福岡大学附属大濠高校への進学を検討しているけれど、実際の偏差値や評判、受験の難易度はどれくらいなのか、具体的な情報を知りたいと思っていませんか。

毎年、東京大学や京都大学をはじめ、九州大学に48名もの合格者を輩出する福岡大学附属大濠高校は、偏差値62から70という福岡県内でもトップクラスの進学校です。六本松駅から徒歩圏内の好立地に位置し、1951年創立の伝統ある教育環境で学べることから、多くの受験生が憧れる人気校となっています。

福岡大学附属大濠高校はなぜ人気？基本データを解説

引用：福岡大学附属大濠高校 校舎画像

福岡大学附属大濠高校は1951年に創立された伝統ある私立高校で、福岡市中央部に位置しています。偏差値62から70という高い学力水準を誇り、毎年多くの受験生が志望校として選ぶ理由には、充実した教育環境と優れた進学実績があります。

本校の魅力は単なる進学校という枠を超えて、道徳教育を教育活動の根幹に据えた人間性の育成にあります。校訓である「明朗闊達」「自重敬他」「研学錬体」「進取創業」は、学業だけでなく人格形成を重視する教育方針を示しています。

また、2010年に完成した7階建ての校舎には冷房完備の普通教室をはじめ、コンピュータ室、トレーニングルーム、自習室など学習環境が整っています。生徒1人1台のタブレット配布によりICT教育も推進され、オンライン学習環境も完備されています。

私立福岡大学附属大濠高校の基本情報

福岡大学附属大濠高校は福岡県福岡市中央区六本松1-12-1に所在する男女共学の私立高校です。普通科の中にスーパー進学コースと進学コースの2つのコースを設置し、生徒の進路目標に応じた教育を提供しています。

スーパー進学コースは難関国公立大学への現役合格を目指すコースとして設定されており、より高度な学習内容と指導体制が用意されています。一方、進学コースは国公立大学や難関私立大学への現役合格を目標とし、その中でも特に成績優秀者を集めた特別クラスを2クラス編成しています。

土曜日授業は第1・3・5土曜日に「総合的な学習」の時間を設定し、文化講演や救急救命講習、大学見学などを実施しています。第2・4土曜日は休日となっており、メリハリのある学習スケジュールを組んでいます。

福岡大学附属大濠高校の最寄り駅は六本松駅！周辺環境は？

福岡大学附属大濠高校の最寄り駅は六本松駅で、福岡市のほぼ中央に位置するため交通アクセスは抜群です。緑豊かな大濠公園のすぐそばという恵まれた立地環境にあり、都市部にありながら自然を身近に感じられる場所にあります。

学校周辺には福岡城（別称：舞鶴城）が隣接しており、歴史を感じられる環境が広がっています。さらにNHK福岡放送センター、アメリカ領事館、平和台陸上競技場、福岡武道館、福岡市美術館といった文化施設や公共施設が集まっているエリアです。

このような立地条件により、学校行事での芸術鑑賞や文化講演会などの際には周辺施設を活用できる利点があります。福岡管区気象台も近くにあり、理科教育における学習資源としても活用可能な環境です。通学の利便性と教育環境の両面で優れた場所に位置しています。

福岡大学附属大濠高校の部活動の種類

福岡大学附属大濠高校は運動部と文化部を合わせて多彩なクラブ活動を展開しています。運動部は19団体、文化部は24団体が活動しており、生徒の多様な興味関心に応える体制を整えています。

運動部には硬式野球部、駅伝部、バスケットボール部といった定番の競技から、柔道部、剣道部、弓道部などの武道系、さらには山岳部や空手道同好会、合気道同好会まで幅広い選択肢があります。校訓の「研学錬体」を実践する場として、学業と両立しながら心身を鍛えることができます。

文化部では吹奏楽部や演劇部といった表現系の部活から、化学部、生物部、天文部、物理部などの理科系クラブまで充実しています。かるた競技部や歴史文化部、インターアクト同好会など特色あるクラブも設置されており、それぞれの生徒が自分の個性や才能を伸ばせる環境が用意されています。

福岡大学附属大濠高校の偏差値は？受験は最高難易度

福岡大学附属大濠高校は福岡県内でもトップクラスの進学校として知られており、九州大学をはじめとする難関国公立大学への進学実績が豊富です。受験を検討している中学生にとって、偏差値や学力レベルの把握は志望校選びの指標となります。

