広島県で評判の高い進学校を探している保護者の皆さん、修道高校という名前を耳にしたことはありませんか。偏差値69を誇るこの私立校は、東大や京大への合格者を毎年輩出する実力校として注目を集めています。
「うちの子に合う学校なのか」「受験の難易度はどれくらいなのか」と気になっている方も多いでしょう。この記事では修道高校の偏差値や入試情報、充実した学校生活の実態まで詳しく解説します。
具体的には1725年創立の歴史ある教育方針、多彩な部活動と年間行事、そして難関大学への進学実績という3つの視点から修道高校の魅力に迫ります。この記事を読めば、お子さんの進路選択に必要な情報をしっかりと得ることができます。
| 創立年 | 1725年 | 偏差値 | 69 |
|---|---|---|---|
| 共学・別学 | 男子校 | 公立・私立 | 私立 |
修道高校はなぜ人気？基本データを解説
引用：修道高校 校舎画像
広島県を代表する進学校として知られる修道高校は、1725年創立という長い歴史を持つ男子校です。偏差値69という高い学力水準に加えて、広島市中区の交通至便な立地、充実した施設設備が人気の理由となっています。
六か年一貫教育を柱とした教育方針により、東京大学や京都大学をはじめとする難関国公立大学への合格実績を毎年積み重ねています。2025年度入試の適性検査では募集16名に対して応募者15名、合格者11名という結果でした。部活動も運動部18班、文化部18班と多彩な選択肢があり、卓球班は過去3年間で全国大会に出場するなど活発な活動を展開しています。
私立修道高校の基本情報
修道高校は広島県広島市中区南千田西町8-1に位置する私立の男子校です。2025年4月現在、男子生徒843名が在籍しており、女子生徒は在籍していません。
創立は1725年と約300年の歴史を誇り、知徳併進、尊親敬師、至誠勤勉、質実剛健という4つの教育理念を掲げています。これらの理念は学問だけでなく人格形成にも重点を置く姿勢を示しており、単なる受験校ではなく、人間性を磨く教育を行っています。
設置区分は私立で、六か年一貫教育を教育の特色としています。土曜日授業は実施しておらず、週5日制を採用しています。制服の着用が定められており、伝統ある学校らしい規律ある学校生活を送ることができます。
修道高校の最寄り駅は御幸橋駅！周辺環境は？
修道高校の最寄り駅は広島電鉄の御幸橋駅となっており、広島市内各地からのアクセスが良好です。広島市中区という市街地に立地しているため、通学の利便性が非常に高い点が魅力となっています。
学校周辺は広島市の中心部に近く、都市機能が整った環境です。通学路には商店や飲食店もあり、放課後に友人と立ち寄ることもできます。一方で、校内には2023年度に改修された敬道館をはじめ、プール、体育館、学食、コンピュータ室、トレーニングルーム、自習室、シャワールームなど充実した施設を完備しています。
普通教室には冷房設備が整い、テニスコートも備えられているため、勉強にも部活動にも集中できる環境が整っています。スクールカウンセラーも配置されており、生徒のメンタル面でのサポート体制も万全です。
修道高校の部活動の種類
修道高校には運動部18班、文化部18班という豊富なクラブ活動が用意されています。運動部ではサッカー班、野球班、バスケットボール班といった定番の競技から、スカッシュ班やアーチェリー班といった珍しい競技まで選択肢が広がっています。
特筆すべきは卓球班が過去3年間で全国大会に出場している実績があり、本格的な競技レベルでの活動が可能です。ワンダーフォーゲル班や少林寺拳法班など、他校ではあまり見られない独自性のある班も存在します。
文化部では理系の探究活動に特化した化学班、生物班、物理班、天文班が揃っており、六か年一貫教育の利点を活かした継続的な研究活動に取り組めます。また鉄道研究班や囲碁班、将棋班といった専門性の高い活動も選べるため、自分の興味関心に合わせて多様な学校生活を送ることができます。スクールバンド班や茶道班など芸術系や伝統文化系の活動も充実しています。
修道高校の偏差値は？受験は難関
修道高校は広島県内でもトップクラスの進学実績を誇る私立男子校で、受験を検討する際には相応の学力準備が求められます。1725年の創立以来、長い歴史と伝統を持つ同校への入学を目指す生徒は、早期からの計画的な学習が必要になるでしょう。
六か年一貫教育を実施しているため、高校からの入学者は適性検査による選抜で厳しい競争を勝ち抜く必要があります。2025年度入試では募集数16名に対して応募者数15名、受験者数12名、合格者11名という結果となり、合格最低点は156点でした。
広島市中区南千田西町に位置し、御幸橋駅が最寄りとなるアクセスの良さも魅力の一つです。生徒数は男子843名で構成され、知徳併進、尊親敬師、至誠勤勉、質実剛健の教育理念のもと学校生活を送ります。
修道高校の偏差値は69！
修道高校の偏差値は69となっており、広島県内の私立校では最難関レベルに位置づけられます。この数値は全国的に見ても上位層に該当し、入学には高度な学力が要求されることを示しています。
偏差値69という数字を具体的に説明すると、100人の受験生がいた場合に上位約6～7人に入る学力水準を意味します。通常の定期テストで常に90点以上を維持できる生徒が目指す水準といえるでしょう。
