土佐高校はなぜ人気?偏差値68の私立校の評判をリサーチ!
高知県で進学校を探しているご家庭にとって、土佐高校は気になる選択肢の一つではないでしょうか。偏差値68、東大・京大をはじめとする難関大学への合格実績を持つこの私立校は、なぜ多くの受験生から支持を集めているのでしょうか。
「学力だけでなく部活動も充実した学校生活を送りたい」「進学実績は気になるけれど、学費や通学のしやすさも知りたい」そんな悩みをお持ちの保護者の方も多いはずです。
この記事では、土佐高校の偏差値や入試情報、部活動の実績、さらに1920年創立という長い歴史に裏打ちされた教育方針まで、受験を検討する際に必要な情報を網羅的にお届けします。記事を読み終える頃には、土佐高校があなたのお子様に合う学校かどうか、具体的に判断できるようになるでしょう。
| 創立年 | 1920年 | 偏差値 | 68 |
|---|---|---|---|
| 共学・別学 | 共学 | 公立・私立 | 私立 |
土佐高校はなぜ人気?基本データを解説

引用:土佐高校 校舎画像
土佐高校は高知県高知市に位置する私立の中高一貫校として、県内外から注目を集めています。1920年の創立以来、100年を超える歴史を持ち、報恩感謝の理念のもと社会に貢献する人材を育成してきました。偏差値68という高い学力レベルを誇りながら、部活動や学校行事でも全国レベルの成果を出している点が特徴です。
能力別や進路別のクラス編成を行わず、科目選択制を採用することで、生徒一人ひとりが自分の希望進路に向けて柔軟に学べる環境を整えています。さまざまな進路を目指す仲間と共に学校生活を送ることで、学力だけでなく豊かな人間性も育まれます。
私立土佐高校の基本情報
土佐高校は高知県高知市塩屋崎町1-1-10に所在する私立の共学校です。2025年7月時点で男子526名、女子357名が在籍しており、男女がバランスよく学んでいます。創立は1920年で、県内でも伝統ある進学校として知られています。
毎週土曜日には4時間の通常授業を実施しており、充実した学習時間を確保しています。免震構造を備えた新校舎では、プールや学食、自習室、コンピュータ室など多彩な施設が整備されており、明るく快適な環境で学校生活を送れます。普通教室には冷房も完備され、夏場でも集中して学習に取り組めます。
土佐高校の最寄り駅は梅の辻駅!周辺環境は?
土佐高校の最寄り駅は梅の辻駅で、通学アクセスは良好です。学校は緑豊かな筆山の麓に位置し、閑静な住宅地に囲まれています。都市部にありながら自然を感じられる立地で、落ち着いた雰囲気の中で学習に専念できる環境が整っています。
周辺は治安が良く、通学路も安心して歩ける地域です。住宅地の中にあるため騒音も少なく、授業や自習に集中しやすい環境といえます。学生寮も完備されているため、遠方から通学する生徒も安心して学校生活を送れる体制が整っています。
土佐高校の部活動の種類
土佐高校には運動部と文化部を合わせて多彩なクラブ活動が設置されています。運動部では野球部、サッカー部、バスケットボール部といった球技から、空手道部、弓道部、剣道部などの武道系、さらに自転車部、水泳部、陸上競技部など個人競技まで幅広く活動しています。
文化部も充実しており、吹奏楽部、音楽部、軽音部といった音楽系、美術部、書道部、写真部などの芸術系、英語研究部、総合科学部といった学術系まで多様です。茶道部、華道部、俳句同好会など日本文化を学べる部活動も用意されています。
特筆すべきは過去3年間に全国大会へ出場した実績を持つクラブが多数存在することです。空手道部、弓道部、自転車部、水泳部、ソフトテニス部、テニス部、登山部、バドミントン部、ハンドボール部、陸上競技部などの運動部に加え、映画部、英語研究部、音楽部、棋道部、写真部、書道部、吹奏楽部、文芸部、軽音部、美術部、放送部、総合科学部、かるた部といった文化部も全国レベルで活躍しています。
活動時間は季節によって異なり、夏時間は平日16時から男子18時30分、女子18時まで、冬時間は平日16時から男子18時、女子17時まで設定されています。土曜日や日曜・祝日も活動があり、本格的に技術を磨ける環境です。
土佐高校の偏差値は?受験は難関
土佐高校は高知県内でトップクラスの学力を誇る私立高校として知られています。1920年に創立された歴史ある学校で、報恩感謝の理念のもと社会に貢献する人材を育成してきました。
偏差値68という数値は県内の私立高校の中でも最高水準にあり、受験生には相応の学力が求められます。梅の辻駅から通学可能な高知市塩屋崎町に位置し、免震構造を備えた新校舎で快適な学習環境が整っています。
土佐高校の偏差値は68!
