データを解説

引用:AICJ高校 校舎画像
AICJ高校は広島県広島市に2007年に創立された比較的新しい私立高校でありながら、難関大学への高い合格実績と国際的な教育プログラムで注目を集めています。偏差値は68から74と県内でもトップクラスの水準を誇り、東京大学や早稲田大学など首都圏の難関大学を目指す生徒が集まります。
この学校の名称は「Academy for the International Community in Japan」の略で、日本における国際社会のための学校という理念を体現しています。単なる受験指導だけでなく、グローバル社会で活躍できる人材育成に力を注いでおり、IBディプロマプログラムを含む多彩なコース設定が特徴となっています。
私立AICJ高校の基本情報
AICJ高校は男女共学の私立高校として、広島市安佐南区祇園2丁目33番16号に位置しています。2025年度の募集人員は3コース計160名で、AICJ中学校からの進学者約120名を含む形になっており、高校からの入学者は限られた枠での競争となります。
学科は東医コース、早慶/国立大コース、AIC IBディプロマコースの3つに分かれており、それぞれ明確な進路目標を設定しています。初年度納入金は入学金220,000円と施設費50,000円の合計270,000円で、月々の授業料は東医コースと早慶/国公立大コースが36,000円、AIC IBディプロマコースが56,000円です。
入試は自己推薦入試と本校入試の2種類があり、自己推薦入試では2024年12月8日に試験が実施され、本校入試は2025年2月13日に行われます。受験料は一律10,000円で、併願A型、併願B型、専願という複数の出願方式から選択できる仕組みになっています。
AICJ高校の最寄り駅は下祇園駅!周辺環境は?
下祇園駅を最寄り駅とするAICJ高校は、古い町並みが残る祇園の地に立地しています。広島市中心部へのアクセスにも優れており、通学の利便性が高い場所にあります。
周辺は緑に包まれた閑静な環境で、風情豊かな祇園の町の特徴を活かしたキャンパスとなっています。2016年度には新校舎と人工芝グラウンドが完成しており、最新の教育施設が整備されました。体育館、学食、コンピュータ室、自習室、テニスコートなど充実した設備に加え、学生寮も用意されているため、遠方からの通学にも対応しています。
春夏秋冬それぞれの季節で異なる表情を楽しめる自然環境の中で、生徒は落ち着いた雰囲気の中で学習に集中できます。スクールカウンセラーも配置されており、生徒の学校生活を多面的にサポートする体制が整っています。
AICJ高校の部活動の種類
運動部は女子サッカー部、男子サッカー部、陸上部、バドミントン部、バスケットボール部、軟式野球部、バレーボール部、剣道部、硬式テニス部、ダンス部、水泳部、新体操部の12種類があります。球技系から個人競技まで幅広い選択肢が用意されており、生徒の多様なニーズに応えています。
文化部にはジャズ部、将棋部、茶道部、書道部、美術・イラスト研究部、放送部、技術部、Pre-CASサポート部の8種類が活動しています。特にジャズ部や技術部など専門性の高いクラブもあり、芸術分野や学術分野での才能を伸ばせる環境が整っています。
Pre-CASサポート部はIBプログラムと関連した独自の部活動で、国際バカロレアの教育理念である創造性・活動・奉仕の精神を実践する場となっています。このように学業と課外活動のバランスを取りながら、生徒の全人的な成長を促す体制が構築されています。
AICJ高校の偏差値は?受験は最高難易度
AICJ高校は2007年に創立された比較的新しい私立高校ですが、広島県内でもトップクラスの進学実績を誇る難関校として知られています。東京大学や京都大学への合格者を毎年輩出しており、そのハイレベルな教育環境が受験生から注目を集めています。
偏差値は68から74と非常に高く、広島県内の私立高校の中でも最難関に位置付けられています。この数値は全国的に見ても上位に入る水準であり、受験を検討する際には十分な学力準備が求められます。
AICJ高校の偏差値は68 – 74!
