東海大学付属相模高校はなぜ人気？偏差値59の私立校の評判をリサーチ！

神奈川県相模原市にある東海大学付属相模高校は、偏差値59の私立校として毎年多くの受験生から注目を集めています。野球部やラグビー部など全国大会出場を果たす強豪クラブが多数あり、文武両道を実現できる環境が整っているのが特徴です。

「子どもに合った高校を選びたいけれど、実際の評判や学校生活の様子がよく分からない」そんな悩みを抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、東海大学付属相模高校の基本情報から偏差値、部活動の実績、さらには入試情報や進路実績まで詳しく解説します。学費や周辺環境、学校行事といった具体的な情報もお伝えするので、受験校選びの判断材料として活用できます。

この記事を読めば、東海大学付属相模高校が本当にお子様に合った学校なのか、明確に判断できるようになるでしょう。

東海大学付属相模高校はなぜ人気？基本データを解説

引用：東海大学付属相模高校 校舎画像

東海大学付属相模高校は1963年の創立以来、神奈川県相模原市で半世紀以上の歴史を持つ私立高校として多くの生徒を育ててきました。偏差値59という水準を保ちながら、東海大学への進学を中心とした一貫教育の実践が特徴となっています。

男女共学の普通科として、男子1018名、女子667名の合計1685名が在籍しており、県内でも規模の大きな学校です。一般入試では男女240名、推薦入試では男女200名を募集しており、両方の入試形態から幅広い生徒を受け入れています。

私立東海大学付属相模高校の基本情報

東海大学付属相模高校の所在地は神奈川県相模原市南区相南3-33-1で、2026年度入試では一般入試が2月10日、推薦入試が1月22日に実施されます。受験料は23,000円で、合格発表は一般が2月11日の10時から、推薦が1月23日の10時から行われます。

一般入試では国語・数学・英語の3教科と面接が課され、推薦入試では書類審査と面接で選考されます。初年度納入金は合計1,289,060円で、入学手続き時に424,500円、1年時終了までに864,560円を納入する形式です。

授業料に対しては所定の手続きをとることで補助金が支給される制度があり、家庭の経済的負担を軽減する仕組みが整えられています。

東海大学付属相模高校の最寄り駅は小田急相模原駅！周辺環境は？

東海大学付属相模高校へのアクセスは小田急相模原駅が最寄り駅となっており、駅からは徒歩圏内の立地です。学校周辺は閑静な住宅街が広がっており、学習に集中できる落ち着いた環境が整っています。

隣接地にはゴルフ場が広がっているため、都市部でありながら緑豊かな景観を保っています。住宅街という立地は通学時の安全面でも保護者から評価されており、生活音や繁華街の喧騒から離れた場所で高校生活を送れる点が魅力です。

相模原市南区という場所は神奈川県内でも交通の便が良く、横浜方面や東京方面からも通学しやすい位置にあります。

東海大学付属相模高校の部活動の種類

東海大学付属相模高校には運動部15種類、文化部と同好会を合わせて23種類の多彩なクラブ活動が用意されています。運動部では剣道部、柔道部、ソフトテニス部、テニス部、バスケットボール部、バレーボール部、野球部、洋弓部、ラグビー部、陸上競技部、陸上競技部・駅伝の11部活が過去3年間で全国大会に出場しており、高いレベルで競技に取り組めます。

文化部では吹奏楽部、美術部、放送部が全国大会出場の実績を持ち、文化面でも全国レベルの活動が展開されています。運動部の多くは基本的に毎日活動し週1日休みという体制で、文化部は月曜から金曜の16時から18時30分頃まで活動する形態です。

囲碁将棋部、英会話部、演劇部、化学部、軽音楽部、写真部、生物部、地学部、物理部、文芸部といった専門性の高い部活から、華道同好会、茶道同好会、食物研究同好会、箏曲同好会、ディベート同好会、鉄道研究同好会、服飾同好会、福祉同好会まで、生徒それぞれの興味関心に応じた選択肢が豊富に揃っています。

東海大学付属相模高校の偏差値は？受験は標準〜中堅

東海大学付属相模高校への進学を検討する際、まず気になるのが学力レベルでしょう。神奈川県内の私立高校の中で、この学校はどのような位置付けにあるのでしょうか。偏差値や入試難易度について、具体的なデータをもとに詳しく見ていきます。