土佐高校の偏差値は68となっており、高知県内の高校の中でも最難関レベルに位置づけられます。この数値は全国的に見ても上位校に分類され、入学するには継続的な学習努力が欠かせません。
2026年度の入試では約50名の募集人員に対してS方式とH方式の2つの試験区分が設けられています。試験科目は国語、数学、英語、社会、理科の5教科各100点満点で、英語にはリスニングも含まれます。
さらに筆記試験に加えて面接も実施されるため、学力だけでなく人物面も総合的に評価されます。受験料は10,000円で、2026年1月22日と23日の2日間にわたって試験が行われます。
土佐高校の学力レベルの目安は難関
土佐高校の学力レベルを具体的に示すのが、卒業生の進学実績でしょう。2025年3月の卒業生は東京大学1名、京都大学9名、大阪大学14名といった最難関国立大学に合格しています。
国公立大学では神戸大学4名、岡山大学15名、広島大学7名など四国外の難関大学への進学者も多数います。私立大学では早稲田大学7名、慶應義塾大学8名、関西学院大学59名、同志社大学44名、立命館大学44名と関西の有力私立大学への合格実績も豊富です。
こうした進学実績を実現できる背景には、科目選択制を基本とした柔軟なカリキュラムがあります。能力別や進路別のクラス編成を行わず、各生徒が希望進路に向けて必要な科目を自由に選択できる仕組みです。
毎週土曜日にも4時間の通常授業を実施し、学習時間を十分に確保しています。多様な進路希望を持つ仲間と切磋琢磨することで、学力と豊かな人間性の両方を育む教育方針が特徴です。
土佐高校の制服や部活、活動行事

引用:土佐高校 制服画像
土佐高校では制服着用が定められており、校内での統一感を保ちながら学校生活を送ります。部活動においては運動部と文化部あわせて約50のクラブが活動しており、多くのクラブが全国大会への出場実績を持つ点が特徴といえます。年間を通じて実施される学校行事では生徒の自主性が尊重され、運動会や文化祭など生徒主体で盛り上がるイベントが充実しています。
こうした課外活動と学校行事のバランスが取れた環境で、勉強だけでなく多様な経験を積むことができる学校生活を実現しています。
強豪部・実績(大会出場など)
土佐高校には過去3年間で全国大会に出場した実績を持つ部活動が数多く存在します。運動部では空手道部、弓道部、自転車部、水泳部、ソフトテニス部、テニス部、登山部、バドミントン部、ハンドボール部、陸上競技部が全国レベルで活躍しています。
文化部においても映画部、英語研究部、音楽部、棋道部、写真部、書道部、吹奏楽部、文芸部、軽音部、美術部、放送部、総合科学部、かるた部が全国大会へ出場した実績を誇ります。
活動時間は季節によって異なり、夏時間では男子が18時30分まで、女子が18時まで、冬時間では男子が18時まで、女子が17時までと男女で分けられています。土曜日や祝日も練習があり、本格的に競技や活動に取り組める環境が整っています。
主要行事(文化祭・体育祭・修学旅行)
土佐高校の年間行事は4月の入学式と遠足でスタートします。7月にはクラスマッチが開催され、クラス対抗でスポーツを通じた交流が行われます。9月には運動会があり、生徒たちが学年を超えて競技に参加し盛り上がりを見せます。
10月には再び遠足が実施され、11月には修学旅行で普段の学校生活では体験できない経験を積みます。2月には向陽祭と呼ばれる文化祭が隔年で開催され、生徒の主体的な取り組みによって企画運営される点が特徴です。
各行事では生徒の自主性が尊重されており、企画段階から生徒たち自身が関わることで責任感や協調性を養う機会となっています。1月の卒業式まで充実した学校生活を送ることができる年間スケジュールが組まれています。