AICJ高校の偏差値は68から74の範囲に設定されており、選択するコースによって難易度が変わります。最も偏差値が高いのは東医コースで、医学部進学を視野に入れた生徒が集まります。早慶/国立大コースも偏差値70前後と高水準を維持しています。
AIC IBディプロマコースは国際バカロレア資格の取得を目指すコースで、英語での授業が多く展開されます。このコースでは数学の入試問題も英語で出題されるため、高い英語力と数学力の両方が必要です。
広島県内で偏差値70を超える高校は限られており、AICJ高校はその中でも特に進学実績に定評があります。中学校からの進学者約120名に加え、外部から40名程度の募集となるため、競争率も高くなる傾向にあります。
AICJ高校の学力レベルの目安は最高難易度
AICJ高校に合格するためには、広島県の公立高校でいえば広島高校レベルの学力が求められます。模試での偏差値が安定して65以上を維持できていることが、合格の一つの目安となります。
具体的な学力水準としては、中学校での定期テストで常に上位10パーセント以内に入る成績が必要です。特に英語と数学については、中学3年間の学習内容を完全に理解し、応用問題にも対応できる力が求められます。
入試では国語・数学・英語の3教科に加え、面接も実施されます。併願A型では英語がリーディングとライティングに分かれており、総合的な英語力が試されます。自己推薦入試や併願A型では数学が英語で出題されるため、英語で数学用語を理解し、問題を解く訓練も欠かせません。
過去の合格者データを見ると、中学時代に英検準2級以上を取得している生徒が多く、中には2級や準1級を持つ生徒もいます。このように英語力が高い受験生が集まる環境であることを理解しておく必要があります。
AICJ高校の部活・行事

引用:AICJ高校 制服画像
AICJ高校では学業と並行して、多彩な部活動と特色ある学校行事が展開されています。運動部12部、文化部8部が活動しており、生徒は自身の興味や目標に応じて部活動を選択できます。
国際色豊かな教育理念を反映した行事も充実しており、通常の文化祭や体育祭に加えて、平和の集いやEnglish Dayといった独自のプログラムが設けられています。これらの活動を通じて、生徒たちは学力だけでなく、協調性やリーダーシップを育んでいきます。
強豪部・実績(大会出場など)
AICJ高校には女子サッカー部、男子サッカー部、バドミントン部、陸上部、バスケットボール部、軟式野球部、バレーボール部、剣道部、硬式テニス部、ダンス部、水泳部、新体操部の12の運動部があります。
文化部では、ジャズ部、将棋部、茶道部、書道部、美術・イラスト研究部、放送部、技術部、Pre-CASサポート部の8部が活動中です。Pre-CASサポート部は、国際バカロレアプログラムに関連した活動をサポートする部活として、同校の特色を表しています。
各部活動は学業との両立を前提に活動しており、難関大学への進学実績を維持しながらも、生徒が課外活動に打ち込める環境が整えられています。
主要行事(文化祭・体育祭・修学旅行)
6月に開催される体育祭では、全校生徒が学年やコースの垣根を越えて競技に参加します。10月の学園祭は、生徒たちが企画から運営まで主体的に取り組む機会となっており、クラスごとの出し物や部活動の発表が行われます。
高校2年生の7月には修学旅行が実施され、学年全体での貴重な思い出作りの場となっています。8月の平和の集いは広島に位置する学校ならではの行事で、平和について深く考える機会を提供しています。
3月のEnglish Dayは、1日を通して英語だけでコミュニケーションを図るユニークな行事です。また、2月には芸術鑑賞、3月末にはクラスマッチが開催され、年間を通じて多様な学校行事が生徒の学校生活を彩っています。
AICJ高校の学校生活の特徴
AICJ高校は広島市安佐南区の祇園に位置し、下祇園駅から通学できる立地にあります。2016年度には新校舎と人工芝グラウンドが完成し、学習環境が整備されました。
校名のAICJはAcademy for the International Community in Japanの略称で、国際社会で活躍できる人材の育成を掲げています。生徒の学力だけでなく、表現力や発言力、企画力を伸ばす教育方針を採用しており、IBの掲げる10の理想の学習者像の実現を目指しています。
鴎州ハイスクールの実力講師陣とAICJ高校の教師が協力して授業を展開している点が特徴的です。放課後や土曜日の自習室開放、長期休暇時の講習会や学習合宿など、生徒の学習をサポートする体制が充実しています。
施設面では学生寮、体育館、学食、コンピュータ室などが設置されており、スクールカウンセラーも配置されています。緑に囲まれた閑静なキャンパスで、古い町並みが残る祇園の風情を感じながら学校生活を送ることができます。
AICJ高校の特色は?2007年創立の歴史
AICJ高校は2007年に創立された比較的新しい学校で、広島県広島市安佐南区祇園2丁目33番16号に校舎を構えています。創立から約20年弱の歴史ながら、難関大学への進学実績を積み上げてきました。
教育カリキュラムの特徴として、5教科の授業のうち8割を英語・数学・国語に集中させる戦略を取っています。この配分により早い段階での基礎力完成を図り、高校3年生では高度な演習に取り組める体制を整えています。
高校1年でできる限り多くの必修科目を履修し、高校2年以降は文系・理系の特性に応じたカリキュラムに移行する仕組みです。この効率的な学習プログラムにより、中高一貫生との学力差を埋めながら、難関大学受験に対応できる実力を養成しています。
