徳山工業高等専門学校はなぜ人気？偏差値の国立校の評判をリサーチ！

「高専って普通の高校と何が違うの？」「うちの子に合っているのかな？」と悩んでいませんか。

山口県周南市にある徳山工業高等専門学校は、偏差値62-64の国立高専として、毎年多くの受験生が志望する人気校です。東京大学や大阪大学への編入実績を誇り、技術者としてのキャリアを早期から築ける環境が整っています。

本記事では、徳山高専の基本情報から偏差値・学力レベル、そして気になる学費や進路実績まで、受験を考える保護者と生徒が知りたい情報を網羅的に解説します。

櫛ケ浜駅からのアクセスや部活動の種類、入試スケジュールといった具体的な情報も詳しくご紹介しますので、この記事を読めば徳山高専への理解が深まり、お子さんの進路選択に自信を持って臨めるようになります。

徳山工業高等専門学校はなぜ人気？基本データを解説

引用：徳山工業高等専門学校 校舎画像

徳山工業高等専門学校は1974年に創立された国立の高等専門学校で、山口県周南市に位置しています。偏差値は62から64程度とされており、高い学力水準を保っています。

技術者である前に人間であれという教育理念のもと、豊かな人間性と創造性を持った実践的技術者の育成に力を注いでいます。国立高専のため学費は年間授業料234,600円と私立に比べて経済的な負担が少なく、5年間の一貫教育で専門知識を深く学べる点が多くの受験生から支持される理由となっています。

卒業後は専攻科への進学のほか、東京大学や大阪大学など難関国立大学への編入学実績も豊富にあります。

国立徳山工業高等専門学校の基本情報

徳山工業高等専門学校は山口県周南市大字樋口3538番地にキャンパスを構える国立の共学校です。入学金は84,600円、年間授業料は234,600円と定められており、これは令和5年度の標準額となります。

入試は推薦による選抜と学力検査による選抜、帰国生徒特別選抜の3つの区分があります。推薦選抜はWEB出願期間が令和7年12月1日から令和8年1月8日まで、試験日は令和8年1月17日に実施されます。

学力検査による選抜はWEB出願期間が令和7年12月1日から令和8年1月16日まで、試験日は令和8年2月8日となっており、いずれの選抜方法でも合格発表は令和8年3月3日に行われます。

徳山工業高等専門学校の最寄り駅は櫛ケ浜駅！周辺環境は？

徳山工業高等専門学校への最寄り駅は櫛ケ浜駅で、JR徳山駅からバスを利用してアクセスできます。山口県周南市は瀬戸内海に近く、工業地帯の周辺に位置しているため、学んだ技術を身近に感じられる環境が整っています。

キャンパス周辺には住宅地が広がっており、商業施設も点在しているため、学生生活に必要な買い物や日常生活には困りません。自然環境と都市機能が調和した立地のため、落ち着いて勉学に集中できる一方で、生活利便性も確保されています。

工業地帯が近いことで、実習や見学などの教育活動にも恵まれた環境といえるでしょう。

徳山工業高等専門学校の部活動の種類

徳山工業高等専門学校では体育系と文化系合わせて多彩な部活動が活動しています。体育系では陸上競技部、硬式野球部、サッカー部、男子・女子バスケットボール部、バレーボール部など15の部と女子ハンドボール同好会があります。

バドミントン部、テニス部、ソフトテニス部といったラケット競技や、剣道部、アーチェリー部といった個人技を磨く競技まで幅広く選択できます。文化系では総合文化部が美術、写真、文芸、園芸、映像、科学の6つの分野に分かれており、音楽部、吹奏楽部、茶道部などもあります。

工業高専ならではの特色として、メカトロシステム部、ニューメディア部、デザイン研究部、アマチュア無線部など、技術や工学に関連した部活動が充実している点が魅力です。

徳山工業高等専門学校の偏差値は？受験は標準〜中堅

徳山工業高等専門学校は山口県周南市にある国立の工業高等専門学校で、1974年に創立されました。受験を検討している中学生にとって気になる偏差値や学力レベルについて、具体的なデータを踏まえながら詳しく解説します。

高専は通常の高校とは異なり5年一貫教育を行う学校ですが、入試難易度を把握することで自分に合った進学先かどうか判断できます。

徳山工業高等専門学校の偏差値は！

徳山工業高等専門学校の偏差値は62から64の範囲に位置しています。この数値は山口県内の高校と比較すると上位に入る水準であり、普通科高校では進学校に分類される学校と同等の学力が求められます。

たとえば県内の公立進学校である山口県立徳山高等学校の理数科などと近い難易度となっており、基礎学力をしっかり身につけた上で入試に臨む必要があります。

国立高専は全国に51校ありますが、徳山高専の偏差値は全国の高専の中では中堅レベルに該当します。最難関の東京高専や明石高専などと比べると入りやすい一方で、工業系の専門知識を学ぶ意欲がある生徒を求めています。

