サビエル高校はなぜ人気？偏差値52 – 60の私立校の評判をリサーチ！

山口県山陽小野田市にあるサビエル高校は、偏差値52～60の私立共学校として、地域で高い人気を集めています。キリスト教精神に基づく「愛と奉仕に生きる」という教育理念のもと、1962年の創立以来、多くの卒業生を輩出してきました。

お子さんの高校選びで「偏差値や進学実績はどうなの？」「どんな学校生活が送れるの？」と気になっている保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、サビエル高校の基本情報から偏差値、部活動、学費、進路実績、入試情報まで徹底解説します。小野田駅からアクセス可能な立地、2026年度から始まる単位制カリキュラム、充実した国際交流プログラムなど、同校の魅力を詳しくお伝えします。

この記事を読めば、サビエル高校があなたのお子さんに合った学校かどうか、しっかり判断できるようになります。

サビエル高校はなぜ人気？基本データを解説

引用：サビエル高校 校舎画像

山口県山陽小野田市にあるサビエル高校は、キリスト教精神に基づく教育と充実した進学実績で注目を集めています。1962年の創立以来、愛と奉仕の精神を大切にしながら、生徒一人ひとりの個性を伸ばす教育を実践してきました。

偏差値は52から60の範囲で、特別進学コースと進学コースの2つのコースを設置しており、生徒の学力や進路希望に応じた学びを提供しています。2026年度からは単位制を導入し、自分だけの時間割を組める新しいカリキュラムがスタートする予定です。

私立サビエル高校の基本情報

サビエル高校は山口県山陽小野田市くし山3丁目5-1に位置する私立の共学校です。2025年4月現在の在籍生徒数は男子19名、女子128名となっており、少人数教育によるきめ細やかな指導が特徴となっています。

普通科には特別進学コースと進学コースがあり、特別進学コースでは男女35名、進学コースでは男女70名を募集しています。受験料は14,000円で、推薦入試A・B・C、自己アピール入試、一般入試、第2次一般入試という複数の入試区分を設けています。

初年度納入金は598,800円で、入学手続き時に123,000円、1年時終了までに475,800円を納める仕組みです。ただし就学支援金や特待生制度により、実際の負担額は変わってきます。

サビエル高校の最寄り駅は小野田駅！周辺環境は？

サビエル高校へのアクセスは小野田駅が最寄り駅となっています。学校周辺は緑豊かで静かな環境に恵まれており、落ち着いて学習に取り組める立地条件が整っています。

自然に囲まれた環境は、生徒たちの心身の成長を支える場となっています。都市部の喧騒から離れた静かな場所にあるため、集中して勉強に励むことができます。校内にはALSOKセキュリティシステムや防犯カメラを設置しており、安全面にも配慮した環境づくりを行っています。

また学生寮も完備されているため、遠方からの通学が難しい生徒でも安心して学校生活を送れる体制が整っています。

サビエル高校の部活動の種類

サビエル高校では運動部と文化部合わせて16のクラブ活動が活動しています。運動部には卓球部、剣道部、陸上部、男子バスケットボール部、硬式テニス部、女子バレーボール部、女子サッカー部の7つがあります。

文化部は9つのクラブがあり、E.S.S、茶道部、美術部・写真部、科学部、聖書研究部、軽音楽部、演劇・文芸部、カリタス・インターアクト部、合唱部が活動しています。特に美術部・写真部は過去3年間で全国大会出場の実績を持ち、高い活動レベルを誇っています。

キリスト教系の学校ならではの聖書研究部やカリタス・インターアクト部といったクラブもあり、奉仕活動や国際交流を通じて社会貢献の精神を学べる機会が用意されています。土曜日は授業がありませんが学校は開放されているため、部活動や自習に活用できます。

サビエル高校の偏差値は？受験は最高難易度

サビエル高校は山口県山陽小野田市に位置する私立の共学校で、1962年に創立されました。キリスト教精神に基づく教育を行っており、特別進学コースと進学コースの2つのコースを設置しています。

受験を検討する際には、自分の学力レベルとコースの特性を照らし合わせることが必要です。各コースで求められる学力水準が異なるため、志望するコースに応じた準備を進めていきましょう。