同校は普通科にスーパー進学コースと進学コースの2つのコースを設置しており、それぞれで求められる学力水準が異なります。福岡市中央区六本松に位置し、地下鉄六本松駅からのアクセスも良好な立地環境です。

福岡大学附属大濠高校の偏差値は62 – 70！

福岡大学附属大濠高校の偏差値は62から70の範囲に位置しています。この数値は福岡県内の私立高校の中でも上位に位置し、県内全体で見ても高い水準です。

偏差値70に達するスーパー進学コースでは、東京大学や京都大学といった最難関国公立大学を目指す生徒が集まります。一方、偏差値62からの進学コースでも九州大学や福岡教育大学などの国公立大学合格を視野に入れたカリキュラムが組まれており、決して易しいレベルではありません。

受験倍率も高く、前期入試では380名の募集に対して多くの志願者が集まります。専願入試は50名、後期入試は30名と募集人員が限られているため、早めの対策が求められます。

福岡大学附属大濠高校の学力レベルの目安は最高難易度

福岡大学附属大濠高校の学力レベルは福岡県内で最高難易度に分類されます。具体的には、中学校での定期テストで常に上位10パーセント以内に入る成績を維持していることが合格の目安となります。

特にスーパー進学コースを志望する場合、5教科すべてで高得点を取る必要があります。前期入試では国語・数学・社会・理科・英語の5教科に加えてリスニングテストが実施されるため、バランスの取れた学力が不可欠です。

合格実績を見ると、2025年度は東京大学1名、京都大学2名、九州大学48名という結果を残しています。また、早稲田大学17名、慶應義塾大学15名など、首都圏の難関私立大学への合格者も多数輩出しています。このような進学実績を支えるのは、入学時点での高い学力水準と入学後の充実した学習環境です。

受験料は前期・専願入試が20,000円、後期入試が10,000円に設定されています。インターネット申込は2025年12月1日午前9時から開始されますので、余裕を持った準備が必要です。

福岡大学附属大濠高校の制服や部活、活動行事

引用：福岡大学附属大濠高校 制服画像

福岡大学附属大濠高校では、学業だけでなく部活動や学校行事を通じて生徒の人間性を育む教育を実践しています。制服は男女ともに定められており、校風に合った品格のあるスタイルで統一されています。運動部は硬式野球部や駅伝部、バスケットボール部など18団体、文化部は吹奏楽部や化学部、かるた競技部など24団体が活動しており、それぞれの部活動で生徒たちが熱心に取り組んでいます。

部活動は毎日の練習を通じて技術向上だけでなく、仲間との協調性や目標に向かって努力する姿勢を養う場となっています。また、学校行事も年間を通じて豊富に設定されており、生徒たちの学校生活を充実させる役割を果たしています。

強豪部・実績（大会出場など）

福岡大学附属大濠高校には全国レベルで活躍する部活動が複数あります。バスケットボール部は特に全国的な知名度を誇り、全国大会への出場経験を持つ強豪チームとして知られています。駅伝部も県内外の大会で優秀な成績を残しており、チーム一丸となって記録更新に挑戦しています。

柔道部や剣道部といった武道系の部活動も盛んで、個人戦や団体戦で県大会上位に入賞する選手を多数輩出しています。文化部では吹奏楽部が定期演奏会を8月に開催し、地域の方々にも演奏を披露する機会を設けています。

運動部だけでなく文化部でも、かるた競技部や弁論部が全国大会出場を果たすなど、幅広い分野で生徒たちが実力を発揮しています。応援指導部は体育祭や野球部の試合などで学校全体を盛り上げる中心的な存在として活躍しており、学校の一体感を醸成しています。

主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）

福岡大学附属大濠高校では年間を通じてさまざまな行事が計画されており、生徒たちの思い出作りと成長の機会になっています。6月に開催される体育祭は学年やクラスの枠を超えて競い合う一大イベントで、応援合戦や各種競技で盛り上がります。大濠公園に隣接する恵まれた立地を活かし、充実した体育施設で実施されます。

9月には文化祭が開催され、各クラスや部活動が展示や発表を行います。演劇部や吹奏楽部のステージ発表、美術部や書道部の作品展示、化学部や生物部による実験展示など、日頃の活動成果を披露する場となっています。校内弁論大会も9月に実施され、生徒たちが自分の意見を堂々と発表する姿が見られます。