徳山工業高等専門学校の学力レベルの目安は標準〜中堅

標準から中堅という学力レベルは、具体的には中学校の定期テストで5教科合計が400点前後を安定して取れる生徒が目安となります。特に数学と理科で高得点を維持できることが合格への近道です。

推薦による選抜では令和8年1月17日に試験が実施され、学力検査による選抜では2月8日に実施されます。推薦選抜では内申点や面接も重視されるため、日頃の学習態度や学校生活も評価の対象になります。

学力検査による選抜では数学、英語、国語、理科、社会の5教科が課されますが、特に数学の配点が高く設定されている傾向があります。過去問演習を通じて高専特有の出題傾向に慣れておくことで、本番でも実力を発揮できるでしょう。

中学3年生の夏休みまでに基礎を固め、秋以降は応用問題や過去問に取り組む学習計画が効果的です。塾や通信教育を活用して計画的に準備を進めましょう。

徳山工業高等専門学校の制服や部活、活動行事

引用：徳山工業高等専門学校 制服画像

徳山工業高等専門学校では、充実した学校生活を送ることができる環境が整えられています。部活動は体育系と文化系を合わせて20以上のクラブが活動しており、全国大会出場を目指す競技部から、専門技術を深めるための研究系の部活まで幅広い選択肢があります。

体育系では、アーチェリー部やハンドボール部など高専ならではの部活が特徴的です。陸上競技部、バスケットボール部、バレーボール部といった定番の競技から、ダンス部や女子ハンドボール同好会など多彩なクラブが揃っています。

文化系では総合文化部が美術、写真、文芸、園芸、映像、科学の6つの分野に分かれており、自分の興味に合わせた活動ができます。メカトロシステム部やニューメディア部、アマチュア無線部など、工業高専ならではの技術系クラブも充実しており、授業で学んだ知識を実践的に深められる環境が整っています。

強豪部・実績（大会出場など）

徳山工業高等専門学校の部活動は、地域大会から全国規模の大会まで幅広い舞台で活躍しています。高専体育大会は全国の高専が参加する独自の大会であり、徳山高専の学生たちは毎年この大会に向けて練習に励んでいます。

アーチェリー部は設備が整った専用の練習場を持ち、中国地区の大会で上位入賞を果たす実績を残してきました。集中力と技術が求められる競技特性から、工学を学ぶ学生にとって理論と実践を結びつける良い機会となっています。

ハンドボール部は男女ともに活動しており、県大会への出場経験があります。女子ハンドボール同好会も設立されており、競技人口の拡大に貢献しています。硬式野球部は夏の選手権大会に向けて日々練習を重ね、山口県内の高専や工業高校と対戦する機会が多くあります。

文化系では、メカトロシステム部がロボットコンテストに参加し、プログラミングと機械工学の知識を融合させた作品制作に取り組んでいます。吹奏楽部は地域のイベントでの演奏活動を積極的に行い、周南市内の文化行事に貢献しています。

主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）

徳山工業高等専門学校の年間行事は、学年を超えた交流と学生の自主性を育む場として機能しています。5年制という長い在学期間を活かし、低学年から高学年まで協力して行事を運営する文化が根付いています。

文化祭では、各学科の特色を活かした展示や発表が行われます。機械電気工学科や情報電子工学科の学生は、授業や研究で制作したロボットやプログラムを披露し、来場者に技術の面白さを伝える機会となっています。土木建築工学科は模型や設計図の展示を通じて、専門分野の魅力をアピールします。クラスごとの模擬店や部活動のステージ発表も盛り上がりを見せます。

体育祭は学級対抗形式で実施され、リレーや綱引き、バレーボールなどの競技に熱が入ります。5年間を通じて参加するため、低学年の頃は先輩の活躍を見て刺激を受け、高学年になるとチームをまとめる立場として成長していく過程を経験できます。

低学年のうちは学校行事や課外活動を通じてクラスメイトとの親睦を深め、高学年になると専攻科進学や大学編入学に向けた準備期間となります。4年生や5年生は工場見学や企業研修に参加する機会もあり、将来のキャリアを考える契機となっています。

徳山工業高等専門学校の学校生活の特徴

徳山工業高等専門学校では、15歳から専門的な工学教育を受けながら、充実した学校生活を送ることができます。国立高専として安定した教育環境が整っており、体育系と文化系の部活動も豊富に用意されています。

体育系では陸上競技部や硬式野球部、サッカー部といった定番の運動部から、アーチェリー部やハンドボール部など多彩な選択肢があります。文化系ではメカトロシステム部やニューメディア部など、工業高専ならではの技術系クラブ活動が特徴的です。

総合文化部には美術や写真、映像といった複数の分野があり、自分の興味に合わせた活動を選べます。伝統文化に触れたい学生には茶道部もあり、技術者としての専門性だけでなく、幅広い教養を身につけられる環境が整っています。

徳山工業高等専門学校の特色は？1974年創立の歴史

徳山工業高等専門学校は1974年に創立された国立高等専門学校で、山口県周南市に位置しています。創立から約50年の歴史を持ち、瀬戸内海に近い工業地帯という立地を活かした実践的な技術教育を展開してきました。

