神奈川県内でも注目度の高い私立高校を探している中学生や保護者の方にとって、山手学院高校は気になる存在ではないでしょうか。偏差値65〜70という高い学力水準と、早慶上智をはじめとする難関大学への確かな進学実績が魅力です。
しかし実際のところ、入試の難易度はどのくらいなのか、学校生活の雰囲気や部活動の様子はどうなのか、具体的な情報が知りたいという声も多く聞かれます。
この記事では、山手学院高校の基本情報から偏差値、部活動、学費、進路実績、入試情報まで徹底的にリサーチした内容をお届けします。港南台駅からアクセスできる緑豊かな環境で学ぶこの学校の魅力を、データに基づいて詳しく解説していきます。
志望校選びで迷っている方も、この記事を読めば山手学院高校が自分に合った学校かどうか判断できるようになるでしょう。
| 創立年 | 1966年 | 偏差値 | 65 – 70 |
|---|---|---|---|
| 共学・別学 | 共学 | 公立・私立 | 私立 |
山手学院高校はなぜ人気?基本データを解説
引用:山手学院高校 校舎画像
山手学院高校は神奈川県横浜市栄区に位置する私立の共学校で、1966年の創立以来、高い教育実績を積み重ねてきました。偏差値65から70という数値が示すように、県内でも有数の進学校として知られています。教育理念として「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間」の育成を掲げ、グローバル教育に力を注いでいます。志望別のコース制と活発な国際交流が教育の特色となっており、多くの生徒が難関大学への進学を実現しています。
私立山手学院高校の基本情報
山手学院高校は1966年に創立された私立の共学校です。横浜市栄区上郷町460番地に校舎を構え、緑豊かな丘陵地に広がるキャンパスは教室の窓から鎌倉の山並みを望める環境にあります。
2025年度の募集要項では、進学コースと特別進学コースの2コース編成となっています。特別進学コースは難関国公立大学への現役合格を目標として設定されたコースです。
入試区分は併願入試とオープン入試に分かれており、それぞれA日程とB日程が用意されています。併願入試のA日程では80名、B日程では30名を募集し、オープン入試ではA日程が40名、B日程が20名の募集人員です。試験科目は数学、英語、国語の3教科で、受験料は25,000円となっています。
出願期間は2025年1月24日10時から2月3日14時までで、オープン入試B日程のみ2月11日にも出願が可能です。
山手学院高校の最寄り駅は港南台駅!周辺環境は?
山手学院高校への最寄り駅は港南台駅です。駅から学校までの道のりはマロニエの街路樹が立ち並ぶ美しい街並みが続き、通学路としても快適な環境が整っています。
校舎は丘の上に建つ本校舎を中心として、体育館やグラウンド、テニスコート、プール、工房、特別教室棟などが計画的に配置されています。施設面では普通教室に冷房設備が完備され、学食やコンピュータ室、トレーニングルーム、シャワールームなども利用できます。
緑豊かな環境は生徒たちの伸びやかな心を育てる場となっており、都市部の学校でありながら自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で学習に集中できる点が魅力です。スクールカウンセラーの配置や守衛の常駐など、安全面やメンタルケアにも配慮がなされています。
山手学院高校の部活動の種類
山手学院高校では運動部と文化部を合わせて多彩なクラブ活動が展開されています。運動部は17部、文化部は17部の合計34の部活動があり、生徒たちは自分の興味や適性に応じて活動に参加しています。
運動部では弓道部、チアリーダー部、マウンテンバイク部の3部が過去3年間に全国大会出場を果たしており、高い競技レベルを誇ります。サッカー部や硬式野球部は週6日の活動を行い、テニス部は男子と女子で曜日を工夫しながら練習に取り組んでいます。
文化部では吹奏楽部が月曜から日曜まで不定休で活動するなど熱心に練習を重ねています。演劇部や軽音楽部は平日を中心に活動し、華道部や茶道部といった伝統文化を学べる部活動も充実しています。ねころ部という個性的な名称の部活動もあり、生徒の多様な関心に応える環境が整っています。
山手学院高校の偏差値は?受験は最高難易度
山手学院高校は神奈川県横浜市栄区にある私立高校で、1966年に創立されました。港南台駅が最寄り駅となり、マロニエの街路樹が並ぶ美しい街並みを抜けた先に位置しています。
高校入試における偏差値は65から70という数値を示しており、神奈川県内でも最高難易度の高校として知られています。受験を検討する際には、この偏差値帯に到達するための計画的な学習が求められるでしょう。
山手学院高校の偏差値は65 – 70!
