大阪国際高校はなぜ人気?偏差値の私立校の評判をリサーチ!
大阪国際高校への進学を検討しているけれど、偏差値や学費、実際の評判はどうなのか気になっていませんか?2022年に新設された比較的新しい私立高校だからこそ、詳しい情報を知りたいという方も多いでしょう。
この記事では、大阪国際高校の基本情報から偏差値、充実した部活動、そして気になる進路実績まで徹底的にリサーチしました。土居駅から通いやすい立地や多彩なコース設定、さらには国際バカロレアコースの特色など、学校選びに必要な情報を網羅的に解説しています。
特に注目すべきは、開校わずか数年で大阪大学や神戸大学といった難関国公立大学への合格実績を出している点、女子バレーボール部や吹奏楽部など全国レベルの強豪部活が揃っている点、そして最新設備を備えた学習環境です。
この記事を読めば、大阪国際高校があなたのお子様に合った学校かどうか、明確に判断できるようになります。
| 創立年 | 2022年 | 偏差値 | 55-65 |
|---|---|---|---|
| 共学・別学 | 共学 | 公立・私立 | 私立 |
大阪国際高校はなぜ人気?基本データを解説

引用:大阪国際高校 校舎画像
大阪国際高校は2022年に創立された新しい学校でありながら、偏差値55から65の幅広いコース設定と充実した教育環境で注目を集めています。守口市松下町に位置し、国際バカロレアコースをはじめとする多彩な学科を擁する共学の私立高校として、男子442名・女子663名が在籍しています。
全人教育という建学の精神のもと、知徳体のバランスがとれた人材育成を目指しており、創立間もない学校ながら大阪大学や神戸大学などの難関国公立大学への合格実績を積み上げています。特に2025年度入試では大阪大学6名、神戸大学7名、大阪公立大学13名の合格者を輩出しました。
私立大阪国際高校の基本情報
大阪国際高校は大阪府守口市松下町1-28に所在する私立の共学校です。スーパー文理探究コースα・β、国際バカロレアコース、未来探究コース、幼児保育進学コースの4つの進路に対応したコース設定が特徴となっています。
初年度納入金は入学金250,000円、授業料564,000円、施設費86,000円などを含めて合計1,049,000円です。2026年度入試では国際バカロレアコース15名、スーパー文理探究プログラムα70名、同β140名、未来探究・幼児保育進学70名を募集します。
試験日は2026年2月10日で、合格発表は2月12日に郵送で通知されます。受験料は事務手数料等を含めて25,500円となっており、出願は2026年1月9日から1月26日までの期間に情報入力と受験料支払いを完了させる必要があります。
大阪国際高校の最寄り駅は土居駅!周辺環境は?
大阪国際高校へのアクセスは、大阪メトロ谷町線・今里筋線の土居駅が最寄り駅です。土居駅から徒歩圏内に位置し、通学の利便性が高い立地となっています。
学校は守口市の大枝公園に隣接した場所にあり、市民の憩いの場となる静かで落ち着いた環境に恵まれています。公園の緑豊かな自然環境が隣接することで、都市部にありながら学習に集中できる良好な教育環境を実現しています。
キャンパスには人工芝グランド、テニスのハードセットコート、冷暖房付き体育館などの運動施設が整備されています。教室棟は全学年が一堂に会せる一棟建てで、屋上から1階までの吹き抜けがあり、各教室がオープンスペースでつながるコミュニケーティブな設計です。
大阪国際高校の部活動の種類
大阪国際高校には運動部16クラブ、文化部18クラブの合計34のクラブ活動があります。過去3年間で全国大会出場を果たしたクラブには、女子バレーボール部、男子硬式テニス部、女子ラクロス部、吹奏楽部、コンピュータ部、軽音楽部があります。
運動部では女子バレーボール部が強化クラブとして月曜から日曜まで活動し、男子硬式テニス部も強化クラブとして週4日の練習体制を整えています。準強化クラブの女子ラクロス部は週5〜6日活動し、全国レベルの実績を残しています。
文化部では吹奏楽部が準強化クラブとして週5日活動しており、コンピュータ部は月曜から土曜まで活動して全国大会出場を達成しています。このほか囲碁部や華道部、茶道部といった伝統文化系のクラブから、クイズ研究部や映画製作研究部といった知的探究系のクラブまで、生徒の多様な興味関心に応える部活動が用意されています。
大阪国際高校の偏差値は?受験は標準〜中堅
大阪国際高校は2022年に創立された新しい学校で、複数のコースによって幅広い学力層の生徒を受け入れています。偏差値は55から65の範囲に分布しており、コースごとに求められる学力水準が異なります。受験を検討する際には、自分の学力と志望するコースの特徴をしっかりと照らし合わせることが求められます。
標準レベルから中堅レベルの学力で挑戦できる学校として、大阪府内でも注目を集めています。守口市松下町に位置し、土居駅が最寄り駅となる利便性の高い立地も魅力の一つです。
大阪国際高校の偏差値は!
