千葉県柏市にある芝浦工業大学柏高校は、偏差値69-71を誇る県内屈指の進学校として注目を集めています。東京大学や東京工業大学への合格者を毎年輩出し、早慶上理GMARCHへの合格実績も豊富です。

お子さまの高校選びで「偏差値だけでなく、充実した学校生活も送れる進学校はないか」とお考えではありませんか。この記事では、芝浦工業大学柏高校の基本情報から偏差値、部活動、学費、進路実績、入試情報まで詳しく解説します。

1980年創立の歴史ある同校は、建学の精神「創造性の開発と個性の発揮」のもと、文武両道の教育を実践しています。増尾駅から通える立地で運動部から文化部まで多彩なクラブ活動があり、さらに2年次からのコース選択で志望に応じた学習が可能です。

芝浦工業大学柏高校はなぜ人気？基本データを解説

引用：芝浦工業大学柏高校 校舎画像

芝浦工業大学柏高校は千葉県柏市にある私立の共学校として、毎年多くの受験生から注目を集めています。1980年に創立されたこの学校は、建学の精神「創造性の開発と個性の発揮」を掲げ、生徒一人ひとりの人間的成長と主体的に生きる力を育むことに力を注いでいます。

偏差値は69から71と高く、千葉県内でもトップクラスの進学校として位置づけられています。2025年4月現在の生徒数は男子622名、女子278名と、バランスの取れた男女共学環境が整っています。

国公立大学や難関私立大学への進学実績が豊富で、特に理系分野に強みを持つ学校として知られています。東京大学や東京工業大学をはじめとする難関大学への合格者を毎年輩出しており、2025年度卒業生では東京大学に3名、東京工業大学に7名の合格者を出しました。

私立芝浦工業大学柏高校の基本情報

芝浦工業大学柏高校の所在地は千葉県柏市増尾700で、設置区分は私立の共学校となっています。創立は1980年で、40年以上の歴史を持つ学校です。

入試科目は3科または5科の選択制を採用しており、受験生の得意分野に応じて選択できる仕組みになっています。3科目は国語・数学・英語で、5科目は国語・数学・英語・理科・社会の組み合わせです。英語にはリスニングテストも含まれます。2026年度の募集人員は約120名で、帰国生徒も若干名受け入れています。

第一志望者および帰国生徒には面接も実施されます。試験は第1回が2026年1月18日、第2回が1月19日に行われ、合格発表は1月20日、入学手続き締切は1月22日となっています。受験料は単願の場合25,000円、同時出願の場合は40,000円です。

芝浦工業大学柏高校の最寄り駅は増尾駅！周辺環境は？

芝浦工業大学柏高校へのアクセスは増尾駅が最寄り駅となります。学校は柏市の郊外に位置し、増尾城址公園に隣接する静かな自然環境に囲まれています。

都心からやや離れた立地ながら、落ち着いた環境で学習に集中できる点が特徴です。通学にはスクールバスも運行されており、遠方からの通学生も安心して利用できる交通手段が確保されています。

校内には全天候型人工芝グラウンドや開閉式ソーラーハウスプール、シャワー付洋式トイレなど、充実した設備が整っています。カフェテリアやトレーニングルーム、局所換気装置完備の化学実験室、グリーンホールといった施設も備わっており、学習面でもクラブ活動面でも快適な環境が用意されています。図書室や自習室、スクールカウンセラーも配置され、生徒の学校生活を多方面からサポートする体制が整えられています。

芝浦工業大学柏高校の部活動の種類

芝浦工業大学柏高校では運動部と文化部を合わせて30以上のクラブ活動が展開されています。運動部にはラグビー部、女子バレーボール部、サッカー部、男女バスケットボール部、野球部、ソフトテニス部などの球技系部活に加え、水泳部（競泳・水球）、弓道部、剣道部、陸上競技部、バドミントン部、ハンドボール部、卓球部、女子ダンス部といった多様な選択肢があります。

文化部も吹奏楽部、茶道部、囲碁将棋部、演劇部、科学部、コンピューター部、美術部、現代史部、英語部、軽音楽部、鉄道研究部など、幅広いジャンルのクラブが活動しています。さらに数学研究サークル、文芸サークル、模型サークル、書道サークル、クイズ研究サークルといったサークル活動も充実しています。