山手学院高校の偏差値は65から70の範囲に設定されています。この数値は神奈川県内の私立高校の中でもトップクラスに位置しており、入学には相応の学力が必要となります。
高校からの入学生は進学コースと特別進学コースの2コース編成になっています。特別進学コースでは難関国公立大学への現役合格を目指したカリキュラムが組まれており、より高度な学習内容に取り組む環境が整っています。
入試科目は数学、英語、国語の3教科です。併願入試とオープン入試の2つの試験区分があり、それぞれA日程とB日程が設けられています。
山手学院高校の学力レベルの目安は最高難易度
偏差値65から70という数値は、受験生全体の上位約7パーセントから16パーセントに該当する学力レベルを表しています。具体的には、模擬試験で常に上位の成績を維持している生徒が合格圏内に入る計算になります。
最高難易度といわれる理由は、進学実績からも読み取れます。2025年度の合格実績では東京大学や一橋大学、東京科学大学といった最難関国公立大学への合格者を輩出しています。また私立では早稲田大学57名、慶應義塾大学38名、明治大学179名など、難関私立大学への合格者数も豊富です。
横浜国立大学には19名、横浜市立大学には9名が合格しており、地元神奈川の国公立大学への進学実績も安定しています。こうした実績を出せる背景には、入学時点での高い学力レベルと、入学後の充実した教育環境があるといえるでしょう。
山手学院高校の制服や部活、活動行事
引用:山手学院高校 制服画像
山手学院高校では、学業だけでなく生徒一人ひとりの個性を伸ばす環境が整っています。運動部と文化部を合わせて30以上のクラブが活動しており、制服を着た生徒たちが放課後や休日に熱心に取り組む姿が見られます。
全国大会出場を果たす部活動から、趣味を深める文化系まで幅広い選択肢があり、自分の興味に合わせて活動できます。学校行事も充実しており、国際交流プログラムや伝統行事を通じて、多様な経験を積むことができる環境です。
強豪部・実績(大会出場など)
山手学院高校には、過去3年間で全国大会出場を果たしたクラブが3つあります。弓道部は毎週水曜・金曜・日曜に活動し、全国レベルの実力を誇る部活動です。
チアリーダー部も火曜から金曜まで活発に練習を行い、全国大会への出場実績を持っています。応援を通じてチームワークと表現力を磨き、他の部活動を支える役割も担っています。
マウンテンバイク部は月曜・水曜・木曜の週3日活動しながら、全国大会に駒を進める実績を残しています。丘の上という立地を活かしたトレーニング環境で、専門的な技術を身につけられます。
運動部では、硬式野球部やサッカー部、バスケットボール部など週5日以上活動するクラブが多く、日々の練習に真剣に取り組んでいます。
主要行事(文化祭・体育祭・修学旅行)
山手学院高校では、北米ホームステイが2年次の目玉行事となっています。1年次には北米研修講習で事前準備を行い、世界を舞台に活躍できる人材育成という教育理念を実践します。
春には新入生歓迎スポーツ大会が開催され、先輩と後輩の交流が深まります。この行事は入学したばかりの生徒が学校に馴染むきっかけとなり、クラスや学年を超えた絆が生まれる機会です。
山手祭は生徒が主体となって企画運営する文化祭で、クラス展示や部活動の発表が行われます。演劇部や軽音楽部、吹奏楽部などの文化系クラブが日頃の成果を披露する舞台でもあります。
全校ロードレースでは、緑豊かな横浜の環境を活かして体力と精神力を鍛えます。鎌倉の山並みを望む恵まれた自然環境の中、生徒たちが一丸となってゴールを目指す姿は、学校の伝統行事として親しまれています。
山手学院高校の学校生活の特徴
山手学院高校は神奈川県横浜市栄区に位置する私立の共学校で、港南台駅から通学できる便利な立地にあります。校舎は丘の上にあり、教室の窓からは鎌倉の山並みを望める緑豊かな環境が特徴です。
学校施設はプールや体育館をはじめ、テニスコートやトレーニングルーム、シャワールームなど充実した設備を備えています。本校舎を中心に体育館やグラウンド、特別教室棟が配置され、伸びやかな心を育てる環境が整っています。
コンピュータ室や工房なども完備されており、学習だけでなくクラブ活動にも適した環境が用意されています。普通教室には冷房設備があり、快適な学習環境で授業を受けることができます。
学校行事では北米ホームステイや北米研修講習、新入生歓迎スポーツ大会、山手祭、全校ロードレースなど多彩なイベントが実施されています。土曜日の午前中には土曜講座が開講され、平日の授業に加えて学習の機会が提供されています。
山手学院高校の特色は?1966年創立の歴史
山手学院高校は1966年に創立された歴史ある学校です。世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間の育成を教育理念として掲げています。
志望別のコース制が特徴で、高校からの入学生は特別進学コースと進学コースの2つに分かれます。特別進学コースは難関国公立大学への現役合格を目指すカリキュラムが組まれており、進路に応じた効率的な学習が可能です。
活発な国際交流も大きな魅力で、2年生を対象とした北米ホームステイプログラムや1年生向けの北米研修講習が実施されています。グローバル教育に力を入れており、入学時の納入金にもグローバル教育費が含まれています。
港南台駅からマロニエの街路樹が並ぶ美しい街並みを通って通学できる環境も、生徒たちの日常に潤いを与えています。制服が定められており、学校生活における統一感と規律が保たれています。
山手学院高校の学費
初年度納入金は1,214,600円です。入学手続き時に500,000円を納入し、1年時終了までに714,600円を支払う仕組みになっています。