土佐高校の学校生活の特徴
土佐高校は高知県高知市塩屋崎町に位置する私立の共学校で、偏差値68を誇る県内有数の進学校として知られています。梅の辻駅を最寄り駅とし、報恩感謝の理念のもと社会に貢献する人材を育成する建学の精神を掲げています。
生徒の自主性を尊重した教育方針が特徴で、県内屈指の大学進学実績、全国大会に出場する部活動、生徒主体で盛り上がる行事など、すべての面で最高レベルを目指しています。緑豊かな筆山の麓にある閑静な住宅地に校舎を構え、免震構造を備えた新校舎で明るく快適な学校生活を送れる環境が整っています。
2025年7月現在、男子526名、女子357名が在籍しています。プールや学生寮、体育館、学食、コンピュータ室など充実した施設を備え、普通教室には冷房が完備されています。スクールカウンセラーも配置され、生徒の心身両面をサポートする体制が整っています。
土佐高校の特色は?1920年創立の歴史
土佐高校は1920年に創立され、100年を超える伝統を誇る学校です。長い歴史の中で培われた教育理念は、今なお学校運営の根幹をなしています。
最大の特色は、能力別や進路別のクラス編成を一切行わず、科目選択制を基本としている点にあります。各人の希望進路に向けて必要な科目を自由に柔軟に選択できる仕組みで、生徒本人の意思を尊重したカリキュラムを提供しています。
多様な進路希望を持つ仲間と共に生活し行事に取り組むことで、豊かな人間性を育む教育環境が整っています。制服を着用し、毎週土曜日には4時間の通常授業を実施しています。
学校行事は季節ごとに充実しており、4月の入学式と遠足、7月のクラスマッチ、9月の運動会、10月の遠足、11月の修学旅行、1月の卒業式、2月の向陽祭(文化祭を隔年開催)など、生徒主体で盛り上がるイベントが年間を通じて計画されています。
土佐高校の学費
2025年度を参考にした初年度納入金は、入学手続き時に26万円、1年時終了までに48万円、合計74万円となっています。内訳を見ると、入学金が16万円、授業料が年間46万8千円、施設費が10万円、その他費用が1万2千円です。
入学手続き時には入学金と施設費を納入し、授業料とその他費用については1年時終了までに分割して納入する形になります。私立高校として標準的な学費設定といえるでしょう。
この学費で利用できる施設環境は充実しており、免震構造の新校舎、プール、体育館、クラブハウス、学食、コンピュータ室、更衣室、テニスコート、自習室など、学習とクラブ活動の両面で必要な設備が整備されています。冷房完備の普通教室で快適に授業を受けられます。
学生寮も設置されているため、遠方から通学する生徒も安心して学校生活を送れる環境が用意されています。充実した教育環境と進学実績を考慮すると、コストパフォーマンスに優れた学費設定といえます。
土佐高校の進路実績
2025年3月卒業生の進路実績を見ると、国公立大学では東京大学1名、京都大学9名、大阪大学14名、九州大学6名など、最難関大学への合格者を多数輩出しています。一橋大学2名、筑波大学2名といった首都圏の難関大学にも合格者がいます。
地元四国の国公立大学では、岡山大学15名、広島大学7名、愛媛大学7名など、着実に合格者を出しています。高知県内の大学では、高知県立大学3名、高知工科大学5名の合格実績があります。
私立大学では早稲田大学7名、慶應義塾大学8名、上智大学7名と早慶上智に20名以上が合格しています。明治大学16名を筆頭に、MARCH全体で38名の合格者を記録しました。
