山口県周南市にある徳山高校は、偏差値63-69を誇る県内トップクラスの進学校として、地域の受験生や保護者から高い注目を集めています。東京大学や大阪大学など難関国公立大学への合格実績が豊富で、早慶などの有名私立大学への進学者も多数輩出しています。
しかし「実際の偏差値や入試難易度はどれくらい?」「部活動や学校行事は充実しているの?」「1880年創立の伝統校の雰囲気は?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、徳山高校の偏差値や入試情報、部活動の種類、進路実績、学校生活の特徴まで詳しく解説します。志望校選びで悩んでいる受験生やお子様の進路を考えている保護者の皆様に、判断材料となる情報をお届けします。
| 創立年 | 1880年 | 偏差値 | 63 – 69 |
|---|---|---|---|
| 共学・別学 | 共学 | 公立・私立 | 公立 |
徳山高校はなぜ人気？基本データを解説
引用：徳山高校 校舎画像
山口県周南市に位置する徳山高校は、1880年創立という長い歴史を持つ伝統校として知られています。140年以上の歴史の中で培われた教育実績と進学指導により、地域屈指の進学校として多くの中学生から注目を集めています。
偏差値は63から69と県内でもトップクラスで、特に文理探究科では高度な学習内容を扱っています。校訓「真・健・和」のもと、学問への真摯な姿勢と心身の鍛錬、豊かな人間性の育成を目指している点が特徴です。
公立徳山高校の基本情報
徳山高校は山口県周南市鐘楼町2-50に所在する公立の共学校です。2025年4月現在、全校生徒は約900名が在籍しており、普通科と文理探究科の2つの学科を設置しています。
普通科では2年次から文科系と理科系のコース制を採用し、将来の進路に応じた科目選択が可能になります。文理探究科は従来の理数科を発展させた学科で、文科30名と理数科40名の少人数制により、より専門的な学習に取り組めます。
平成12年度からは2学期制を導入しており、まとまった期間で学習内容を深められる体制を整えています。教科等横断的な学びであるSTEAM教育や、地域と連携した課題解決型学習を通じて、実社会で活躍できる人材育成に力を注いでいます。
徳山高校の最寄り駅は徳山駅！周辺環境は？
徳山高校の最寄り駅は徳山駅で、JRやバスを利用して通学できる交通至便な立地です。駅から学校までのアクセスが良好なため、周南市内だけでなく近隣市町村からも多くの生徒が通学しています。
学校周辺には文化会館、美術館、図書館といった文化施設が充実しており、学習環境として申し分ありません。授業の課題研究や個人の自習で図書館を利用したり、美術館で芸術に触れたりと、放課後の活動範囲も広がります。
落ち着いた住宅地に位置しているため、学業に専念できる静かな環境が整っています。周辺の文化施設を活用しながら、充実した高校生活を送れる点が徳山高校の魅力の一つといえるでしょう。
徳山高校の部活動の種類
徳山高校では運動部と文化部を合わせて30以上のクラブ活動が展開されています。運動部にはハンドボール部、バレーボール部、バスケットボール部、サッカー部、ソフトテニス部、バドミントン部、ソフトボール部、卓球部、柔道部、剣道部、弓道部、硬式野球部、陸上競技部が設置されています。
文化部の選択肢も豊富で、文芸部、放送部、美術部、書道部、ESS部、吹奏楽部、軽音楽部といった定番の部活に加え、科学部では物理・化学・生物・数学の各分野に分かれて活動できます。茶道部、華道部、地歴部、邦楽部、JRC部、生活研究部、棋道部など、日本の伝統文化やボランティア活動に関わる部活も充実しています。
進学校でありながら部活動に打ち込める環境が整っており、学業と部活動の両立を目指す生徒にとって理想的な選択肢が揃っています。
徳山高校の偏差値は？受験は最高難易度
山口県周南市に位置する徳山高校は、1880年創立の伝統校として県内トップクラスの進学実績を誇ります。受験を検討している中学生にとって、偏差値や学力レベルの把握は合格への第一歩となるでしょう。
この高校には普通科と文理探究科が設置されており、それぞれの学科で求められる学力水準が異なります。県内でも特に高い学力が要求される高校として知られており、周辺地域から多くの優秀な生徒が集まっています。
徳山高校の偏差値は63 – 69！
徳山高校の偏差値は63から69の範囲に位置しており、学科によって異なる水準が設定されています。普通科では偏差値63程度、文理探究科ではさらに高い偏差値69程度が目安となります。
この数値は山口県内の公立高校の中でも最上位に位置しており、東京大学や大阪大学、九州大学といった難関国公立大学への進学実績からも、その学力水準の高さがうかがえます。2024年度の実績では大阪大学に11名、九州大学に13名、山口大学に37名が合格しており、高い進学指導力を証明しています。