中学段階から応用問題や発展問題に取り組む習慣をつけ、基礎学力の定着と同時に思考力を鍛える学習が不可欠です。塾や予備校での受験対策も視野に入れながら、計画的な準備を進めていく必要があります。
修道高校の学力レベルの目安は難関
修道高校の進学実績を見ると、その学力レベルの高さが明確に分かります。2025年には東京大学2名、京都大学3名、大阪大学5名、九州大学10名、広島大学22名など、国公立大学への合格者を多数輩出しました。
私立大学では早稲田大学14名、慶應義塾大学4名といった難関私大への合格実績も豊富です。過去3年間を振り返ると、2024年には京都大学8名、大阪大学12名、2023年には東京大学6名と、安定して最難関大学への合格者を出し続けています。
このような進学実績を達成できる背景には、入学時から高い学力を持つ生徒が集まっている点があります。入学後も切磋琢磨できる学習環境が整っているため、大学受験に向けて効果的な準備ができる環境が用意されています。自習室やコンピュータ室などの施設も充実しており、生徒の自主的な学習をサポートする体制が構築されています。
修道高校の制服や部活、活動行事
引用：修道高校 制服画像
修道高校では制服が採用されており、生徒たちは規律ある学校生活を送っています。運動部は18の班、文化部は18の班が活動しており、生徒たちは自分の興味や適性に合わせて多様な選択ができる環境が整っています。
部活動は「班」と呼ばれる独自の呼称を用いており、伝統を感じさせる呼び方となっています。運動系では水泳班、サッカー班、野球班といった定番競技から、スカッシュ班や少林寺拳法班といった珍しい競技まで揃っています。
文化系においても書道班、スクールバンド班、音楽班のほか、化学班、生物班、物理班、天文班といった理系分野の専門的な活動を行う班が充実しています。鉄道研究班や囲碁班など、生徒の多様な関心に応える環境が用意されています。
強豪部・実績（大会出場など）
卓球班は過去3年間に全国大会出場を果たしており、修道高校の中でも特に実績のある班として知られています。全国大会という舞台で競技できることは、選手たちにとって技術向上だけでなく、精神面での成長にもつながる貴重な経験となっています。
運動班は全18班が活動しており、それぞれの競技で練習に励んでいます。アーチェリー班や弓道班、剣道班といった武道系の班も活発に活動しており、日本の伝統文化を学びながら心身を鍛えることができます。
ワンダーフォーゲル班では自然の中での活動を通じて、仲間との協調性や困難を乗り越える力を養うことができます。このように多様な班が用意されているため、運動が得意な生徒も、これから運動を始めたい生徒も、自分に合った活動を見つけられます。
主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）
11月に開催される創立記念祭は、修道高校における文化祭の位置づけとなっています。創立記念という名称から、1725年創立という長い歴史を誇る学校の伝統を感じ取ることができます。
9月には体育祭が実施され、クラスや班の仲間と協力して競技に取り組みます。2月にはマラソン大会が行われ、冬の寒さの中で自分の限界に挑戦する機会となっています。長距離を走り切ることで、精神力と体力を同時に鍛えることができます。
高校2年生の10月には修学旅行があり、普段とは異なる環境で視野を広げる機会が設けられています。4月の入学式から3月の卒業式まで、年間を通じて計画的に学校行事が配置されており、勉強だけでなく仲間との思い出づくりや人間的な成長を促す工夫がなされています。
修道高校の学校生活の特徴
修道高校は広島県広島市中区に位置する男子校で、1725年の創立以来300年近い歴史を持つ伝統校です。六か年一貫教育を採用しており、じっくりと学力を伸ばせる環境が整っています。
御幸橋駅を最寄り駅とし、偏差値69と県内でもトップクラスの学力を誇ります。男子のみ843名が在籍し、充実した学校生活を送っています。
知徳併進、尊親敬師、至誠勤勉、質実剛健という教育理念のもと、学業だけでなく人格形成にも力を注いでいます。運動部では卓球班が過去3年間に全国大会へ出場するなど、部活動も盛んに行われています。
文化部も多彩で、書道班やスクールバンド班、天文班、鉄道研究班など18の文化部が活動中です。2023年度には敬道館の改修が完了し、学習環境がさらに向上しました。
修道高校の特色は？1725年創立の歴史
修道高校の最大の特色は、江戸時代の1725年に創立された300年近い伝統にあります。この長い歴史の中で培われてきた教育方針が、現在の教育活動の基盤となっています。
六か年一貫教育を実施している点も見逃せません。中高一貫のカリキュラムにより、高校受験に時間を割くことなく、より深い学びに集中できる体制が構築されています。
学校行事も充実しており、4月の入学式に始まり、9月の体育祭、10月の修学旅行、11月の創立記念祭、2月のマラソン大会、3月の卒業式と年間を通じて多彩なイベントが開催されます。特に創立記念祭は文化祭として実施され、生徒たちの創造性を発揮する場となっています。
