名城大学附属高校はなぜ人気？偏差値56 – 66の私立校の評判をリサーチ！

名古屋市内の私立高校を検討中の中学生や保護者の皆さん、名城大学附属高校をご存知でしょうか。

1926年創立の伝統校でありながら、偏差値56から66という幅広い学力層に対応し、陸上競技部やウエイトリフティング部など複数の部活が全国大会出場を果たしている人気校です。名古屋駅から近い立地で通学しやすく、進学実績も名古屋大学や国公立大学への合格者を毎年輩出しています。

でも実際の偏差値や入試の難易度はどれくらいなのか、学費は高いのか、部活動や行事は充実しているのか気になりますよね。

この記事では、名城大学附属高校の基本情報から偏差値、入試情報、学校生活の特徴まで詳しく解説します。偏差値や受験情報だけでなく、部活動の実績や進学先、年間行事など学校選びに必要な情報を網羅的にお伝えします。

名城大学附属高校はなぜ人気？基本データを解説

引用：名城大学附属高校 校舎画像

名城大学附属高校は1926年の創立から約100年の歴史を持つ伝統校として、地域で高い評価を得ています。偏差値56から66という幅広いレンジで生徒を受け入れており、スーパーサイエンスハイスクールの指定を4期20年にわたって受けている点が大きな特徴です。

愛知県名古屋市中村区に位置し、名古屋駅に近い利便性の高さも人気の理由となっています。在籍する生徒数は男子1,022名、女子977名の計1,999名と、規模の大きな私立高校として充実した教育環境を提供しています。

私立名城大学附属高校の基本情報

名城大学附属高校の所在地は愛知県名古屋市中村区新富町1-3-16で、私立共学校として運営されています。2026年度入試では約640名の募集人員を設定しており、推薦入学試験、特色入学試験、一般入学試験の3つの試験区分から選択できます。

受験料は15,000円で、出願は令和7年12月10日から始まります。推薦入学試験と特色入学試験は令和8年1月14日に実施され、翌日の15時には合格発表が行われます。一般入学試験は1月23日に実施され、1月27日に合格が発表されるスケジュールです。

初年度納入金は813,400円で、入学手続き時に231,000円、1年時終了までに582,400円を納入します。授業料は年額414,600円ですが、進学クラス以外の普通科では417,600円となる点に注意が必要です。

名城大学附属高校の最寄り駅は東枇杷島駅！周辺環境は？

名城大学附属高校への最寄り駅は東枇杷島駅で、通学のアクセスが良好です。名古屋駅に近い立地であることから、複数の路線を利用した通学が可能となっています。

周辺環境は都市機能と歴史が共存する独特の雰囲気を持っており、美濃路などの街道が身近にあります。このような環境の中で、生徒たちは現代的な都市生活と伝統的な文化の両方に触れながら学校生活を送れます。

校舎内にはエスカレーターが2階から4階、4階から6階に設置されており、移動の利便性が確保されています。室内温水プールや3階建ての第一体育館など、充実した施設が整っている点も特筆すべきポイントです。

名城大学附属高校の部活動の種類

名城大学附属高校では運動部22団体、文化部12団体が活動しており、多彩な選択肢が用意されています。活動時間は授業終了後から18時30分までが基本で、大会前には延長されることもあります。

運動部では陸上競技部、ウエイトリフティング部、柔道部、体操競技部、スキー部、ダンス部が過去3年間に全国大会へ出場した実績を持っています。硬式野球部や軟式野球部の両方があり、球技ではサッカー部、男女バスケットボール部、男女バレーボール部、男女ハンドボール部などチームスポーツも充実しています。

文化部では吹奏楽部や演劇部、放送部といった表現活動系のクラブから、メカトロ部や自然科学部といった理系のクラブまで幅広く揃っています。鉄道研究同好会やクラフト同好会など、特色ある同好会組織も複数存在し、生徒の多様な興味関心に応えられる体制が整っています。