大阪国際高校の偏差値は55から65となっており、コース選択によって目指すべき学力レベルが変わります。最も高い偏差値65を必要とするスーパー文理探究コース・プログラムαでは、国公立大学や難関私立大学への進学を目指した高度な学習内容が展開されます。
プログラムβは偏差値60前後が目安となり、中堅国公立大学や関関同立などの有名私立大学を志望する生徒に適しています。未来探究コースや幼児保育進学コースでは偏差値55程度からチャレンジ可能で、併設大学への内部進学も視野に入れた学習環境が整っています。
国際バカロレアコースは特殊な選抜方法を採用しており、偏差値だけでは測れない英語力や探究心が評価されます。作文や小論文を英語で記述し、個人面接では日本語と英語の両方でコミュニケーション能力が試されます。
大阪国際高校の学力レベルの目安は標準〜中堅
標準から中堅という学力レベルは、大阪府の公立高校でいえば中位から上位に該当します。定期テストで平均点より20点以上高い点数を安定して取れる生徒であれば、スーパー文理探究コースへの合格も十分視野に入ります。
実力テストや模擬試験で偏差値50台後半を維持できていれば、未来探究コースや幼児保育進学コースに安心して出願できるでしょう。これらのコースでは入試科目が国語・数学・英語の3教科に絞られているため、理科や社会が苦手な生徒にとっては対策しやすい入試形式となっています。
一方で、スーパー文理探究コースでは国語・数学・英語・社会・理科の5教科すべてが試験科目となります。特に理科と社会の対策が不十分だと合格ラインに届かないケースもあるため、早めに5教科の基礎固めを行う必要があります。受験料は25,500円で、これには事務手数料も含まれています。
出願型が1型から6型まで細かく分かれており、第一志望と第二志望を組み合わせた受験も可能です。自分の得意科目や将来の進路希望に合わせて、最適な出願型を選択することが合格への近道となります。
大阪国際高校の制服や部活、活動行事

引用:大阪国際高校 制服画像
大阪国際高校では、充実した学校生活を送るための環境が整備されています。制服は学校指定のものが採用されており、高校生活の一部として着用します。部活動は運動部と文化部を合わせて40以上のクラブが活動しており、全国大会に出場する強豪クラブから初心者でも気軽に参加できる部まで多彩な選択肢があります。
学校行事も年間を通して豊富に用意されており、体育祭や文化祭といった定番イベントに加え、国際的な研修プログラムも実施されています。これらの活動を通じて、仲間との絆を深めながら自分らしさを発見できる機会が数多く設けられています。
強豪部・実績(大会出場など)
大阪国際高校には過去3年間で全国大会に出場した実績を持つ部活動が複数存在します。運動部では女子バレーボール部が強化指定部として月曜から日曜まで週7日の活動を行っており、男子硬式テニス部も同じく強化指定を受けて全国レベルの実力を誇ります。女子ラクロス部は準強化指定として週5~6日の活動を展開し、全国大会への出場経験を積み重ねています。
文化部においても吹奏楽部が準強化指定クラブとして活躍し、週5日の活動で技術を磨いています。コンピュータ部と軽音楽部は全国大会出場の実績を持ち、活動日数も多く設定されているため本格的に取り組める環境です。卓球部や剣道部、ダンス部なども活発に活動しており、それぞれの競技で成果を上げています。
部活動は活動日時が明確に設定されており、学業との両立を図りながら計画的に参加できます。たとえば囲碁部や華道部は週1~2日の活動、映画製作研究部やインターアクトクラブは不定期開催など、自分の生活スタイルに合わせた選択が可能です。
主要行事(文化祭・体育祭・修学旅行)
年間行事は4月のスタートプログラムと校外学習から始まり、新入生が学校生活にスムーズに馴染めるよう工夫されています。6月には体育祭が開催され、クラスや学年を超えた交流の場となります。同月に実施される「ココロの学校」は年3回行われる独自プログラムで、心の成長を促す機会を提供しています。
9月の文化祭は生徒の創造性や表現力を発揮する一大イベントです。各クラスや部活動が企画を立案し、展示や発表を通じて日頃の活動成果を披露します。12月にはコーラス大会が実施され、クラスごとに練習を重ねた合唱を披露し合います。