徳山高校の学力レベルの目安は最高難易度
山口県内における徳山高校の学力レベルは最高難易度に分類されます。中学校での定期テストで常に上位の成績を維持し、模擬試験でも安定して高得点を取れる学力が求められるでしょう。
具体的には、5教科合計で450点以上(500点満点)を安定して取得できる実力が必要となります。特に文理探究科を目指す場合は、数学や理科、英語において応用問題まで確実に解答できる力が欠かせません。日々の授業の予習復習を徹底し、早い段階から受験を意識した学習計画を立てることが合格への近道となります。
徳山高校の制服や部活、活動行事
引用：徳山高校 制服画像
徳山高校では、制服を着用した学校生活を送ります。運動部は硬式野球部やハンドボール部、バスケットボール部など13の部があり、文化部は吹奏楽部や科学部、ESS部など15の部が活動しています。多様なクラブ活動を通じて、生徒たちは勉強以外の場面でも自分の興味や関心を深めることができます。
部活動と学校行事のバランスが取れている点も、徳山高校の特徴といえるでしょう。クラスマッチや大運動会、徳高祭といった年間行事では、クラブで培った団結力や表現力を発揮する機会が豊富にあります。
強豪部・実績（大会出場など）
徳山高校には、運動部と文化部を合わせて28の部活動が設置されています。運動部では硬式野球部、サッカー部、バスケットボール部、バレーボール部、ハンドボール部、ソフトテニス部、バドミントン部、卓球部、陸上競技部、剣道部、柔道部、弓道部、ソフトボール部が活動しています。
文化部では吹奏楽部、軽音楽部、放送部、美術部、書道部、文芸部のほか、科学部は物理、化学、生物、数学の4分野に分かれて専門的な研究活動を行っています。ESS部や邦楽部、茶道部、華道部、地歴部、JRC部、生活研究部、棋道部も設置されており、文化的な活動の選択肢が豊富です。
各部活動の詳細な実績や活動日時については、学校説明会などで確認できます。SSH（スーパーサイエンスハイスクール）指定校として、科学部などの研究活動には特に力を入れている環境が整っています。
主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）
徳山高校の年間行事は、4月の入学式から始まります。7月にはクラスマッチが開催され、各クラスが団結してスポーツ競技に取り組みます。同じ月に学校説明会も実施されるため、中学生や保護者が学校の雰囲気を知る機会となっています。
8月には修学旅行が実施され、2年次の生徒たちが貴重な体験を共有します。9月には大運動会と徳高祭が行われ、前期の大きな節目となります。大運動会では各団が工夫を凝らした応援合戦を披露し、徳高祭では文化部の発表やクラス企画が盛りだくさんです。
12月にはSSH台湾研修があり、国際的な視野を広げる機会が用意されています。2月にはSSH発表会で研究成果を披露し、マラソン大会で体力を試します。3月の卒業式をもって1年間の学校生活が締めくくられます。2学期制を採用しているため、行事の配置も効率的に計画されています。
徳山高校の学校生活の特徴
徳山高校は山口県周南市に位置する歴史ある公立高校で、文理探究科と普通科を設置しています。校訓「真・健・和」のもと、学問へのひたむきな姿勢、強健な身体と不屈の精神、豊かな人間性の育成を掲げています。
JR徳山駅から近い立地で通学に便利であり、文化会館や美術館、図書館などの文化施設も周辺にあります。落ち着いた環境で高校生活を送れるため、学習に集中できる環境が整っています。
平成12年度から2学期制を導入し、次代を担う人材の育成を目指しています。SSH指定校として台湾研修やSSH発表会など、先進的な教育プログラムを実施しています。9月の大運動会や徳高祭など、伝統行事も盛んです。
運動部ではハンドボール部やサッカー部、バレーボール部など13の部活動があります。文化部では科学部や吹奏楽部、ESS部など15の部活動が活動しており、生徒の多様な興味関心に対応しています。
徳山高校の特色は？1880年創立の歴史
徳山高校は1880年に創立された、140年以上の歴史を誇る伝統校です。長い歴史の中で培われた教育方針と校風は、現在も生徒たちに受け継がれています。
文理探究科では、人文科学や国際、自然科学、科学技術に関心を持つ生徒が集まり、互いに切磋琢磨しています。普通科よりも特定科目の授業時間が多く設定され、理科では3科目を履修します。生徒同士が刺激し合いながら高め合う学習環境が、この学科の大きな魅力となっています。
普通科では2年次からコース制を採用し、文科系と理科系に分かれます。文科系は国語・地歴・英語の授業時間が多く、理科系は数学・理科の授業時間が多くなるよう設定されています。将来の希望進路に対応できるカリキュラム編成により、生徒一人ひとりの目標実現をサポートしています。