入学金は260,000円で、入学手続き時に施設費240,000円とあわせて納入します。授業料は年間468,000円で、1年時終了までに分割して支払います。
その他の費用246,600円には維持費13,000円、グローバル教育費3,000円、タブレット費用3,550円、父母の会費1,000円が含まれています。タブレット費用が含まれている点から、ICTを活用した学習環境が整備されていることがわかります。
これらの費用に加えて、制服などの諸費用が別途必要になります。初年度の学費総額を把握する際は、これらの追加費用も考慮しておくことをおすすめします。
受験料は25,000円で、併願入試とオープン入試のどちらを選択しても同額です。出願は2025年1月24日10時から2月3日14時までの期間にウェブで手続きを行います。
山手学院高校の進路実績
2025年度の合格実績では横浜国立大学に19名、東京都立大学に3名、横浜市立大学に9名など、地元神奈川県の国公立大学に多数の合格者を輩出しています。
東北大学に8名、北海道大学に4名、筑波大学に4名など、関東や東北地方の有力国公立大学への合格実績も豊富です。東京大学、一橋大学、東京科学大学といった最難関大学にも合格者を出しており、特別進学コースの学習成果が表れています。
私立大学では早稲田大学57名、慶應義塾大学38名、上智大学37名と早慶上智で132名の合格者を記録しました。明治大学179名をはじめMARCHへの合格者数が非常に多く、2025年度は明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の5校で510名の合格実績があります。
地元神奈川の神奈川大学には127名が合格しており、東京理科大学63名、芝浦工業大学41名、東京都市大学67名など理工系大学への進学実績も充実しています。文系学部志望者には成蹊大学、成城大学、明治学院大学などへの合格実績もあり、幅広い進路選択が可能です。
津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学といった女子大学への合格者も毎年輩出しており、多様な進路希望に対応できる指導体制が整っています。
山手学院高校の入試情報
山手学院高校は神奈川県横浜市栄区に位置する私立高校で、偏差値65から70という高い学力水準を誇ります。1966年の創立以来、難関大学への進学実績を積み重ねており、受験生からの人気も高まっています。
入試制度は併願入試とオープン入試の2つに分かれており、それぞれA日程とB日程が用意されているため、受験生は自分の状況に合わせて複数回の受験機会を得られる仕組みになっています。
山手学院高校の入試情報まとめ
山手学院高校の2025年度入試は、併願入試とオープン入試の2つの区分で実施されます。併願入試はA日程で80名、B日程で30名の計110名を募集し、オープン入試はA日程で40名、B日程で20名の計60名を募集します。
試験科目は数学・英語・国語の3教科で、基礎学力を総合的に測る形式です。受験料は25,000円で、どちらの日程も同額になっています。
出願期間は2025年1月24日10時から2月3日14時までとなっており、インターネット出願システムを通じて手続きを行います。ただしオープン入試B日程については、2月11日10時から14時という追加の出願期間も設定されており、他校の結果を見てから出願したい受験生にとって便利な制度です。
試験日は併願入試・オープン入試ともにA日程が2月10日、B日程が2月12日に実施されます。合格発表のタイミングは入試区分によって異なり、オープン入試A日程のみ2月11日10時から発表され、その他の日程は2月13日10時からの発表になります。
山手学院高校のオープンキャンパスなどのイベント情報
山手学院高校では受験生と保護者のために学校説明会を開催しており、来校型とオンライン型の両方で参加できる体制を整えています。2025年11月29日土曜日の10時から12時に実施される説明会では、本校の教育内容とともに入試の詳細や内申基準についての説明が行われます。
説明会終了後には校内施設を自由に見学できる時間が設けられており、実際の学習環境や部活動の様子を確認できます。個別相談コーナーも開設されるため、入試に関する疑問点や学校生活についての質問を直接担当者に尋ねられる貴重な機会になります。
来校型の参加者には特典として、オリジナル過去問題集・募集要項・学校案内パンフレット・山手学院ロゴ入り文房具が配布されます。過去問題集は実際の入試対策に活用できるため、受験を検討している方は来校型での参加がおすすめです。
説明会の日程や内容は学校のホームページで随時更新されますので、参加前に最新情報を確認してから申し込むようにしましょう。
山手学院高校はなぜ人気?まとめ
山手学院高校は、偏差値65から70という高い学力レベルを誇る神奈川県の私立進学校です。港南台駅から徒歩圏内という通学に便利な立地環境も魅力のひとつとなっています。
1966年の創立以来、長い歴史と伝統を持ち、充実した教育プログラムと確かな進路実績で多くの受験生から支持を集めています。難関大学への合格実績も豊富で、質の高い学習環境が整っています。
また、学業だけでなく部活動や学校行事も活発で、文化祭や体育祭、修学旅行など充実した学校生活を送ることができます。強豪部も多く、大会での実績を残している部活動もあり、勉強と部活動の両立を目指す生徒にも適した環境です。
入試は最高難易度となりますが、オープンキャンパスなどのイベントも開催されていますので、山手学院高校に興味をお持ちの方はぜひ実際に学校の雰囲気を確かめてみてください。学費や入試情報も事前にしっかり確認して、受験準備を進めましょう。

