高知国際高校はなぜ人気？偏差値58の公立校の評判をリサーチ！

2017年創立ながら、高知国際高校は今、県内外から注目を集める公立高校として人気を博しています。偏差値58という標準レベルでありながら、国公立大学への高い進学実績や国際バカロレアプログラムの導入など、独自の教育方針が評価されているのです。

「子どもに国際的な視野を身につけさせたいけれど、私立は学費が心配」「探究型学習って実際どうなの？」そんな疑問をお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、高知国際高校の基本情報から偏差値、部活動の実績、そして気になる学費や進路実績まで徹底的にリサーチしました。さらに入試情報やオープンキャンパスの情報もまとめています。

この記事を読めば、高知国際高校が自分の子どもに合った学校かどうか、具体的に判断できるようになります。

高知国際高校はなぜ人気？基本データを解説

引用：高知国際高校 校舎画像

高知国際高校は2017年に創立された比較的新しい公立高校ですが、偏差値58という水準と特色ある教育内容で注目を集めています。高知南中学校・高校と高知西高校が統合して誕生した中高一貫教育校で、国際バカロレアプログラムを取り組む点が大きな特徴となっています。

普通科とグローバル科の2つの学科があり、それぞれ異なる教育アプローチで生徒の可能性を広げています。探究型学習を中心に据え、生徒が自ら課題を見つけて解決する力を養うカリキュラムが組まれています。

公立高知国際高校の基本情報

高知国際高校は高知県高知市鴨部2-5-70に位置する公立の共学校です。各学年の入学定員は普通科200名で5クラス、グローバル科80名で2クラスという構成になっています。

2025年4月現在の生徒数は男子313名、女子483名で、合計796名が在籍しています。グローバル科には探究コースとDPコース（国際バカロレアディプロマプログラム）の2つのコースがあり、生徒は自分の進路に合わせて選択できます。

初年度納入金は2024年度参考で140,980円となっており、内訳は授業料118,800円とその他22,180円です。公立高校のため私立と比較すると学費負担が軽く、充実した教育を受けられる点が魅力といえます。

高知国際高校の最寄り駅は蛍橋駅！周辺環境は？

高知国際高校へのアクセスは蛍橋駅が最寄り駅となります。高知市鴨部エリアに位置しており、通学の利便性を考慮した立地です。

校内の施設は非常に充実しており、プール、体育館、学食といった基本的な設備に加え、トレーニングルーム、弓道場、ハンドボールコート、テニスコートなど多様な運動施設を備えています。学習面では各階にスタディコーナーが設置されており、放課後や空き時間に自習できる環境が整っています。

さらにギャラリーや和室、ランチルームなど文化的な活動を支える空間も用意されています。普通教室には冷房が完備され、スクールカウンセラーも常駐しているため、快適かつ安心して学校生活を送れる環境が整えられています。

高知国際高校の部活動の種類

高知国際高校では運動部と文化部を合わせて30以上のクラブ活動が展開されています。運動部はサッカー部、陸上競技部、弓道部、バスケットボール部、野球部、バレーボール部、新体操部、ハンドボール部、バドミントン部、剣道部、卓球部、ソフトボール部、ソフトテニス部、テニス部、柔道部、水泳部、登山部と幅広い種目が揃っています。

文化部も吹奏楽部、美術・漫画研究部、書道部、文芸・演劇部、音楽部、ギター部、華道・茶道部、被服・調理部、放送・写真部、ESS部、科学部、囲碁・将棋部、ダンス部と多彩なラインナップです。男女別の部活と男女合同の部活が混在しており、自分の興味や関心に合わせて選択できます。

新しい学校ながらこれだけのクラブ活動が用意されているため、勉強だけでなく課外活動にも積極的に取り組める環境が整っています。

高知国際高校の偏差値は？受験は標準〜中堅

高知国際高校は2017年に創立された比較的新しい公立高校で、偏差値は58となっています。高知県内でも一定の学力を持つ生徒が集まる学校として知られており、受験を検討する際には標準から中堅レベルの学力が求められます。