名城大学附属高校の偏差値は？受験は最高難易度

名城大学附属高校は愛知県名古屋市中村区に位置する私立高校として、1926年に創立された伝統ある学校です。名古屋駅に近い立地で通学にも便利なことから、愛知県内の多くの中学生が志望校として検討しています。

この高校は偏差値の幅が広く、さまざまな学力レベルの生徒が在籍していますが、上位層の難易度は県内でもトップクラスとなっています。名古屋大学をはじめとする国公立大学への合格実績も多く、2025年3月卒業生のデータでは名古屋大学に10名、名古屋工業大学に9名が合格しました。スーパーサイエンスハイスクールとして4期20年目の指定を受けており、理系教育に力を入れていることも特徴といえるでしょう。

名城大学附属高校の偏差値は56 – 66！

名城大学附属高校の偏差値は56から66までとなっており、県内の私立高校の中では上位に位置します。この偏差値の幅は、複数のクラス編成や入試区分があることを示しており、受験生は自分の学力に応じた目標設定が可能です。

偏差値66は愛知県内の私立高校でも最難関クラスに該当し、公立高校の上位校と併願する生徒も少なくありません。一方、偏差値56は中堅レベルとなりますが、それでも大学進学を見据えた教育カリキュラムが整備されています。

2026年度の募集では約640名の定員を設けており、推薦入学試験、特色入学試験、一般入学試験の3つの試験区分から受験方法を選択できます。それぞれの試験で求められる学力レベルや選抜方法が異なるため、自分の得意分野を活かした受験戦略を立てることがポイントになります。

名城大学附属高校の学力レベルの目安は最高難易度

名城大学附属高校の最上位層は愛知県内でも最高難易度に分類されます。特に上位クラスでは国公立大学や難関私立大学への進学を目指す生徒が集まっており、日々の授業も高いレベルで展開されています。

2025年3月の進路実績を見ると、国公立大学には合計77名が合格しており、北海道大学3名、東北大学1名といった旧帝国大学への合格者も輩出しています。また私立大学では早慶上智や東京理科大学、GMARCH、関関同立といった難関大学にも多数合格しています。

課題探究型の授業を全クラスで実施しており、単なる知識の詰め込みではなく思考力を養う教育方針が採用されています。スーパーサイエンスハイスクールとして20年の実績があり、高大協創による国際的科学リーダーの育成にも力を注いでいます。こうした教育環境が、最高難易度に相応しい学力レベルを支える基盤となっているといえます。

名城大学附属高校の制服や部活、活動行事

引用：名城大学附属高校 制服画像

名城大学附属高校では、学業だけでなく制服、部活動、年間行事を通じた多彩な学校生活を送ることができます。運動部と文化部を合わせて30を超えるクラブが活動しており、全国大会に出場する強豪部も複数存在します。また、年間を通じて生徒が主体となって運営する行事も多く、充実した高校生活を過ごせる環境が整っています。

制服は学校指定のものがあり、私立高校らしい品のあるデザインとなっています。多くの生徒が制服を着用して通学しており、学校の一体感を生み出す要素の一つになっています。

強豪部・実績（大会出場など）

名城大学附属高校には過去3年間で全国大会に出場した実績を持つ強豪部が複数あります。運動部では陸上競技部、ウエイトリフティング部、柔道部、体操競技部、スキー部、ダンス部が全国大会出場を果たしています。

特に体操競技部やウエイトリフティング部は全国レベルの実力を持ち、毎年安定した成績を残しています。ダンス部も近年頭角を現しており、全国大会での活躍が注目されています。これらの部活動では専門的な指導を受けながら、授業終了後から18時30分まで活動に励んでいます。大会前には時間延長して練習することもあり、本格的な競技環境で技術を磨けます。

文化部においても各種コンクールや大会への参加が盛んで、吹奏楽部や放送部などが地区大会で優秀な成績を収めています。部活動を通じて仲間との絆を深め、目標に向かって努力する経験は、大学進学後も活かせる貴重な財産になるでしょう。

主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）

名城大学附属高校の年間行事の中でも特に盛り上がるのが、6月に開催される名城オリンピックと10月の文化祭です。名城オリンピックは体育祭にあたる行事で、クラス対抗で競技に取り組み、クラスの団結力を高める機会となっています。