STEAM教育や地域・社会と連携した課題解決型学習を通じて、探究心や創造的思考力、グローバルな視点を養成しています。実社会での問題発見・解決の力を身につけられる先進的な教育実践が特徴です。
徳山高校の学費
徳山高校は公立高校のため、私立高校と比較して学費負担が抑えられています。公立高校では授業料や入学金などの基本的な費用が全国的に統一されており、家庭の経済状況に応じた就学支援制度も利用できます。
入学手続き時には、制服や体操服、教科書、副教材などの購入費用が必要になります。また、修学旅行の積立金や部活動に参加する場合は部費なども発生します。
学費以外の費用として、通学にかかる交通費も考慮しておく必要があります。徳山駅から近い立地のため、JRやバスを利用する生徒が多く、定期券の購入費用が月々かかります。部活動で使用する用具や遠征費なども、活動内容によって異なりますが準備しておくとよいでしょう。
徳山高校の進路実績
徳山高校は山口県内でも屈指の進学実績を誇り、偏差値は63から69となっています。2024年度の合格実績では、東京大学1名、大阪大学11名、九州大学13名など、旧帝国大学への合格者を輩出しています。
地元の山口大学へは37名が合格しており、広島大学16名、岡山大学も多数の合格者を出しています。地元国公立大学への進学が多いことから、地域に根差した進路選択をする生徒も多いことがわかります。
私立大学では、早稲田大学7名、慶應義塾大学4名、東京理科大学8名など、難関私大への合格実績があります。関西圏では立命館大学51名、同志社大学19名、関西大学21名と、関関同立への合格者数も豊富です。
文理探究科と普通科それぞれのカリキュラムが、これらの進学実績を支えています。SSH指定校としての活動や2学期制の導入により、じっくりと学習に取り組める環境が整っており、生徒の進路実現を後押ししています。
徳山高校の入試情報
徳山高校への入学を目指す中学生にとって、入試に関する正確な情報を把握しておくことが受験準備の第一歩となります。山口県周南市に位置する徳山高校は、普通科と文理探究科を設置しており、それぞれの学科で入試の選抜方法が設定されています。
偏差値は63から69の範囲となっており、県内でも高い学力水準を誇る進学校として知られています。毎年多くの受験生が志願し、特に文理探究科は人気が高い傾向にあります。
徳山高校の入試情報まとめ
徳山高校は山口県の公立高校として、県の定める選抜基準に従って入学者を決定しています。普通科では210名、文理探究科では文科30名と理数科40名の募集定員が設けられています。
文理探究科は普通科と比較して特定科目の授業時間が多く設定されており、理科では3科目を履修するカリキュラムが組まれています。人文科学や国際、自然科学、科学技術に強い関心を持つ生徒が集まる環境となっているため、入試でもこうした分野への意欲や基礎学力が評価される傾向があります。
受験を検討している場合は、学校や山口県教育委員会の公式ウェブサイトで最新の募集要項を確認し、出願期間や必要書類、選抜方法の詳細を把握しておくとよいでしょう。
徳山高校のオープンキャンパスなどのイベント情報
徳山高校では7月に学校説明会を開催しており、中学生とその保護者が実際の校舎や施設を見学できる機会を提供しています。この説明会では在校生や教員から直接話を聞くことができ、学校の雰囲気や教育方針を肌で感じ取れる貴重な場となっています。
JR徳山駅から近い立地にあるため、周南市内だけでなく県内各地から多くの中学生が参加しやすい環境です。説明会では普通科と文理探究科それぞれのカリキュラムの違いや、SSH指定校としての特色ある取り組みについても紹介されます。
参加を希望する場合は、中学校の進路指導担当の先生を通じて申し込み方法や開催日程を確認することをお勧めします。実際に校内を歩き、部活動の様子を見学することで、入学後の自分の姿をより具体的にイメージできるでしょう。
徳山高校はなぜ人気？まとめ
徳山高校は、山口県周南市にある偏差値63から69を誇る県内トップクラスの公立高校です。1880年創立という140年以上の歴史と伝統を持ち、地域から厚い信頼を集めています。
最寄り駅の徳山駅からアクセスしやすい立地環境に加え、充実した部活動や文化祭・体育祭などの学校行事が、生徒たちの高校生活を彩っています。強豪部の活躍も目覚ましく、勉学と部活動の両立を目指す生徒にとって理想的な環境が整っています。
学力レベルは最高難易度に位置づけられており、入試突破には相応の学力が求められます。その分、進路実績も優れており、多くの卒業生が希望する進路を実現しています。学費は公立高校として良心的な設定となっているため、家庭への負担も抑えられます。
徳山高校への進学を検討されている中学生や保護者の方は、オープンキャンパスなどのイベントに参加して、実際の学校の雰囲気を体験してみることをおすすめします。