普通科とグローバル科の2つの学科があり、それぞれ異なる教育プログラムを展開しています。受験生は自分の進路希望に合わせて学科を選択できる点が特徴です。

高知国際高校の偏差値は58！

高知国際高校の偏差値58という数値は、高知県内の公立高校の中では中堅からやや上位に位置します。この偏差値帯の高校では、基礎学力がしっかり身についていることに加え、応用問題にも対応できる力が必要になります。

偏差値58の学校に合格するためには、定期テストで平均点以上を安定して取ることが目安となるでしょう。また、高知国際高校では探究型学習や英語教育に力を入れているため、単なる暗記ではなく思考力を問う問題への対応力も求められます。

普通科は200名、グローバル科は80名の募集定員があり、グローバル科にはさらに探究コースとDPコースに分かれています。志望する学科やコースによって求められる力も異なるため、自分の得意分野を活かせる選択をすることが合格への近道です。

高知国際高校の学力レベルの目安は標準〜中堅

標準から中堅レベルという学力の目安は、具体的には中学校での学習内容を8割程度理解している状態を指します。数学であれば関数や図形の応用問題が解け、英語では長文読解や英作文に取り組める力が必要です。

高知国際高校では入学後に探究型の授業や国際バカロレアのプログラムを実施しているため、受験時点では基礎学力に加えて自分で考える姿勢も評価されます。例えば面接試験がある場合、自分の意見を論理的に説明できるかどうかが見られるでしょう。

卒業生の進路実績を見ると、2025年3月卒業生では高知大学に38名、高知工科大学に12名が進学しており、地元の国公立大学への進学者が多い傾向があります。また岡山大学や香川大学など四国内の大学への進学実績も豊富で、確かな学力が身につく環境といえます。さらに関西学院大学や龍谷大学など関西圏の私立大学への合格者も多く、幅広い進路選択が可能な学力レベルです。

高知国際高校の部活・行事

高知国際高校では、生徒の自主性を尊重した部活動と、学校全体で取り組む多彩な行事が展開されています。運動部と文化部を合わせて30以上のクラブが活動しており、それぞれの目標に向かって日々練習に励んでいます。

2017年に高知南中学校・高校と高知西高校が統合して誕生した学校という背景もあり、伝統的な競技から新しいスタイルの活動まで幅広い選択肢があります。部活動では自立的な活動を積極的に推進し、グローバル社会で必要とされるリーダーシップやチームワークを養う場となっています。

強豪部・実績（大会出場など）

高知国際高校には運動部が19部、文化部が13部設置されており、生徒たちは自分の興味関心に合わせて活動を選べます。運動部ではサッカー部、陸上競技部、弓道部、バスケットボール部、野球部、バレーボール部、新体操部、ハンドボール部、バドミントン部、剣道部、卓球部、ソフトボール部、ソフトテニス部、テニス部、柔道部、水泳部、登山部が活動中です。

文化部では吹奏楽部、美術・漫画研究部、書道部、文芸・演劇部、音楽部、ギター部、華道・茶道部、被服・調理部、放送・写真部、ESS部、科学部、囲碁・将棋部、ダンス部が活動しています。校内にはハンドボールコートや弓道場といった専門的な施設も整備されており、各部が充実した環境で練習できます。

主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）

高知国際高校の年間行事は、生徒の成長を多角的に支える内容となっています。5月には体育祭が開催され、クラスや学年を超えた交流が生まれます。9月には文化祭とホームマッチが連続して行われ、文化的な発表とスポーツ競技の両面で盛り上がりを見せます。

7月には希望者を対象とした海外語学研修があり、実践的な英語力と国際感覚を養う機会が設けられています。同月に実施される国際シンポジウムでは、グローバルな視点から社会課題について考える場が提供されます。1月の修学旅行では、学年全体で普段とは異なる環境での学びを経験します。