サビエル高校の偏差値は52 – 60！

サビエル高校の偏差値は52から60の範囲に位置しています。この数値は、特別進学コースと進学コースで異なる学力層を対象としているためです。

特別進学コースは偏差値60程度を目安としており、国公立大学や難関私立大学への進学を目指す生徒を対象にしています。実際に2025年の卒業生からは山口東京理科大に6名、北九州市立大に3名、下関市立大に3名が合格しました。

一方、進学コースは偏差値52程度を目安としており、私立大学や専門学校への進学を視野に入れた指導を行っています。広島修道大や福岡大など、地域の有力私立大学への合格実績も豊富です。

サビエル高校の学力レベルの目安は最高難易度

山口県内の私立高校の中で、サビエル高校は中堅から上位レベルに位置づけられます。特別進学コースでは、中学校での定期テストで上位20%程度の成績を維持していることが望ましいでしょう。

推薦入試Aでは調査書と面接のみで選考されますが、推薦入試Bでは基礎学力テストとして国語・数学・英語の3科目が課されます。一般入試では国語・英語・数学・社会・理科の5科目に加え、英語はリスニングも含まれるため、バランスの取れた学習が求められます。

進学コースを志望する場合でも、推薦入試Cの面接対策や、自己アピール入試での作文準備など、各試験区分に応じた対策が欠かせません。受験料は14,000円で、複数の試験区分が用意されているため、自分の強みを活かせる入試方法を選択できます。

サビエル高校の部活・行事

サビエル高校では運動部と文化部を合わせて多彩なクラブ活動が展開されており、生徒たちは学業と両立しながら自分の興味に応じた活動に取り組んでいます。運動部には卓球部、剣道部、陸上部、バスケットボール部、硬式テニス部、バレーボール部、女子サッカー部が設置されています。

文化部ではE.S.S、茶道部、美術部・写真部、科学部、聖書研究部、軽音楽部、演劇・文芸部、カリタス・インターアクト部、合唱部など、幅広いジャンルのクラブが活動しています。キリスト教精神を基盤とする学校ならではの聖書研究部や、奉仕活動を行うカリタス・インターアクト部といった特色あるクラブも存在します。

年間を通じて様々な学校行事が企画されており、生徒たちは学びと体験の機会を得ています。

強豪部・実績（大会出場など）

サビエル高校の部活動の中で特に注目されるのが美術部・写真部です。この部は過去3年間で全国大会出場の実績を持っており、芸術分野における生徒たちの才能を伸ばす場として機能しています。全国レベルの舞台で作品を発表できる経験は、生徒の創作意欲を高める貴重な機会となっています。

運動部では卓球部、剣道部、陸上部といった個人競技から、バスケットボール部、バレーボール部、女子サッカー部などの団体競技まで幅広く活動しています。女子サッカー部や女子バレーボール部は女子生徒が多い学校の特性を活かしたクラブとなっており、チームワークを育む場として親しまれています。

文化部では英語力を磨くE.S.Sや、地域の文化に触れる茶道部、実験や研究活動を行う科学部など、それぞれが特色ある活動を展開しています。軽音楽部や演劇・文芸部は表現活動を通じて自己を発信する力を養っています。

主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）

サビエル高校の年間行事は、キリスト教精神に基づく独自の行事と一般的な学校行事が融合した構成になっています。6月に開催されるサビエル祭は文化祭にあたる行事で、生徒たちが日頃の学習成果や部活動の成果を発表する場となっています。12月には新たにクリスマスマーケットが加わり、クリスマスの集いとともに年末の華やかな雰囲気を演出します。

体育系行事としては10月のスポーツフェスティバルと2月の駅伝大会またはマラソン大会があります。スポーツフェスティバルでは生徒たちがクラス対抗で競技に挑み、クラスの団結力を高めています。2月の駅伝大会では冬の寒さの中でも仲間とタスキをつなぐ経験を通じて、協力することの大切さを学びます。