受験を考えている中学生やその保護者にとって、自分の学力が合格圏内にあるかどうかを知ることは志望校選びの第一歩になります。

東海大学付属相模高校の偏差値は59！

東海大学付属相模高校の偏差値は59となっており、神奈川県内の私立高校の中では中堅からやや上位に位置します。この数値は公立高校でいえば、県立相模原高校や市立橘高校などと近いレベルです。

偏差値59という数字は、100人の受験生がいた場合、上位30番目前後に入る学力を示しています。極端に難関というわけではありませんが、基礎学力をしっかり固めた上で、応用問題にも対応できる力が求められます。

神奈川県内には多くの私立高校がありますが、この偏差値帯は「努力次第で十分に合格を目指せる」範囲といえるでしょう。特別な才能よりも、日々の学習習慣と計画的な受験対策が合否を分けるラインになります。

東海大学付属相模高校の学力レベルの目安は標準〜中堅

学力レベルの目安としては、中学校の定期テストで平均点よりも10〜15点程度上回る成績を安定して取れる生徒が合格圏内に入ります。具体的には、5段階評価で主要5科目の平均が3.5以上あれば、一般入試での合格可能性が見えてくるでしょう。

入試科目は国語・数学・英語の3科目に加えて面接が実施されます。特に英語学習を重視している学校の特色から、英語で確実に得点できる力を身につけておくことが合格への近道です。

推薦入試では書類審査と面接のみで選抜が行われるため、中学校での成績や部活動実績、生活態度などが総合的に評価されます。募集人員は一般入試が240名、推薦入試が200名となっており、推薦枠も比較的多く設定されている点が特徴的です。この数字から、学校側は学力だけでなく人物面も重視した選抜を行っていることが分かります。

東海大学付属相模高校の部活・行事

東海大学付属相模高校では、全国レベルで活躍するクラブ活動と充実した学校行事を通じて、生徒たちが学業以外の分野でも成長できる環境が整っています。運動部15部、文化部4部が過去3年間で全国大会に出場しており、文武両道の教育方針を体現しています。

クラブ活動は運動部と文化部を合わせて40以上あり、それぞれの興味や目標に応じて選択できます。運動部の多くは基本的に毎日活動しており、週1日の休みを設けながら本格的な練習に取り組んでいます。一方、文化部の多くは月曜日から金曜日の16時から18時30分頃まで活動し、学業との両立がしやすい体制になっています。

強豪部・実績（大会出場など）

野球部は全国大会出場の実績を持ち、神奈川県内でも強豪として知られています。甲子園出場経験もあり、プロ野球選手を輩出してきた伝統があります。ラグビー部も全国大会の常連で、花園出場を目指して日々激しい練習を重ねています。

陸上競技部と陸上競技部・駅伝はそれぞれ独立した組織として活動し、両部門とも全国大会に出場しています。駅伝チームは全国高校駅伝に何度も出場しており、箱根駅伝を目指す選手たちの登竜門となっています。

バスケットボール部、バレーボール部、テニス部、ソフトテニス部も全国大会出場の実績があり、関東大会では上位入賞を果たしています。剣道部と柔道部は武道の伝統を受け継ぎ、個人戦・団体戦ともに全国レベルで戦える選手を育成しています。

洋弓部は珍しい競技ですが全国大会に出場しており、専門的な指導のもとで技術を磨けます。文化部では吹奏楽部が全国大会に出場し、コンクールで金賞を獲得した実績があります。美術部と放送部も全国規模のコンテストで入賞を重ねており、芸術分野でも高い評価を得ています。

主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）

文化祭は10月上旬に開催され、クラスごとに趣向を凝らした出し物や展示を行います。演劇やダンス、模擬店など多彩な企画が並び、クラスメイトと協力して一つのものを作り上げる達成感を味わえます。文化部の発表の場としても機能しており、吹奏楽部の演奏会や美術部の作品展示は毎年注目を集めています。

体育祭は10月中旬に実施され、クラス対抗で熱戦が繰り広げられます。短距離走やリレー、綱引きなど定番種目に加え、学年別の競技も用意されており、運動が得意な生徒もそうでない生徒も楽しめる内容になっています。応援合戦ではクラスごとにオリジナルの振り付けを考え、一致団結して盛り上がります。