教育理念として「技術者である前に人間であれ」を掲げており、単なる技術習得だけでなく豊かな人間性の育成を目指しています。この理念のもと、国際社会で活躍できる実践的技術者の養成に取り組んでいます。

周南市という立地は自然環境と都市機能が調和しており、学習に集中できる環境です。最寄り駅は櫛ケ浜駅で、JR徳山駅からバスでもアクセス可能となっています。周辺には住宅地や商業施設があり、学生生活を送る上で便利な環境が整っています。

徳山工業高等専門学校の学費

国立高専である徳山工業高等専門学校の学費は、入学金84,600円、年間授業料234,600円です（令和5年度標準額）。一般的な私立高校と比較すると経済的負担が軽く、5年間の専門教育を受けられることが大きなメリットといえます。

授業料以外に教科書代や実習費等が別途必要となりますが、工学分野の専門教育を受けられることを考えると費用対効果は高いでしょう。国立の教育機関として、家庭の経済状況に配慮した学費設定となっています。

5年間で専門的な技術を習得し、さらに専攻科へ進学すれば大学卒業と同等の学位も取得できます。長期的な教育投資として考えた場合、トータルコストを抑えながら高度な専門性を身につけられる選択肢です。

徳山工業高等専門学校の進路実績

令和6年度の進学実績を見ると、30名の卒業生が大学編入学や専攻科進学を果たしています。特に豊橋技術科学大学へ4名、長岡技術科学大学へ2名が編入しており、技術科学大学との連携が強いことがわかります。

東京大学や東京科学大学（旧東京工業大学）、大阪大学といった難関国立大学への編入実績もあり、高専からのステップアップが可能です。筑波大学には2名、千葉大学や広島大学、山口大学など地方国立大学への進学者も複数います。

自校の専攻科へは13名が進学しており、より専門性を深める道を選ぶ学生も多くいます。私立大学では金沢工業大学や立命館大学への編入例があり、多様な進路選択が実現されています。機械電気工学科、情報電子工学科、土木建築工学科それぞれから編入実績があり、学科を問わず幅広い進路が開かれています。

徳山工業高等専門学校の入試情報

徳山工業高等専門学校では複数の選抜方法を設けており、受験生の状況に応じた出願が可能になっています。国立高専として充実した教育環境を提供しながら、年間授業料234,600円という経済的な負担の少なさも魅力です。

入学を検討している方は、各選抜区分の日程や特徴をしっかり把握して、自分に合った受験方法を選択しましょう。

徳山工業高等専門学校の入試情報まとめ

徳山工業高等専門学校では推薦による選抜、学力検査による選抜、帰国生徒特別選抜の3つの入試区分を設けています。

推薦による選抜はWEB出願期間が令和7年12月1日から令和8年1月8日まで、試験日は令和8年1月17日です。合格内定通知は1月22日に届き、正式な合格発表は3月3日になります。

学力検査による選抜では出願期間が令和8年1月16日まで延びており、試験日は2月8日に設定されています。こちらも合格発表は3月3日です。

帰国生徒特別選抜を希望する場合は、出願資格照会期限が令和7年12月12日となっていますので注意が必要です。試験日は学力検査と同じ2月8日に実施されます。

入学金は84,600円、年間授業料は234,600円で、これに教科書代や実習費等が加わります。

徳山工業高等専門学校のオープンキャンパスなどのイベント情報

徳山工業高等専門学校のオープンキャンパスやイベント情報については、学校の公式ウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。

一般的に高専では夏休み期間中に学校見学会や体験授業を実施するケースが多く、実際の実習設備を見学したり在校生と交流したりする機会が設けられています。

入試説明会では各選抜方法の詳細や出願書類の書き方、面接のポイントなどについて具体的な説明を受けられます。学校の雰囲気や教育内容を直接確認できる貴重な機会ですので、受験を検討している方は積極的に参加してみましょう。

問い合わせは学校へ直接連絡することで、見学の日程調整や個別相談にも応じてもらえる場合があります。

徳山工業高等専門学校はなぜ人気？まとめ

徳山工業高等専門学校は、1974年創立の歴史ある国立高等専門学校として、多くの受験生から注目を集めています。偏差値は標準から中堅レベルで、工学系の専門知識を早期から学べる環境が整っています。

櫛ケ浜駅を最寄り駅とする立地環境は通学にも便利で、充実した部活動や文化祭、体育祭などの学校行事を通じて、学生生活を豊かに過ごすことができます。強豪部の実績も多く、学業と課外活動の両立が可能な点も魅力です。

学費面では国立校ならではの経済的な負担軽減が期待でき、進路実績も優れています。卒業後は大学編入や就職など、多様な選択肢が用意されているため、将来のキャリア形成にも有利です。

入試情報やオープンキャンパスなどのイベント情報は、学校ホームページで随時更新されています。徳山工業高等専門学校への進学を検討されている方は、ぜひ一度オープンキャンパスに参加して、実際の学校の雰囲気を体感してみることをおすすめします。