2月の錬歩会は体力と精神力を鍛える伝統行事で、3月には探究成果発表会が実施されます。この発表会では1年間の探究学習の成果を披露し、プレゼンテーション能力を磨きます。4月の高校生活応援プログラムは新入生が学校生活にスムーズに適応できるよう工夫された行事です。

高知国際高校の学校生活の特徴

高知国際高校は探究型学習と国際バカロレアプログラムを取り入れた、特色ある教育を実践している公立高校です。普通科とグローバル科の2つの学科があり、生徒一人ひとりが自分の進路や目標に合わせて学習スタイルを選択できる環境が整っています。

現在、男子313名、女子483名が在籍しており、各学年の入学定員は普通科200名、グローバル科80名となっています。グローバル科にはさらに探究コースとDPコース(国際バカロレアディプロマプログラム)があり、海外大学進学を視野に入れた学習も可能です。

学校行事は年間を通じて充実しており、5月の体育祭、9月の文化祭・ホームマッチ、1月の修学旅行など、生徒たちが主体的に参加できる機会が豊富にあります。7月には希望者を対象とした海外語学研修も実施され、実践的な国際交流の場が提供されています。

施設面では、プールや体育館、弓道場、ハンドボールコートなど運動施設が充実しているほか、各階にスタディコーナーを設置し、自習環境も整備されています。学食やランチルームもあり、快適な学校生活を送れる設備が揃っています。

高知国際高校の特色は？2017年創立の歴史

高知国際高校は2017年に高知南中学校・高校と高知西高校が統合して誕生した比較的新しい中高一貫教育校です。この統合により、両校の伝統を受け継ぎながらも、グローバル社会に対応した新しい教育モデルを構築しています。

最大の特色は「学び方を学ぶ」ことを学びの中心に据えている点です。従来の知識詰め込み型の教育ではなく、生徒が自ら課題を見出し、主体的・協働的に解決を図る力を育成します。この教育方針により、生涯学習者として必要なスキルを高校段階から身につけられます。

土曜日には午前中に大学進学講座を実施しており、平日の授業に加えて学力向上のサポート体制が整っています。また、3月には探究成果発表会が開催され、1年間の学習成果を発表する機会も設けられています。

国際バカロレアプログラムを導入している点も大きな特徴です。グローバル科DPコースでは、世界的に認められた国際バカロレア資格(フルディプロマ)の取得を目指せるため、海外大学への進学を希望する生徒にとって最適な環境が用意されています。

高知国際高校の学費

高知国際高校は公立高校のため、私立高校と比較して学費負担が軽減されています。2024年度の初年度納入金は、授業料が年間118,800円、その他教材費や修学旅行費などが22,180円で、合計140,980円となっています。

入学手続き時に納入する費用はなく、1年時終了までに分割して納入する形式です。この金額には入学金や施設費が含まれていないため、初年度の経済的負担が比較的少ないといえます。

公立高校の授業料については、世帯収入に応じて就学支援金制度を利用できる可能性があります。この制度を活用すれば、授業料の負担がさらに軽減される場合もあるため、入学前に制度の詳細を確認しておくとよいでしょう。

その他の費用には教材費や修学旅行費が含まれていますが、部活動に参加する場合は別途活動費が必要になることがあります。また、グローバル科で海外語学研修に参加する場合は、研修費用が追加でかかる点も考慮しておく必要があります。

高知国際高校の進路実績

高知国際高校の卒業生は、地元の高知大学をはじめとする国公立大学への進学実績が充実しています。2025年3月卒業生では、高知大学に38名、高知工科大学に12名、高知県立大学に16名が合格しており、地域の高等教育機関への進学者が多い傾向にあります。

県外の難関大学への合格実績も着実に積み上げています。2025年には九州大学、電気通信大学、岡山大学などに合格者を出しており、2024年には東北大学、筑波大学、名古屋大学、大阪大学といった旧帝国大学への合格者も輩出しました。