修学旅行は7月に実施されるほか、国際色豊かな研修プログラムが充実しています。8月のケンブリッジ大学研修では本場イギリスでの学びを体験でき、3月にはオーストラリア語学研修やUCLA研修ツアー、ベトナムボランティア研修などが用意されています。7月にはIBスタディツアーも実施され、国際バカロレアコースの生徒が海外での探究活動に取り組みます。2年生向けには3月に立志式が行われ、進路実現に向けた決意を新たにします。
大阪国際高校の学校生活の特徴
大阪国際高校は2022年に新設された比較的新しい学校でありながら、充実した教育環境と多彩なカリキュラムで注目を集めています。守口市の大枝公園に隣接した静かな環境の中、最新の施設設備を備えたキャンパスで学べる点が魅力です。
教室棟は全学年が一堂に会せる一棟建てとなっており、屋上から1階までの吹き抜けがあります。各教室がオープンスペースでつながる設計により、異なる学年の生徒同士が自然と交流できる環境を実現しました。
グローバルコモンズでは生徒同士や教員と生徒との交流による様々な学びの活動が可能です。多彩なICT教室や展開教室を配置し、最新の設備と創造的な学びを提供する独立した実技教室棟も用意されています。
人工芝グランドやテニスのハードセットコート、冷暖房付きの体育館など運動施設も充実しており、部活動にも力を入れています。2025年4月時点で男子442名、女子663名が在籍し、共学校として活気ある学校生活を送っています。
大阪国際高校の特色は?2022年創立の歴史
大阪国際高校は2022年に創立された新しい学校でありながら、大阪国際学園という歴史ある学園の教育理念を受け継いでいます。建学の精神である全人教育のもと、調和のとれた知・徳・体を身につけ、真の国際感覚を養う教育を展開しています。
世界へ私たちの輝きをというキャッチフレーズを掲げ、国際感覚や創造力・表現力をみがき、個性豊かで将来社会に貢献できる人材の育成を目指しています。英語の授業だけでなく、イマージョン教育や海外研修プログラムを実施し、日常的に世界との交流ができる環境を整備しました。
4つの多様なコースを設置している点も特徴的です。スーパー文理探究コースでは進路別習熟度別クラス編成によるきめ細かい指導により、難関大学への進学を目指します。国際バカロレアコースでは国際的に認められたIBのカリキュラムで探究心を育み、グローバル人材を養成します。
未来探究コースは学力と個性をバランスよく伸ばし、併設大学への内部進学を視野に入れた指導を行います。幼児保育進学コースでは併設短大の幼児保育学科と連携し、高校・短大で5年間一貫した専門教育を実施しています。
大阪国際高校の学費
大阪国際高校の2025年度初年度納入金は、入学手続き時に250,000円、1年時終了までに799,000円、合計1,049,000円となっています。入学金が250,000円、授業料が年額564,000円、施設費が86,000円、その他149,000円という内訳です。
入学手続き時の負担は入学金のみとなっており、授業料や施設費は入学後の納入となるため、一度に大きな金額を準備する必要がありません。授業料は月額換算すると約47,000円程度となり、私立高校としては標準的な水準といえるでしょう。
施設費86,000円には最新の校舎設備やICT環境の維持管理費が含まれています。2022年に開校したばかりのため、教室やグローバルコモンズ、実技教室棟など充実した施設を利用できる点を考慮すると、妥当な金額設定といえます。
その他149,000円には教材費や行事費、修学旅行の積立金などが含まれます。体育祭や文化祭、コーラス大会といった学校行事のほか、IBスタディツアーやケンブリッジ大学研修など国際的なプログラムも実施されており、これらの費用も考慮されています。
大阪国際高校の進路実績
大阪国際高校は創立間もない学校ですが、2025年3月卒業生の進学実績は目覚ましいものがあります。国公立大学では大阪大学に6名、神戸大学に7名、大阪公立大学に13名が合格しており、最難関国公立大学への進学を実現しています。
私立大学では関西大学116名、近畿大学193名、立命館大学63名、龍谷大学57名など関西圏の主要大学に多数の合格者を輩出しました。関関同立への合格者数は合計258名に達し、スーパー文理探究コースの教育効果が表れています。
難関私立大学では同志社大学34名、関西学院大学45名の合格者を出しており、関東では早稲田大学2名、立教大学1名、法政大学1名といった実績も残しました。女子大学では京都女子大学22名、同志社女子大学14名と堅調な結果を示しています。