2年生で実施される修学旅行は9月に行われ、仲間との思い出作りと見聞を広げる機会となっています。また1年生は4月にオリエンテーションキャンプに参加し、新しい学校生活への適応と友人関係の構築を図ります。8月には海外研修としてホームステイプログラムが用意されており、国際交流を重視する同校の教育方針が反映されています。6月には姉妹校である韓国聖母女子高校の生徒が来校し、12月には本校生徒が韓国を訪問するなど、継続的な国際交流活動も展開されています。

キリスト教精神に基づく行事も特徴的で、5月の聖母月の集い、7月の平和の集い、11月の追悼の集いなど、祈りと平和を考える機会が年間を通じて設けられています。これらの行事を通じて生徒たちは「愛と奉仕に生きる」という建学の理念を実践的に学んでいます。

サビエル高校の学校生活の特徴

サビエル高校は山口県山陽小野田市に位置し、キリスト教精神に基づいた教育を実践する私立高校です。2026年度からは単位制を導入した新カリキュラムがスタートし、生徒一人ひとりが自分の進路や関心に応じて科目を選択できる仕組みを整えています。

1年次は全員が共通科目を履修して基礎学力を固め、2・3年次では自分だけの時間割を組むことが可能になります。授業のない空きコマを意図的に設定できる点が特徴で、自習や教員への質問、あるいはリフレッシュの時間として活用できます。

土曜日は授業がありませんが、学校を開放しているため、自主的に学習したい生徒は校舎を利用できる環境が整っています。

年間を通じて宗教行事が充実しており、5月の聖母月の集い、7月の平和の集い、12月のクリスマスの集いなど、キリスト教の精神を学ぶ機会が豊富に設けられています。また、韓国の姉妹校である聖母女子高校との交流や海外研修ホームステイなど、国際交流の機会も用意されています。

サビエル高校の特色は？1962年創立の歴史

サビエル高校は1962年に創立され、60年以上にわたって地域の教育に貢献してきた伝統校です。校名は日本にキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルに由来し、建学の理念である「愛と奉仕に生きる」を教育の柱としています。

創立以来、知・情・意の調和した円満な人格の育成を目指し、単なる学力向上だけでなく、他者への共感力や奉仕の心を育てる教育を実践してきました。ICT機器を活用したアクティブ・ラーニングや、英語4技能を重視した独自の「サビエルメソッド」を展開し、時代に即した教育手法を取り入れています。

地域と連携した探究活動にも力を入れており、生徒たちは地域課題の解決に向けた学びを通じて、思考力・表現力・協働力を身につけます。毎年3月には探究発表会が開催され、1年間の学習成果を発表する場が設けられています。

校内にはALSOKセキュリティシステムや防犯カメラを設置し、安全面にも配慮した環境づくりを行っています。全教室にプロジェクターと電子黒板が設置され、校内無線LANも完備されており、最新の学習環境が整っています。

サビエル高校の学費

サビエル高校の2025年度初年度納入金は合計598,800円となっています。内訳は入学金43,000円、授業料396,000円、その他経費159,800円です。入学手続き時に123,000円を納め、1年時終了までに475,800円を支払う形になります。

他の私立高校と比較すると、施設費が別途かかりない点が特徴的です。また、国の就学支援金制度を利用することで、世帯年収に応じて授業料の負担を軽減できます。私立高校就学支援金は保護者の所得に応じて支給額が決まるため、実質的な負担額は各家庭の状況によって変わります。

さらに、サビエル高校では特待生制度も設けられており、入試の成績や中学校での活動実績などに応じて学費の減免措置を受けられる可能性があります。経済的な理由で進学をあきらめる前に、学校説明会などで具体的な支援制度について相談することをお勧めします。

受験料は14,000円で、推薦入試・自己アピール入試・一般入試のいずれを受験する場合も同額です。複数回受験する場合は、その都度受験料が必要になる点に注意が必要です。

サビエル高校の進路実績

サビエル高校の卒業生は国公立大学から私立大学まで幅広い進学実績を残しています。2025年3月卒業生では、山口東京理科大に6名、北九州市立大に3名、下関市立大に3名が合格するなど、地元の公立大学への進学者が目立ちます。