私立大学では、関西圏の大学への進学者が目立ちます。龍谷大学に12名、京都産業大学に6名、関西学院大学に5名など、関西の有力私立大学への合格実績があります。また、松山大学には25名が合格しており、四国圏内での進学を選択する生徒も多くいます。

海外大学への進学実績も注目すべき点です。2023年度には4名がアメリカ、マレーシア、オーストラリア、ハンガリーの大学に進学しており、国際バカロレアプログラムを活かした進路選択が実現しています。グローバル科DPコースの設置により、今後も海外大学進学者の増加が期待されます。

高知国際高校の入試情報

高知国際高校への進学を検討している受験生にとって、入試に関する情報は進路決定の大きな判断材料になります。2017年に高知南中学校・高校と高知西高校が統合して誕生した新しい中高一貫教育校である高知国際高校は、普通科とグローバル科という2つの学科を設置しており、それぞれの特色に応じた選抜方法を実施しています。

各学年の入学定員は普通科が200名で5クラス編成、グローバル科が80名で2クラス編成となっており、グローバル科には探究コースとDPコース(国際バカロレアディプロマプログラム)という2つのコースが用意されています。公立高校として高知県内の中学生を主な対象としており、県立高校の入試制度に準じた選抜が行われます。

高知国際高校の入試情報まとめ

高知国際高校の具体的な入試情報については現在調査中となっていますが、公立高校として高知県教育委員会が定める入試制度に基づいた選抜が実施されています。一般的に高知県の公立高校入試では、学力検査と調査書の内容を総合的に評価して合否を判定する仕組みが採用されています。

偏差値は58となっており、県内では中堅から上位レベルの学力が求められる高校といえるでしょう。特にグローバル科では英語教育に力を入れているため、英語の学力が重視される傾向があります。普通科では幅広い進路選択に対応できる基礎学力が、グローバル科では国際的な視野と探究心が評価のポイントになります。

受験を検討している方は、高知県教育委員会のウェブサイトや中学校の進路指導担当の先生から最新の入試情報を入手することをお勧めします。出願時期や選抜方法、必要書類などの詳細は年度ごとに更新されるため、早めの情報収集が合格への第一歩となります。

高知国際高校のオープンキャンパスなどのイベント情報

高知国際高校のオープンキャンパスや学校説明会などのイベント情報については現在調査中となっています。ただし多くの公立高校では、夏休み期間中に中学生向けの学校見学会や体験入学を実施するケースが一般的です。

学校見学の機会を活用すれば、実際の授業風景や施設設備を直接確認できます。高知国際高校は比較的新しい学校のため、体育館やプール、トレーニングルーム、弓道場などの運動施設に加えて、各階に設置されたスタディコーナーや自習室といった学習環境も充実しています。こうした施設を実際に見学することで、入学後の学校生活をより具体的にイメージできるでしょう。

イベント参加を希望する場合は、高知国際高校の公式ウェブサイトを定期的にチェックするか、在籍している中学校を通じて問い合わせる方法があります。特にグローバル科のDPコースに興味がある受験生は、国際バカロレアプログラムの説明を直接聞ける機会を逃さないようにしましょう。

高知国際高校はなぜ人気？まとめ

高知国際高校は2017年に創立された比較的新しい公立高校で、偏差値58という標準から中堅レベルの学力層に位置しています。蛍橋駅から通学できるアクセスの良さと、充実した教育環境が魅力です。

学校生活では多様な部活動が用意されており、文化祭や体育祭、修学旅行などの主要行事を通じて充実した高校生活を送ることができます。公立高校ならではの学費の安さも、保護者にとって大きなメリットといえるでしょう。

進路実績も着実に積み重ねており、入試情報やオープンキャンパスなどのイベント情報も公開されています。受験を検討する際は、実際に学校を訪れて雰囲気を確かめることをおすすめします。

高知国際高校への進学を考えている中学生やその保護者の方は、ぜひ本記事の情報を参考にしながら、学校説明会やオープンキャンパスに参加して、自分に合った学校かどうかを確認してみてください。