11月には修学旅行が実施されます。4月には学年別の遠足があり、クラスメイトとの親睦を深める機会になっています。10月の芸術鑑賞では本物の芸術に触れることで感性を磨き、12月の予餞会では卒業を控えた3年生を在校生が送り出します。3月にはクラスマッチや武道大会が開催され、剣道と柔道で学年対抗戦が行われ、1年間の締めくくりにふさわしい熱戦が繰り広げられます。

福岡大学附属大濠高校の学校生活の特徴

福岡大学附属大濠高校では、道徳教育を根幹とした教育活動が展開されています。明朗闊達、自重敬他、研学錬体、進取創業という4つの校訓のもと、単に学力を伸ばすだけでなく、豊かな人間性を育むことに力を注いでいます。2010年に完成した7階建ての校舎は、4階から6階が高校の教室となっており、最新の設備が整っています。

土曜日授業は第1・3・5土曜日に実施され、総合的な学習の時間として文化講演や救急救命講習、大学見学などが行われます。第2・4土曜日は休日となるため、部活動や自主学習の時間として活用できます。

生徒には1人1台タブレットが配布され、授業での活用が進められています。オンライン学習の環境も整備されており、休校時にも学びを継続できる体制が構築されています。大濠公園や福岡城に隣接した立地は、福岡市のほぼ中央にあり、六本松駅から通いやすい環境です。NHK福岡放送センターや福岡市美術館など文化施設にも囲まれており、教育活動に豊かな環境を提供しています。

福岡大学附属大濠高校の特色は？1951年創立の歴史

福岡大学附属大濠高校は1951年に創立され、70年以上の歴史を持つ伝統校です。創立以来一貫して道徳教育を教育活動の中心に据え、国家・社会の形成者としての自覚を持つ人材育成を目指してきました。

日本人としての自覚と誇りを持たせること、道徳教育を通じて人間性を高めること、広く自主活動を促し能力を啓発することという3つの教育方針が掲げられています。これらの方針は、単なる知識の習得にとどまらず、責任感に富む自主的精神を持った大濠生の育成につながっています。

学校で行われる全ての活動を通して、生徒たちの豊かな人間性を育むアプローチが特徴的です。例えば、年間を通じて実施される文化講演会や芸術鑑賞、校内弁論大会などは、学びの意義を究める場となっています。男子生徒向けには学生寮も用意されており、遠方からの生徒も安心して通学できる環境が整えられています。

福岡大学附属大濠高校の学費

福岡大学附属大濠高校の受験料は、専願入試と前期入試が20,000円、後期入試は10,000円に設定されています。初年度納入金の詳細については、学校へ直接問い合わせることで正確な情報を得られます。

入学手続きでは、入学申込金と特別教育充実費の2段階に分けて納入する仕組みになっています。専願入試の合格者は2026年2月6日15時までに入学手続きを完了させる必要があります。前期入試と後期入試の合格者は、まず入学申込金を指定日までに納入し、その後特別教育充実費を3月19日15時までに納入する流れです。

この分割納入方式により、他校との併願を検討している受験生にとっても、資金計画を立てやすくなっています。私立高校の学費に関する情報は年度によって変更される可能性があるため、最新の募集要項を必ず確認することをお勧めします。

福岡大学附属大濠高校の進路実績

福岡大学附属大濠高校の2025年度卒業生は、東京大学1名、京都大学2名、九州大学48名という難関国公立大学への合格実績を残しています。大阪大学6名、北海道大学3名、東北大学3名など、全国の主要国公立大学への合格者を輩出しています。

私立大学では、福岡大学330名、西南学院大学124名と地元の有力大学への進学者が多数を占めています。関西圏では、立命館大学108名、同志社大学45名、関西学院大学30名、関西大学17名と関関同立への合格実績が目立ちます。

首都圏の難関私立大学では、早稲田大学17名、慶應義塾大学15名、東京理科大学29名、明治大学31名、青山学院大学17名と、MARCHや早慶上理への合格者も安定して輩出しています。防衛大学校9名、防衛医科大学校2名など、特別な進路を選択する生徒もいます。産業医科大学7名の実績は、医学部志望者にとっても魅力的な数字といえるでしょう。スーパー進学コースと進学コース、それぞれの特別クラスでの手厚い指導が、これらの進学実績を支えています。