学校行事も多彩で、4月の入学式から始まり、5月の遠足、6月の体育祭、7月の修学旅行、10月の学園祭、8月の平和の集いなど、年間を通じて様々なイベントが企画されています。
AICJ高校の学費
初年度納入金は入学手続き時に270,000円が必要で、内訳は入学金220,000円と施設費50,000円となっています。授業料は初年度納入金には含まれず、月々の納入金として支払う仕組みです。
東医コースと早慶/国公立大コースでは、月々の納入金が合計42,200円かかります。具体的には授業料360,000円を月割にした金額に、教育充実費5,000円、PTA会費500円、生徒会費700円が加算されます。
AIC IBディプロマコースの場合、月々の納入金は合計62,200円で、授業料が560,000円と他コースより高く設定されています。これは国際バカロレアプログラムに特化した教育内容を提供するためです。
上記以外に教材費や模試代等の学年諸費として、年間20,000円から40,000円程度が別途必要になります。受験料は10,000円で、自己推薦入試も本校入試も同額となっています。
AICJ高校の進路実績
2025年度の合格実績では、東京大学1名、京都大学1名、大阪大学1名と、最難関国立大学への合格者を輩出しています。九州大学には3名が合格し、地元の広島大学には7名の合格者を出しました。
私立大学では早稲田大学に14名が合格し、前年度の5名から大幅に増加しました。東京理科大学も5名と前年度から伸びを見せています。関関同立では立命館大学21名、関西学院大学14名、同志社大学6名、関西大学5名と、関西圏の有力私立大学にも多数の合格者を出しています。
2023年度と2024年度のデータを見ると、海外の大学への進学者がそれぞれ36名と25名いることが分かります。AIC IBディプロマコースの存在が、海外大学進学の選択肢を広げていると考えられます。
防衛大学校や防衛医科大学校にも毎年合格者を輩出しており、進路の幅広さが特徴的です。過年度生を含む実績ではありますが、創立2007年の学校として着実に進学実績を積み上げている状況が読み取れます。
AICJ高校の入試情報
AICJ高校では2025年度入試において、4つの試験区分を設定しています。生徒の学力や志望に応じて自己推薦入試と本校入試から選択でき、本校入試はさらに併願A型、併願B型、専願の3つに分かれています。募集人員は3コース計160名で、AICJ中学校からの進学者約120名を含む人数です。受験料は全区分一律10,000円となっており、出願は全てオンラインで行います。
AICJ高校の入試情報まとめ
自己推薦入試は2024年12月8日に実施され、出願期間は10月29日11時から11月13日17時までです。この入試では国語、数学、英語リーディング、英語ライティング、面接を実施し、特徴的なのは数学の試験が英語で出題される点にあります。AIC IBディプロマコース、東医コース、早慶/国立大コースの3コース共通の試験を受け、同時に3つのコースの合否が判定されます。合格発表は12月10日16時で、入学手続き締切日は会場によって異なり、岩国会場は12月20日17時、大阪会場は2025年3月11日17時です。
本校入試の併願A型、併願B型、専願は2025年2月13日に実施されます。出願期間は1月20日11時から1月31日17時までで、合格発表は2月19日16時です。併願A型は自己推薦入試と同じく数学が英語で出題され、3コース同時判定となります。一方、併願B型と専願は国語、数学、英語の3教科を日本語で受験し、早慶/国立大コースのみの合否判定となる専用問題です。このため、英語での数学に自信がない受験生でも早慶/国立大コースに挑戦できる仕組みになっています。入学手続き締切日は全ての区分で3月11日17時です。
AICJ高校のオープンキャンパスなどのイベント情報
AICJ高校では10月に授業見学会と学校説明会を開催しています。このイベントでは実際の授業風景を見学できるため、各コースの授業の雰囲気や生徒の様子を直接確認できます。また、9月には授業参観ウィークを設けており、保護者や受験を検討している家庭が学校生活をより深く理解する機会となっています。
学園祭も10月に実施されており、生徒の活動を通じて学校の教育方針や校風を体感できます。個別の相談や質問については、各イベントで教職員と直接話ができる時間が設けられています。イベントの詳細な日程や申し込み方法については、学校のウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。
AICJ高校はなぜ人気?まとめ
AICJ高校は、偏差値68〜74を誇る広島県内でも最高難易度の私立高校です。2007年創立という比較的新しい学校ながら、優れた進路実績と充実した教育環境で高い人気を集めています。
下祇園駅から徒歩圏内というアクセスの良さに加え、多彩な部活動や文化祭・体育祭・修学旅行などの行事を通じて、生徒たちは充実した学校生活を送ることができます。強豪部の活躍も目覚ましく、学業と部活動の両立を実現している点も魅力です。
入試は高い学力レベルが求められますが、その分だけ質の高い教育と進路サポートを受けることができます。学費や入試情報、オープンキャンパスなどのイベント情報は事前にしっかり確認しておくことが大切です。
AICJ高校への進学を検討されている方は、まずはオープンキャンパスに参加して、実際の学校の雰囲気や教育方針を体感してみることをおすすめします。お子様の将来を見据えた学校選びの参考にしてください。