各クラブの活動時間は夏季が月曜日から土曜日の15時30分から18時30分、冬季が15時30分から17時30分で、原則として1週間に1日休みを設けています。このように統一された活動時間により、学業との両立がしやすい環境が整えられています。

芝浦工業大学柏高校の偏差値は？受験は最高難易度

芝浦工業大学柏高校は千葉県内でも指折りの進学校として知られています。偏差値データを見ると、この高校が求める学力水準の高さが明確になります。受験を検討している中学生にとって、自分の現在の学力と志望校のレベルを把握することは合格への第一歩となります。

偏差値は模擬試験の結果などから算出される相対的な数値で、受験生が全体の中でどの位置にいるかを示す指標となっています。この数値を参考にすることで、志望校合格に向けた学習計画を立てやすくなります。

芝浦工業大学柏高校の偏差値は69 – 71！

芝浦工業大学柏高校の偏差値は69から71の範囲に位置しています。この数値は千葉県内の私立高校の中でもトップクラスの水準を示しています。

偏差値69から71という数値が意味するところを具体的に説明すると、模擬試験を受験した生徒全体の上位約3パーセントから5パーセントに入る学力が求められます。例えば、1000人が受験する模擬試験であれば、上位30人から50人程度の成績を安定して維持する必要があります。

この偏差値帯の高校に合格するためには、主要5科目すべてにおいて高い得点力が求められます。特に国語、数学、英語の3科目は入試の中核となるため、苦手科目を作らずバランス良く学習することが合格への鍵となります。

芝浦工業大学柏高校の学力レベルの目安は最高難易度

芝浦工業大学柏高校の学力レベルは最高難易度に分類されます。この難易度設定は、県内の高校入試における競争率や合格者の学力分布から判定されています。

最高難易度という評価が示す具体的な学習到達度について見ていきます。中学校の定期テストでは常に450点以上を獲得し、学年順位では上位10位以内に入る実力が目安となります。また、千葉県の公立高校入試問題であれば、9割以上の正答率を安定して維持できる力が必要でしょう。

この学力レベルに到達するには、授業の予習復習を徹底するだけでなく、発展的な問題演習にも取り組む姿勢が求められます。例えば数学では教科書レベルの問題をすべて解けることは前提条件で、さらに応用問題や思考力を問う問題にも対応できる力を養う必要があります。英語ではリスニングも含まれるため、日常的に英語に触れる機会を作り、総合的な英語力を高めていく学習が効果的です。

芝浦工業大学柏高校の制服や部活、活動行事

引用：芝浦工業大学柏高校 制服画像

芝浦工業大学柏高校では充実した部活動と年間を通じた多彩な学校行事を展開しており、生徒たちが学業以外でも成長できる環境が整っています。運動部と文化部を合わせて30以上のクラブが活動しており、どの部活も原則として週6日という活発な活動体制を採用しています。

部活動は季節に応じて活動時間を調整しながら、夏季は18時30分まで、冬季は17時30分までという時間枠で練習に励んでいます。

強豪部・実績（大会出場など）

運動部では14の部が活動しており、中でもラグビー部やサッカー部、野球部といった集団競技から、弓道部や剣道部といった武道系まで幅広い選択肢があります。男女別で活動するバスケットボール部や女子限定のダンス部など、性別に応じた部活編成も行われています。

水泳部では競泳と水球の両方に取り組める環境が用意されており、開閉式ソーラーハウスプールという恵まれた施設で練習できます。陸上競技部は全天候型人工芝グラウンドを使用し、天候に左右されない安定したトレーニングが可能です。

文化部は16の部活とサークルがあり、吹奏楽部や演劇部といった発表型の活動から、科学部やコンピューター部のような探究型まで多様な活動が展開されています。鉄道研究部や模型サークル、クイズ研究サークルなど趣味性の高い団体も充実しており、生徒の関心に応じた居場所が見つかります。

主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）

芝浦工業大学柏高校の年間行事は、学習成果を発揮する場と生徒同士の交流を深める場が バランスよく配置されています。増穂祭と呼ばれる文化祭では、各クラスや部活動が日頃の活動成果を披露し、創造性と個性を発揮する絶好の機会となっています。

球技大会では学年やクラスを超えたチーム編成で競技を行い、普段の授業では見られない仲間の新たな一面を発見できます。合唱祭は音楽を通じてクラスの団結力を高めるイベントとして位置づけられ、練習期間から本番まで生徒たちが協力して一つの作品を作り上げていきます。