関西方面では、立命館大、龍谷大、京都産業大、関西大、関西学院大など、有名私立大学への合格者を輩出しています。2025年には上智大に2名が合格しており、難関私立大学への進学も実現しています。

過去3年間の実績を見ると、2023年にはお茶の水女子大、東京都立大、京都府立大といった首都圏や関西の難関公立大学への合格者も出ています。立教大、法政大など、MARCH(マーチ)と呼ばれる難関私立大学群への進学実績もあり、着実に学力を伸ばせる環境が整っていることが分かります。

看護・医療系の進路を目指す生徒も多く、日本赤十字広島看護大、広島国際大、国際医療福祉大、福岡国際医療福祉大などへの合格実績があります。地域医療に貢献したいという志を持つ生徒にとって、適切な進路指導が受けられる環境といえるでしょう。

サビエル高校の入試情報

サビエル高校では2025年度入試において、推薦入試と一般入試を合わせて複数の試験区分を設けています。特別進学コースと進学コースでそれぞれ異なる入試方法が用意されており、受験生の個性や強みに応じた受験が可能です。

受験料は全ての試験区分で14,000円となっており、入学手続き時には123,000円を納付します。合格発表は中学校長を通じて行われる形式と、本人に直接通知される形式があります。

サビエル高校の入試情報まとめ

サビエル高校の募集人員は特別進学コースが男女35名、進学コースが男女70名です。推薦入試A・B・Cと自己アピール入試の出願期間は2024年12月23日から24日の9時から17時まで、試験日は2025年1月9日に設定されています。

推薦入試Aは特別進学コース第一志望者向けで、調査書と面接のみで選考されます。推薦入試Bも特別進学コース志望者向けですが、調査書と面接に加えて国語・数学・英語の基礎学力テストが課されます。

推薦入試Cは進学コース第一志望者を対象とし、調査書と面接で選考します。自己アピール入試も進学コース志望者向けで、作文・調査書・面接に加え、国語・数学・英語の基礎学力テストが実施されます。

第1次一般入試の出願期間は2025年1月16日から17日で、試験日は1月24日です。試験科目は国語・英語・数学・社会・理科の5教科で、英語にはリスニングが含まれます。合格発表は1月31日に中学校長を通じて本人に通知され、入学手続き締切日は3月21日となっています。

第2次一般入試は出願期間が2025年3月13日から14日、試験日が3月17日に設定されています。試験科目は調査書と面接のみで、合格発表と入学手続き締切日はいずれも3月17日です。合格通知は中学校長と本人それぞれに送付されます。

なお、推薦入試と自己アピール入試の合格者は、入学時納付金の一部15,000円を1月22日に納付し、残金108,000円を3月21日までに納める分割納付も選択できます。

サビエル高校のオープンキャンパスなどのイベント情報

サビエル高校では8月と10月にオープンスクールを開催しています。受験を検討している中学生や保護者が実際の学校の雰囲気を体験できる機会となっており、校内見学や個別相談などが行われます。

学校は土曜日も開放されており、自習や教員への質問が可能です。授業は実施されませんが、受験生が学習環境を確認したり、在校生の様子を見学したりする際に活用できます。

12月にはクリスマスマーケットという新しいイベントも加わり、学校行事を通じて校風を知る機会が増えています。オープンキャンパスの詳細な日程や申込方法については、学校に直接問い合わせることをお勧めします。

サビエル高校はなぜ人気？まとめ

サビエル高校は、偏差値52から60を誇る山口県の私立高校として、多くの受験生から注目を集めています。1962年創立の歴史ある学校で、小野田駅から通学できる便利な立地も魅力の一つです。

学力レベルは最高難易度に位置づけられており、質の高い教育環境が整っています。部活動では強豪部が大会で実績を残し、文化祭や体育祭、修学旅行などの行事も充実しているため、充実した学校生活を送ることができます。

また、進路実績も優れており、卒業後の進学先も多様です。学費や入試情報、オープンキャンパスなどのイベント情報も事前に確認することで、受験準備をスムーズに進められます。

サビエル高校への進学を検討されている方は、ぜひオープンキャンパスに参加して、実際の学校の雰囲気を体感してみてください。充実した高校生活を送るための環境が、きっと見つかるはずです。