修学旅行は3年生の9月上旬に実施され、国内の歴史や文化を学ぶ機会となっています。事前学習で訪問先について調べ、現地では班別行動を通じて自主性や計画性を養います。球技大会は9月上旬に開催され、バスケットボールやバレーボール、サッカーなどの種目でクラス対抗戦を行います。

芸術鑑賞会は1、2年生を対象に実施され、演劇やオーケストラの公演を鑑賞します。プロの芸術家による本格的なパフォーマンスに触れることで、感性や教養を深める機会になっています。月に一回の土曜日授業では3時限の授業が行われ、学習時間の確保と学校行事のバランスが取られています。

東海大学付属相模高校の学校生活の特徴

東海大学付属相模高校は神奈川県相模原市南区に位置し、小田急相模原駅を最寄り駅とする私立の共学校として、充実した教育環境を提供しています。閑静な住宅街に立地し、隣接するゴルフ場が広がる自然豊かな環境の中で、男子1018名、女子667名の生徒が学んでいます。

普通科のみの設置ながら、2年生までは文理融合の精神で全員が同じカリキュラムを学習し、3年生から文系・理系どちらの進路も選択できる柔軟な教育体制が特徴です。月に一回の土曜授業を実施し、休校時にはオンライン授業で学習をサポートする体制も整えています。

施設面では、全室冷暖房完備の普通教室に加え、一人一台のコンピュータが用意された情報教室、充実した理科実験室を備えています。2013年3月には総合グラウンドが完成し、全面人工芝のグラウンドで快適に体育活動やクラブ活動を行える環境が整いました。

体育祭や文化祭、球技大会といった学校行事も充実しており、9月上旬には3年生を対象とした修学旅行が実施されます。学食やトレーニングルーム、大きな図書館など、生徒の学習意欲や興味関心に応じた活動をサポートする設備が豊富に揃っています。

東海大学付属相模高校の特色は？1963年創立の歴史

1963年に創立された東海大学付属相模高校は、60年以上の歴史を持つ伝統校として、明日の歴史を担う使命感と豊かな人間性を持った人材育成に取り組んでいます。教育理念の中核には「調和の取れた文明社会を建設する」という目標があり、独自科目である「高校現代文明論」を通じて、現代社会を多角的に理解する力を養っています。

英語学習を重視した文武両道・文理融合教育は、日本有数の一貫教育の実践として評価されています。高校と大学の一貫教育体制を活かし、大学で専門教育を受けるために必要な基礎学力を高校段階でしっかりと身につけられる点が大きな強みです。

スポーツや芸術活動を通じて体力や情操を磨くことにも力を入れており、剣道部や柔道部、野球部、ラグビー部、陸上競技部など、過去3年間に全国大会へ出場した運動部が多数あります。文化部でも吹奏楽部や美術部、放送部が全国レベルの活動実績を誇り、生徒一人ひとりの個性を伸長し人生の基盤をつくる教育を実践しています。

東海大学付属相模高校の学費

2025年度の初年度納入金は、入学手続き時に424,500円、1年時終了までに864,560円を納入し、合計1,289,060円となっています。内訳として、入学金は200,000円、授業料は年間396,000円、施設費は入学手続き時に210,000円と年度内に96,000円の合計306,000円が必要です。

その他の費用として、入学手続き時に14,500円、1年時終了までに372,560円が必要となり、年間合計で387,060円を納めます。この費用には教材費や行事費、生徒会費などが含まれており、充実した学校生活を送るための必要経費として設定されています。

所定の手続きを行うことで、授業料に対して補助金が支給される制度があり、家庭の経済状況に応じた支援を受けられます。受験料は23,000円で、一般入試と推薦入試のどちらを受験する場合も同額です。

私立高校としては標準的な学費設定といえますが、2013年に完成した全面人工芝の総合グラウンドをはじめ、全室冷暖房完備の教室、充実した図書館や体育施設、最新のコンピュータ設備など、快適な学習環境への投資が反映された金額となっています。

東海大学付属相模高校の進路実績

2025年3月の卒業生は、東海大学へ438名が進学しており、付属校としての一貫教育体制を活かした進路選択が顕著に表れています。前年度の354名、前々年度の375名と比較すると、系列大学への進学者数は年度によって変動しながらも、多くの生徒が東海大学の多様な学部へ進学している状況が確認できます。