芸術鑑賞会では本物の芸術に触れる機会を提供し、感性を磨く時間を設けています。百人一首大会は日本の伝統文化に親しむ行事として毎年開催され、競技かるたとしての技術向上だけでなく古典文学への理解も深まります。

語学研修では実践的な英語力を養成すると同時に、異文化理解を促進する貴重な体験の場となっており、グローバルな視野を広げる機会として多くの生徒が参加しています。

芝浦工業大学柏高校の学校生活の特徴

芝浦工業大学柏高校は千葉県柏市に位置し、創造性の開発と個性の発揮を建学の精神として掲げています。増尾城址公園に隣接する緑豊かな環境の中で、生徒一人ひとりの主体的な学びを支援する教育を実践しています。

2025年4月現在、男子622名と女子278名の計900名が在籍し、活気ある共学校として知られています。

土曜日も4時間の平常授業を実施しており、充実した学習時間を確保しています。語学研修や増穂祭、球技大会、合唱祭、芸術鑑賞会、百人一首大会など、多彩な学校行事を通じて生徒たちは幅広い経験を積むことができます。

施設面では全天候型人工芝グラウンドや開閉式ソーラーハウスプール、局所換気装置完備の化学実験室など、最新の教育設備を整えています。カフェテリアや自習室、スクールカウンセラーの配置により、学習面でも生活面でもサポート体制が充実しています。

芝浦工業大学柏高校の特色は？1980年創立の歴史

1980年に創立された芝浦工業大学柏高校は、40年以上にわたって千葉県東葛地域の進学校として発展してきました。東武野田線の増尾駅を最寄り駅とし、柏市増尾700番地の静かな住宅地に校舎を構えています。

カリキュラムの特徴として、2年次から文系と理系のコース選択が始まります。3年次にはさらに細分化され、私立文系、国公立文系、私立理系、国公立理系、農・薬・生物系という5つのコースに分かれることで、生徒の進路希望に応じたきめ細かな指導を実現しています。

クラブ活動も多様で、運動部ではラグビー部やバレーボール部、サッカー部など14の部があります。文化部では吹奏楽部や科学部、コンピューター部など16の部とサークルがあり、原則として週6日活動しながら週1日の休養日を設けるバランスの取れた運営を行っています。

全天候型人工芝グラウンドやシャワー付洋式トイレなど、施設の充実度も高く、快適な学習環境を提供しています。

芝浦工業大学柏高校の学費

2025年度の初年度納入金は、入学手続き時に入学金20万円、1年時終了までに授業料40万2,000円、施設費28万6,600円、その他諸経費11万2,620円の合計で100万1,220円となっています。

授業料は年間で40万円程度、施設費が約29万円と、私立高校としては標準的な水準です。その他の費用には諸会費や校外学習費、副教材費、学年経費が含まれています。

ただし、制服や運動着、研修旅行積立金、スクールバス代は別途必要となる点に注意が必要です。スクールバスを利用する場合は、この費用を別に見積もっておく必要があります。

千葉県の私立高校の場合、県の授業料軽減制度や国の就学支援金制度を利用できる可能性があり、世帯収入に応じて実質的な負担額が軽減されることがあります。具体的な金額については、各家庭の状況に応じて学校に相談することをお勧めします。

芝浦工業大学柏高校の進路実績

2025年3月の卒業生は、東京大学3名、東京工業大学7名、一橋大学2名など、難関国公立大学への合格実績を上げています。千葉大学9名、筑波大学9名と、地元の国公立大学への進学者も多く見られます。

私立大学では早稲田大学40名、慶應義塾大学14名、上智大学19名と、早慶上智へ合計73名が合格しています。東京理科大学には78名が合格し、理系に強い学校としての特色が表れています。

GMARCHでは明治大学49名、立教大学39名、法政大学39名など、合計181名の合格者を輩出しました。系列校である芝浦工業大学には87名が合格しており、理工系を志望する生徒にとって安定した進学先となっています。

過去3年間の推移を見ると、東京大学は2023年1名、2024年4名、2025年3名と安定した実績を維持しています。東京工業大学は2023年4名から2025年7名へと増加しており、最難関国公立大学への合格者数が伸びている傾向が読み取れます。