10月の文化祭では、各クラスや部活動が展示や発表を行います。演劇部による舞台公演、吹奏楽部のコンサート、写真部や文芸部の作品展示など、日頃の活動成果を披露する場として活用されています。文化祭期間中は公開見学会も実施されるため、中学生や保護者の方々も訪れることができます。

SSH指定校ならではの行事として、7月にSSH東海フェスタ、2月に生徒会研究発表会と探究DAYが実施されます。これらは探究学習の成果を発表する場であり、科学的思考力やプレゼンテーション能力を養う貴重な機会です。土曜日には模擬試験や検定試験のほか、SSH土曜サロンやグローバルサロンも開催され、興味のある分野を深く学べる環境が用意されています。

名城大学附属高校の学校生活の特徴

名城大学附属高校は、愛知県名古屋市中村区に位置する私立の共学校として、充実した教育環境を提供しています。JR東海道本線の東枇杷島駅が最寄り駅で、名古屋駅にも近い立地条件の良さが特徴となっています。

生徒数は男子1022名、女子977名の合計1999名が在籍しており、活気あふれる学校生活を送っています。普通科のみの設置で、偏差値は56から66の範囲にあり、幅広い学力層の生徒が学んでいます。

施設面では、室内温水プールや3階建ての第一体育館、エスカレーター設置など充実した設備を備えています。また、文部科学省からSSH指定校として通算20年目を迎えており、科学教育に力を入れた特色ある教育活動を展開しています。

名城大学附属高校の特色は？1926年創立の歴史

1926年に創立された名城大学附属高校は、100年近い歴史を持つ伝統校として地域に根付いています。創設以来「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する」という理念を掲げ、多くの卒業生を輩出してきました。

教育方針として「礼節を重んじる」「主体的な行動力を養う」「多様な経験を積む」という3つの柱を定めており、知識だけでなく人間性の育成にも注力しています。名古屋駅に近く、街道の美濃路などが身近にある立地環境は、都市としての機能と歴史が共存する位置にあり、生徒たちに豊かな学習機会を提供しています。

平成18年度からSSH指定校として4期目となる通算20年目を迎え、高大協創による国際的科学リーダーの育成に取り組んでいます。また、令和3年度からはSGHネットワーク参加校として、グローバルな社会課題を発見・解決できる人材の育成にも力を入れています。

全クラスにおいて課題探究型の授業を実施しており、SSH土曜サロンやグローバルサロンなど、通常の授業以外でも学びの場を用意しています。6月の名城オリンピック、10月の文化祭、2月の探究DAYなど、年間を通じて多彩な学校行事が開催されています。

名城大学附属高校の学費

2025年度の初年度納入金は、入学手続き時に231,000円、1年時終了までに582,400円の合計813,400円となっています。入学金は200,000円で、授業料は年額414,600円に設定されています。

入学手続き時には、入学金のほかにPTA協力費20,000円、生徒会入会金1,000円、同窓会入会金10,000円が含まれています。施設費として年額60,000円が必要となり、私立高校として標準的な水準といえるでしょう。

注意点として、普通科の進学クラス以外では授業料が年額417,600円と若干異なります。また、上記の金額以外に副教材費や修学旅行積立金が別途必要となるため、実際の負担額はさらに増加します。

受験料は15,000円で、推薦入学試験、特色入学試験、一般入学試験のいずれも同額です。学費は今後改定する場合があるため、出願前に最新の情報を確認することをおすすめします。

名城大学附属高校の進路実績

2025年3月卒業生の進路実績を見ると、国公立大学では名古屋大学に10名、岐阜大学に14名、名古屋工業大学に9名、愛知教育大学に9名が合格しています。北海道大学3名、神戸大学2名など、全国の難関国公立大学への合格者も輩出しています。