医療系大学への進学実績も注目に値します。大阪医科薬科大学8名、大阪歯科大学6名、神戸薬科大学2名といった専門性の高い大学への合格者も輩出しています。卒業生総数383名という規模を考えると、多様な進路選択を実現している点が評価できるでしょう。
大阪国際高校の入試情報
大阪国際高校は2026年度入試において、学力や志望コースに応じた6つの出願型を設定しています。受験生は自分の学力レベルや将来の目標に合わせて、最適な出願型を選択できます。募集人員は全体で約300名となっており、コースごとに定員が異なります。入試では第一志望と第二志望を設定できる出願型もあり、受験生にとって柔軟な選択肢が用意されています。
試験は2026年2月10日に実施され、合格発表は2月12日に郵送で通知されます。受験料は事務手数料等を含めて25,500円です。出願手続きは完全なWeb方式となっており、情報入力期間と出願期間が分けられているため、余裕を持った準備が可能になっています。
大阪国際高校の入試情報まとめ
出願型は1型から6型まであり、それぞれ受験できるコースが異なります。1型ではスーパー文理探究プログラムαを第一志望、プログラムβを第二志望として出願でき、2型ではプログラムβのみの受験となります。3型は未来探究コース専願、4型は未来探究コースを第一志望として幼児保育進学コースを第二志望に設定できます。5型は幼児保育進学コース専願、6型は国際バカロレアコース専願となっています。
募集人員はコースごとに明確に分かれており、国際バカロレアコースが15名と最も少なく、スーパー文理探究プログラムαが70名、プログラムβが140名と多めに設定されています。未来探究コースと幼児保育進学コースは合わせて70名の募集です。
試験科目はコースによって大きく異なります。スーパー文理探究コースでは国語、数学、英語、社会、理科の5教科すべてが課され、学力を総合的に評価します。未来探究コースと幼児保育進学コースは国語、数学、英語の3教科で受験できるため、基礎学力を重視した選抜方法です。国際バカロレアコースは特殊で、作文と数学は英語で実施され、小論文も英語で書く必要があります。数学のみ英語または日本語の選択が可能です。さらに個人面接では日本語と英語の両方が使われるため、高い語学力が求められます。
出願期間は2026年1月9日から1月26日までとなっており、その前に情報入力期間が2025年12月12日から設けられています。受験料の支払いと出願は同じ期間に行います。入学手続き締切日は本校専願者と公立高校併願者で異なり、専願者は2026年2月21日まで、併願者は公立高校の合格発表後の3月19日までとなっています。
大阪国際高校のオープンキャンパスなどのイベント情報
大阪国際高校では受験生向けのイベントとして入試説明会を実施しています。2025年12月6日には大阪国際大学のキャンパスで入試説明会が開催される予定です。このイベントは事前予約制となっているため、参加を希望する場合は学校のホームページから予約手続きを行う必要があります。
入試説明会では各コースの特徴や入試制度の詳細について説明を受けられます。出願型の選び方や受験科目の対策方法など、実際の入試に向けた具体的な情報を得られる機会となっています。複数のコースを検討している受験生にとっては、どの出願型を選ぶべきか判断する材料を集める場にもなります。
イベント情報は学校のホームページで随時更新されるため、参加前には必ず最新の情報を確認してください。開催日時や場所が変更になる可能性もあるため、予約後も定期的にホームページをチェックすることをお勧めします。学校見学や個別相談を希望する場合も、ホームページから問い合わせできます。
大阪国際高校はなぜ人気?まとめ
大阪国際高校は、土居駅から徒歩圏内というアクセスの良さと、充実した教育環境で多くの受験生から注目を集めている私立高校です。偏差値は標準から中堅レベルに位置しており、幅広い学力層の生徒が挑戦できる学校として人気を集めています。
部活動では強豪として知られる部が多数あり、全国大会への出場実績も豊富です。文化祭や体育祭、修学旅行などの主要行事も充実しており、生徒たちは充実した学校生活を送ることができます。
また、2022年に創立された歴史を持ち、進路実績も着実に積み上げています。学費や入試情報については事前にしっかりと確認しておくことが大切です。オープンキャンパスなどのイベントに参加すれば、実際の学校の雰囲気を肌で感じることができます。
大阪国際高校への進学を検討している方は、ぜひ学校説明会やオープンキャンパスに足を運んで、自分の目で学校の魅力を確かめてみてください。