偏差値69から71という高い学力水準を持つ生徒たちが、多様なコース選択と手厚い指導のもとで、それぞれの目標とする大学への進学を実現しています。

芝浦工業大学柏高校の入試情報

芝浦工業大学柏高校の入試は、千葉県内でも高い競争倍率となる人気の入試です。受験を検討している中学生やその保護者の方に向けて、2026年度入試の募集要項から試験科目、出願方法まで詳しく解説していきます。

入試には第1回試験と第2回試験の2回のチャンスがあり、同時出願することで受験料の割引制度も用意されています。また、国際教育に力を入れている同校では帰国生徒の受け入れも行っており、帰国生徒の場合は一般生徒とは異なる選考方法が適用されます。

芝浦工業大学柏高校の入試情報まとめ

2026年度の募集人員は約120名で、帰国生徒若干名を含む募集となっています。出願期間は2025年12月17日から2026年1月10日までの約3週間です。インターネット出願が主流となっているため、期限間際の提出は避け、余裕を持った準備をおすすめします。

試験日程は第1回試験が2026年1月18日、第2回試験が1月19日に実施されます。両試験とも同じ日に合格発表が行われ、1月20日に結果を確認できます。入学手続きの締切は1月22日までとなっており、合格発表から手続き締切までの期間が短いため、事前に入学金などの準備をしておく必要があります。

入試科目は3科受験と5科受験の2つから選択可能です。3科受験は国語・数学・英語の3教科、5科受験は国語・数学・英語・理科・社会の5教科で実施されます。英語の試験にはリスニングテストが含まれているため、日頃からリスニング対策に取り組むことが求められます。

受験料は単願で25,000円、第1回と第2回を同時出願する場合は40,000円となります。2回受験する場合、別々に出願するよりも10,000円お得になる計算です。複数回の受験を考えている方は、同時出願を検討してみてください。

面接試験は全員が受けるわけではなく、第一志望者と帰国生徒のみ実施されます。第一志望であることを明確に伝えたい受験生は、面接で学校への志望動機や入学後の目標を具体的に述べられるよう準備しましょう。

芝浦工業大学柏高校のオープンキャンパスなどのイベント情報

現在、芝浦工業大学柏高校の2025年度および2026年度入試に向けたオープンキャンパスやイベント情報は公開されていません。例年、同校では学校説明会や文化祭の公開などを通じて、受験生が学校の雰囲気を体験できる機会を設けています。

学校説明会では入試に関する詳細な情報提供だけでなく、在校生による学校生活の紹介や施設見学ツアーなどが実施されることが一般的です。実際の授業の様子や部活動の見学ができる機会もあるため、受験を検討している方は学校ホームページで最新情報をこまめに確認することをおすすめします。

増穂祭と呼ばれる文化祭も、学校の雰囲気を知る絶好の機会となります。在校生が主体となって運営する文化祭では、各クラスや部活動の展示・発表を通じて、生徒たちの創造性や個性を直接感じ取ることができます。受験生向けの相談コーナーが設置されることもあるため、先輩たちの生の声を聞くチャンスとして活用してみてください。

イベント情報については、学校の公式ウェブサイトや電話での問い合わせで最新の日程を確認できます。参加には事前予約が必要な場合も多いため、早めの情報収集と申し込みが大切です。

芝浦工業大学柏高校はなぜ人気？まとめ

芝浦工業大学柏高校は、偏差値69〜71という最高難易度の私立高校として、千葉県内でも高い評価を得ています。1980年の創立以来、確かな教育実績を積み重ねてきた伝統校です。

東武野田線の増尾駅から徒歩圏内という通学に便利な立地にあり、充実した部活動と活発な学校行事も魅力の一つとなっています。強豪部による大会出場実績や、文化祭・体育祭・修学旅行などの行事を通じて、生徒たちは勉強だけでなく多彩な経験を積むことができます。

進路実績も優れており、芝浦工業大学への推薦はもちろん、難関大学への進学実績も豊富です。学費や入試情報、オープンキャンパスなどのイベント情報は学校の公式サイトで確認できます。

お子様の高校選びを検討されている保護者の方、芝浦工業大学柏高校への進学を目指している中学生の方は、ぜひオープンキャンパスに参加して、実際の学校の雰囲気を体験してみてください。