難関私立大学への合格実績も着実に積み上げており、2025年3月卒業生では早稲田大学に2名、慶応義塾大学に1名、明治大学に2名が合格しています。GMARCH（学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政）への合格者も複数名おり、青山学院大学2名、中央大学3名、法政大学2名という結果を残しました。

日東駒専（日本・東洋・駒澤・専修）や成成明学獨國武（成蹊・成城・明治学院・学習院・國學院・武蔵）といった中堅私立大学への進学実績も安定しており、日本大学6名、東洋大学2名、國學院大学1名、専修大学1名などの合格者を輩出しています。

国公立大学については2025年3月卒業生から三重大学に1名が合格し、私立高校でありながら国公立大学への進学実績も確保しています。また、専門学校へは22名が進学しており、大学進学だけでなく専門的な技術や資格取得を目指す生徒の進路も尊重されています。体育系では日本体育大学に4名が合格するなど、スポーツで培った力を活かした進路選択も可能です。

東海大学付属相模高校の入試情報

東海大学付属相模高校は神奈川県相模原市南区に位置する私立高校で、1963年の創立以来、東海大学の付属校として一貫教育を実践しています。偏差値は59で、小田急相模原駅が最寄り駅となります。2026年度の入試では一般入試と推薦入試の2つの試験区分が設けられており、それぞれ異なる選抜方法と日程で実施されます。受験を検討している中学生とその保護者の方は、各入試区分の特徴や募集人員、試験科目などを事前に確認しておくことで、自分に適した受験方法を選択できます。

東海大学付属相模高校の入試情報まとめ

2026年度の募集人員は一般入試が男女240名、推薦入試が男女200名となっており、合計440名の新入生を受け入れます。一般入試は2026年2月10日(火)に実施され、国語・数学・英語の3教科に加えて面接が課されます。合格発表は翌日の2月11日(水)10時から行われるため、受験生は比較的早く結果を知ることができます。

推薦入試は一般入試より早い1月22日(木)に実施され、書類審査と面接による選抜が行われます。学力試験がないため、中学校での成績や活動実績、面接での印象が合否を左右します。合格発表は翌日の1月23日(金)10時からとなっており、こちらも迅速な結果通知が特徴です。

受験料はどちらの入試区分も23,000円で統一されています。普通科のみの募集となっており、入学後は2年次まで文理融合の精神に基づいた共通カリキュラムで学習を進めます。

東海大学付属相模高校のオープンキャンパスなどのイベント情報

東海大学付属相模高校では受験生と保護者を対象とした学校説明会を開催しています。2025年11月29日(土)には本校を会場として学校説明会が実施される予定で、全体会の後に個別相談と校内見学の時間が設けられます。

個別相談では入試に関する具体的な質問や学校生活についての疑問を直接教職員に尋ねることができます。校内見学では全室冷暖房完備の普通教室や大きな図書館、一人一台のコンピュータが用意された情報教室、2013年に完成した全面人工芝の総合グラウンドなど、充実した施設を実際に見学できます。

社会情勢によって内容の変更や追加、中止の可能性があるため、参加を希望する方は学校のホームページで最新情報を確認することをお勧めします。予約制の有無についても事前に公式サイトで案内されますので、確実に参加するためには早めの情報収集が欠かせません。実際に学校の雰囲気を肌で感じることで、入学後の学校生活をより具体的にイメージできるでしょう。

東海大学付属相模高校はなぜ人気？まとめ

東海大学付属相模高校は、偏差値59の標準から中堅レベルの私立高校として、神奈川県内で高い人気を誇っています。小田急相模原駅から通いやすい立地にあり、1963年創立の歴史ある学校として充実した教育環境が整っています。

部活動では全国大会に出場する強豪部も多く、文化祭や体育祭などの行事も盛んに行われており、学業と課外活動のバランスが取れた学校生活を送ることができます。また、東海大学への内部進学をはじめとした多様な進路選択が可能な点も大きな魅力です。

入試情報やオープンキャンパスなどのイベント情報は、学校の公式サイトで随時更新されていますので、受験を検討されている中学生や保護者の方は、ぜひ実際に足を運んで学校の雰囲気を体感してみてください。

東海大学付属相模高校は、充実した教育内容と恵まれた環境で、生徒一人ひとりの成長をサポートする学校です。志望校選びの参考にしていただければ幸いです。