福岡大学附属大濠高校の入試情報

福岡大学附属大濠高校は、1951年創立の私立高校で、福岡市中央区六本松に位置しています。地下鉄七隈線の六本松駅が最寄り駅となり、大濠公園に隣接した緑豊かな環境が特徴です。偏差値は62から70の範囲で、スーパー進学コースと進学コースの2つの学科を設置しており、それぞれが難関国公立大学や有名私立大学への現役合格を目指すカリキュラムを提供しています。

2026年度の入試では、専願入試、前期入試、後期入試の3つの試験区分を実施します。入試に関する情報は、出願から合格発表、入学手続きまで複数の段階に分かれていますので、受験を検討している方は早めに詳細を確認することをお勧めします。

福岡大学附属大濠高校の入試情報まとめ

2026年度の募集人員は、専願入試が50名、前期入試が380名、後期入試が30名となっています。前期入試の募集人数が最も多く、受験者にとって主要な入試機会といえます。

専願入試の試験科目は国語・数学・英語の3教科に加えて、5名程度の集団面接が実施されます。英語ではリスニングテストも含まれており、筆記試験の合計点と面接、中学校の調査書を総合的に評価して選考が行われます。試験日は2026年1月27日で、合格発表は1月30日午前9時です。

前期入試では国語・数学・社会・理科・英語の5教科が課されます。こちらも英語にはリスニングテストが含まれ、筆記試験の合計点と調査書により総合的に選考します。試験日は2月12日、合格発表は2月17日午前9時となります。

後期入試は専願入試と同様に国語・数学・英語の3教科で実施されます。試験日は2月21日、合格発表は2月25日午前9時です。受験料は専願入試と前期入試が20,000円、後期入試は10,000円に設定されています。

出願はすべてインターネット申込と調査書の郵送を組み合わせた方式です。専願入試のインターネット申込は2025年12月1日午前9時から2026年1月23日午後3時まで、調査書の提出期間は1月21日から23日必着となります。前期入試は12月1日午前9時から2月6日午後3時までがインターネット申込期間、調査書提出は2月4日から6日必着です。後期入試は12月1日午前9時から2月19日午後3時がインターネット申込期間、調査書提出は2月17日から19日必着となります。

入学手続きの締切日は試験区分によって異なります。専願入試は2月6日午後3時が締切です。前期入試と後期入試は、入学申込金と特別教育充実費の納入が2段階に分かれており、前期入試は入学申込金が2月19日午後3時、特別教育充実費が3月19日午後3時の締切です。後期入試は入学申込金が3月4日午後3時、特別教育充実費が3月19日午後3時となります。

福岡大学附属大濠高校のオープンキャンパスなどのイベント情報

福岡大学附属大濠高校のオープンキャンパスやイベント情報については、現在調査中となっています。多くの私立高校では夏季から秋季にかけて学校説明会やオープンスクールを実施する傾向がありますが、具体的な日程や内容については学校の公式ウェブサイトや募集要項で最新情報をご確認ください。

受験を検討している中学生や保護者の方は、入試説明会や個別相談会などの機会を活用して、実際に校舎を見学したり、教育方針について直接質問したりすることができます。学校行事として4月に入学式やオリエンテーション、6月に体育祭、9月に文化祭が開催されていますので、在校生の様子を知る機会として文化祭などの一般公開日に訪問してみるのも一つの方法です。

イベント情報を入手したい場合は、学校の公式サイトをこまめにチェックするか、直接学校に電話で問い合わせることをお勧めします。

福岡大学附属大濠高校はなぜ人気？まとめ

福岡大学附属大濠高校は、偏差値62から70という県内トップクラスの学力水準を誇る私立高校です。1951年の創立以来、長い歴史と伝統を持ち、充実した教育環境が整っています。

六本松駅から徒歩圏内という交通アクセスの良さに加えて、周辺は文教地区として落ち着いた環境が魅力です。学業面では最高難易度のレベルを誇り、優れた進路実績を残しています。

また部活動も盛んで、強豪部が多数存在し全国大会出場の実績もあります。文化祭や体育祭、修学旅行などの学校行事も充実しており、勉学と部活動の両立を目指せる環境です。

学費や入試情報、オープンキャンパスなどのイベント情報は事前にしっかり確認しておくことが大切です。福岡大学附属大濠高校への進学を検討されている方は、ぜひ学校見学やオープンキャンパスに参加して、実際の雰囲気を体験してみてください。