関西圏の私立大学では関西学院大学59名、同志社大学44名、立命館大学44名、関西大学35名と、関関同立合計で182名の合格者を輩出しています。過去3年間の実績を見ても、京都大学8名から9名、大阪大学8名から14名と安定した合格実績を維持しており、県内屈指の進学校としての地位を確立しています。
土佐高校の入試情報
土佐高校への入学を検討している受験生と保護者の方に向けて、2026年度入試の詳細情報をお伝えします。高知県内でも屈指の進学実績を誇る土佐高校では、偏差値68という高い学力水準を維持しており、例年多くの受験生が挑戦しています。
入学試験では国語・数学・英語・社会・理科の5教科に加えて面接が実施され、学力だけでなく人物面も総合的に評価される選抜方法となっています。受験料は10,000円で、試験は2日間にわたって行われます。
土佐高校の入試情報まとめ
土佐高校の2026年度入試では、S方式とH方式という2つの試験区分が設けられており、募集人員は約50名となっています。出願期間は2026年1月6日から1月10日までの5日間で、この期間中に必要書類を提出する必要があります。
試験科目は5教科で各100点満点、英語にはリスニング試験も含まれますので、日頃から英語の音声教材に触れておくことが合格への近道となるでしょう。試験日は1月22日と1月23日の2日間に設定されており、合格発表は試験終了の翌日である1月24日に行われます。
入学手続き締切日は1月27日までとなっており、合格発表から手続き完了までの期間が短いため、入学金160,000円を含む入学手続き時納入金260,000円の準備を事前に進めておく必要があります。面接試験では志望動機や将来の目標について質問されることが多いため、自分の言葉でしっかり答えられるよう準備しておきましょう。
土佐高校のオープンキャンパスなどのイベント情報
土佐高校のオープンキャンパスやイベントに関する情報については、現在詳細な日程や内容が公開されていません。入学を検討されている方は、学校の公式ウェブサイトを定期的に確認するか、直接学校へお問い合わせいただくことをおすすめします。
高知県高知市塩屋崎町1-1-10に位置する土佐高校は、最寄り駅が梅の辻駅となっており、緑豊かな筆山の麓の閑静な住宅地に校舎があります。学校見学を希望される場合は、事前に学校へ連絡を入れて訪問日時を調整することで、実際の校舎や施設を見学できる可能性があります。
免震構造を備えた新校舎や充実した教育施設を直接確認することで、入学後の学校生活をより具体的にイメージできるでしょう。1920年創立という長い歴史を持つ土佐高校の雰囲気を肌で感じることは、受験勉強のモチベーション向上にもつながります。
土佐高校はなぜ人気?まとめ
土佐高校は、偏差値68を誇る高知県を代表する私立進学校です。1920年創立という長い歴史と伝統を持ち、確かな学力と豊かな人間性を育む教育方針で、県内外から多くの受験生を集めています。
梅の辻駅からアクセスしやすい立地にあり、充実した部活動と多彩な学校行事が魅力です。運動部では全国大会出場を果たす強豪部もあり、文化祭や体育祭、修学旅行などの行事を通じて、生徒たちは学業以外の面でも成長できる環境が整っています。
進路実績においても優れた成果を上げており、難関大学への合格者を多数輩出しています。学費や入試情報、オープンキャンパスなどのイベント情報も公開されているため、受験を検討される方は事前にしっかりと確認することをおすすめします。
土佐高校への進学を考えている中学生やその保護者の方は、本記事で紹介した基本情報や学校生活の特徴を参考に、ぜひ一度オープンキャンパスに足を運んで、実際の雰囲気を体感してみてください。