私立大学では、系列校である名城大学への進学が373名と最も多く、附属校としてのメリットを活かした進路選択が可能です。関東の難関私立では、東京理科大学11名、法政大学13名、明治大学6名、青山学院大学6名、立教大学6名、中央大学7名など、MARCH理科大への合格実績も充実しています。

愛知県内の私立大学では、南山大学91名、中京大学78名、愛知大学44名、愛知淑徳大学46名、中部大学55名と多数の合格者を出しています。関西圏では、近畿大学53名、立命館大学41名、関西学院大学38名など、関関同立への進学実績も堅調です。

3年間の推移を見ると、国公立大学の合格者数は安定しており、私立大学では名城大学への進学者が増加傾向にあります。慶應義塾大学2名の合格実績もあり、幅広い進路選択が可能な環境といえるでしょう。

名城大学附属高校の入試情報

名城大学附属高校では2026年度入試に向けて、推薦入学試験、特色入学試験、一般入学試験の3つの試験区分を設けており、それぞれ異なる選抜方法を採用しています。普通科では約640名の募集を行っており、出願はすべてオンラインの出願サイトを通じて手続きを進める形式となっています。受験料は15,000円で、どの試験区分でも共通です。

名城大学附属高校の入試情報まとめ

推薦入学試験と特色入学試験は令和8年1月14日に実施され、どちらも国語、英語、数学の記述式基礎学力試験と書類審査が行われます。推薦入学試験ではグループ面接、特色入学試験では課題および個人面接が加わる点が異なります。出願期間は令和7年12月10日10時から令和8年1月9日12時までで、合格発表は翌日の1月15日15時です。

一般入学試験は令和8年1月23日に実施され、マークシート式で数学、国語、理科、英語、社会の5教科を受験します。出願期間は令和7年12月10日10時から令和8年1月16日17時までと、推薦・特色入学試験より1週間長く設定されています。合格発表は1月27日15時に行われ、ゆとりを持ったスケジュールとなっています。

入学手続きについては、推薦入学試験・特色入学試験の合格者は令和8年1月22日までに納入金の支払い手続きを完了させる必要があります。一般入学試験の合格者は1月30日までに入学金Iの支払い手続きを行う形となっており、いずれも出願サイトからオンラインで手続きを進めます。

名城大学附属高校のオープンキャンパスなどのイベント情報

名城大学附属高校では10月に公開見学会を開催しており、実際の学校の雰囲気や施設を確認できる機会を提供しています。公開見学会では校内の施設見学だけでなく、エスカレーターで移動できる校舎や室内温水プール、3階建ての第一体育館など充実した設備を直接見ることができます。

また、同じく10月には文化祭も実施されており、在校生の日常的な活動や部活動の様子を肌で感じられる貴重な機会です。SSH指定校として実施されている7月のSSH東海フェスタや、2月の生徒会研究発表会、探究DAYなどの学校行事も、学校の教育方針や特色を理解する参考になるでしょう。

具体的な開催日時や予約方法については学校の公式ウェブサイトで随時更新されるため、受験を検討している場合は早めに情報をチェックし、参加申し込みを行うことをお勧めします。名古屋駅に近い東枇杷島駅が最寄りとなっており、アクセスの良さも見学時に実際に体験できます。

名城大学附属高校はなぜ人気？まとめ

名城大学附属高校は、偏差値56から66という最高難易度レベルの私立高校として、愛知県内でも高い人気を誇っています。1926年創立という長い歴史と伝統を持ち、確かな教育実績を積み重ねてきた学校です。

東枇杷島駅から通学できる便利な立地環境に加え、充実した部活動や学校行事も魅力の一つです。強豪部活動での大会実績や、文化祭・体育祭・修学旅行といった多彩な行事を通じて、生徒たちは充実した学校生活を送ることができます。

また、進路実績の面でも優れた成果を上げており、名城大学への内部進学だけでなく、他大学への進学実績も豊富です。学費や入試情報、オープンキャンパスなどのイベント情報もしっかりと確認しておくことが大切です。

名城大学附属高校への進学を検討されている中学生や保護者の方は、ぜひオープンキャンパスに参加して、実際の学校の雰囲気を体験してみてください。