施設面では、プール、体育館、学食、コンピュータ室、テニスコート、トレーニングルーム、自習室など充実した設備を備えています。普通教室には冷房が完備され、快適な学習環境が保たれています。
修道高校の学費
修道高校は私立校であり、学費については各家庭で計画的な準備が求められます。2026年度参考の初年度納入金に関する詳細情報は、入学を検討される際に学校へ直接問い合わせることをお勧めします。
私立校の利点として、充実した教育環境と設備投資が挙げられます。修道高校では2023年度に敬道館を改修するなど、常に教育環境の向上に努めています。
また、スクールカウンセラーの配置やシャワールームの設置など、生徒の心身のケアにも配慮した施設整備が行われています。これらの設備は、学費によって維持管理されています。
入学手続きや納入時期については、入学説明会で詳しく説明されます。修道チャレンジという名称で2025年12月6日と2026年1月17日に学校説明会が開催される予定ですので、学費に関する具体的な情報もこの機会に入手できます。
修道高校の進路実績
修道高校の進路実績は、全国トップレベルの大学への合格者を安定的に輩出しています。2025年度入試では東京大学2名、京都大学3名、大阪大学5名、九州大学10名、広島大学22名の合格者を出しました。
特筆すべきは、国公立大学への高い進学実績です。2024年度には京都大学8名、大阪大学12名、九州大学16名、広島大学28名と多数の合格者を輩出しています。地元の広島大学へは毎年20名以上が進学し、地域の教育機関としての役割も果たしています。
私立大学では早稲田大学と慶應義塾大学への合格者が多く、2025年度は早稲田大学14名、慶應義塾大学4名が合格しました。2023年度には早稲田大学23名、慶應義塾大学10名という実績があり、関東圏の難関私立大学への進学ルートも確立されています。
北海道大学、東北大学、名古屋大学、神戸大学など全国各地の国公立大学へも合格者を送り出しており、生徒の多様な進路希望に応える指導体制が整っています。自習室などの設備も活用され、じっくりと受験勉強に取り組める環境が用意されています。
修道高校の入試情報
修道高校への進学を目指す際には、入試制度の仕組みや募集人数をしっかり把握しておく必要があります。広島県内でも屈指の進学校である修道高校では、高校からの募集人数が限られているため、早めの情報収集が欠かせません。
この記事では、2025年度入試の実績データをもとに、適性検査の詳細や受験倍率などを具体的に解説します。また、学校が開催する説明会やイベント情報もあわせてご紹介しますので、受験準備にお役立てください。
修道高校の入試情報まとめ
修道高校の2025年度入試では、適性検査による選抜が実施されました。募集人数は16名に対して応募者数は15名、実際の受験者数は12名でした。
この結果、合格者は11名となり、合格最低点は156点に設定されています。応募者数が募集人数を下回っていたものの、実際には受験者12名のうち11名が合格しており、高い合格率となりました。
修道高校は基本的に中高一貫校として運営されているため、高校からの募集人数は非常に限定的です。偏差値69という水準からも分かる通り、広島県内でも有数の学力が求められます。
適性検査では、論理的思考力や表現力を測る問題が出題される傾向にあります。単なる知識の暗記だけでなく、与えられた情報を分析して自分の考えをまとめる力が試されます。
修道高校のオープンキャンパスなどのイベント情報
修道高校では「修道チャレンジ」という名称で学校イベントを開催しています。2025年12月6日と2026年1月17日の2回、本校にて実施予定です。
このイベントは、受験を検討している生徒や保護者が学校の雰囲気を直接体感できる貴重な機会となります。校舎見学や在校生との交流を通じて、パンフレットだけでは分からない学校の日常を知ることができるでしょう。
御幸橋駅から徒歩圏内という立地にある修道高校のキャンパスでは、2023年度に改修された敬道館をはじめ、充実した教育施設を見学できます。プールや体育館、学食、自習室など、学習環境の整備状況を実際に確認してみてください。
参加を希望される場合は、必ず修道高校の公式ホームページで最新の開催情報や申込方法を確認しましょう。日程や内容が変更される可能性もありますので、事前の確認をおすすめします。
修道高校はなぜ人気？まとめ
修道高校は偏差値69を誇る広島県屈指の難関私立校として、多くの受験生から注目を集めています。1725年創立という長い歴史と伝統を持ち、確かな教育実績が人気の理由となっています。
御幸橋駅から徒歩圏内というアクセスの良さに加えて、充実した部活動や文化祭・体育祭などの学校行事が、生徒たちの豊かな学校生活を支えています。強豪部も多く、勉強と部活動の両立を目指す環境が整っているのも魅力です。
進路実績においても、難関大学への合格者を多数輩出しており、質の高い教育指導が評価されています。学費や入試情報、オープンキャンパスなどのイベント情報は、受験を検討する際の重要なポイントとなります。
修道高校への進学を考えている中学生やその保護者の方は、ぜひオープンキャンパスに参加して、実際の学校の雰囲気を体感してみてください。長い歴史に裏打ちされた教育環境で、充実した高校生活を送ることができるでしょう。