千葉県屈指の進学校として注目を集める昭和学院秀英高校。偏差値72という高い学力水準と、東大や早慶への豊富な合格実績を誇るこの学校に、お子さんの進学を検討されている保護者の方も多いのではないでしょうか。

「どのような教育環境なのか」「部活動との両立は可能なのか」「実際の学費や入試情報はどうなっているのか」など、気になる点は尽きませんよね。

この記事では、昭和学院秀英高校の偏差値や進学実績、充実した部活動や学校行事、具体的な学費や入試情報まで、受験を考える上で知っておきたい情報を網羅的にご紹介します。海浜幕張駅から徒歩圏内という恵まれた立地環境や、読書・作文教育をはじめとする独自の教育方針、さらには海外研修プログラムなど、この学校ならではの魅力についても詳しく解説していきます。

昭和学院秀英高校はなぜ人気？基本データを解説

引用：昭和学院秀英高校 校舎画像

昭和学院秀英高校は千葉県内でも屈指の進学校として知られ、毎年多くの受験生が志望校に選んでいます。偏差値72という高い学力水準を維持しながら、充実した教育環境と交通アクセスの良さが人気の理由となっています。

1983年の創立以来、明朗謙虚と勤勉向上を校訓として掲げ、質の高い教育を実践してきました。千葉市美浜区の文教地区に位置し、周辺には複数の教育施設が集まる恵まれた環境にあります。

この記事では基本データをもとに、昭和学院秀英高校の魅力を詳しく紹介していきます。

私立昭和学院秀英高校の基本情報

昭和学院秀英高校は1983年に創立された私立の共学校で、千葉県千葉市美浜区若葉1-2に所在しています。普通科のみを設置し、2026年度の募集人員は80名となっています。

入試は一般入学試験と帰国生入学試験の2つの区分があり、それぞれ第一志望と併願を選択できます。一般入学試験では国語・数学・英語・理科・社会の5教科で実施され、帰国生入学試験は国語・数学・英語・英語IIの4教科構成です。

2026年度入試の出願期間は2024年12月23日から2025年1月9日までで、試験日は2025年1月18日に設定されています。受験料は26,000円で、合格発表は1月20日にインターネットで行われます。入学手続き締切は1月22日の14時までとなっており、入学金150,000円を含む初年度納入金は1,044,000円です。

昭和学院秀英高校の最寄り駅は海浜幕張駅！周辺環境は？

海浜幕張駅から徒歩約10分という好立地が昭和学院秀英高校の大きな特徴です。JR京葉線を利用すれば東京駅から30分程度でアクセスでき、通学の利便性に優れています。

また、JR総武線と京成電鉄の両幕張駅からも西へ徒歩15分と、複数の路線から通学できる選択肢があります。朝の通勤ラッシュ時でも別ルートを選べるため、交通トラブルへの対応がしやすい環境です。

学校周辺は千葉市の文教地区として発展しており、県立高校1校、私立高校2校、私立中学校2校が近隣に位置しています。さらに私立大学、県立保健医療大、放送大学、県の総合教育センターなども集まっており、教育に特化した落ち着いた雰囲気の地域となっています。図書館や研究施設も近くにあり、学習意欲を高める環境が整っています。

昭和学院秀英高校の部活動の種類

昭和学院秀英高校では運動部と文化部を合わせて多彩なクラブ活動が展開されています。運動部は硬式野球部、陸上競技部、サッカー部、柔道部、男女バスケットボール部、剣道部、男女バレーボール部、水泳部、ソフトボール部、新体操部、男女テニス部、卓球部、バドミントン部、チアダンス部、ラグビー部といった正規部活に加え、ワンダーフォーゲル同好会やラクロス同好会もあります。

文化部は吹奏楽部、放送部、合唱部、美術部、写真部、演劇部、将棋部といった伝統的な部活のほか、多数の同好会が活動しています。ボランティア同好会、数学研究同好会、パソコン同好会、科学同好会、軽音楽同好会、調理同好会、国際文化研究同好会、文芸同好会、弦楽同好会、天文同好会、書道同好会、自然探索同好会など、生徒の興味関心に応じた幅広い選択肢が用意されています。

週6日制を採用しており、土曜日も活動できる体制が整っています。人工芝グランド、開閉式屋根付きプール、2棟の体育館、武道場など、充実した施設で各部が活動を行っています。

昭和学院秀英高校の偏差値は？受験は最高難易度

昭和学院秀英高校は千葉県内でもトップクラスの進学校として知られており、受験を考える中学生にとって高い学力が求められる学校です。偏差値72という数値が示す通り、県内はもとより首都圏全体で見ても最難関の部類に入ります。

海浜幕張駅から徒歩約10分という通学に便利な立地にありながら、その入学難易度は非常に高く設定されています。千葉県の私立高校の中でも最上位に位置しており、東京大学や京都大学をはじめとする難関国公立大学への合格実績も豊富です。

昭和学院秀英高校の偏差値は72！

昭和学院秀英高校の偏差値は72となっており、千葉県内の私立高校では最高水準を誇ります。この数値は全国の高校と比較しても上位数パーセントに入る高さで、受験する生徒には相当な学力が必要になります。

偏差値72という数字は、中学校での成績が常に学年トップクラスでなければ到達が難しいレベルといえるでしょう。定期テストでは5教科合計で450点以上を安定して取れる学力が目安となります。また、実力テストや模擬試験でも上位5パーセント以内に入る成績を維持していることが望ましいです。

昭和学院秀英高校の学力レベルの目安は最高難易度

最高難易度という表現が示す通り、昭和学院秀英高校に合格するには5教科すべてにおいて高水準の学力が求められます。一般入学試験では国語・数学・英語・理科・社会の全教科が課され、どの科目も苦手分野を作ることができません。

具体的には、英語では長文読解や文法問題を短時間で正確に解く力、数学では応用問題や図形問題を論理的に解く思考力が必要です。理科と社会でも単なる暗記ではなく、知識を活用して考察する力が試されます。中学3年生の段階で、各教科の応用問題集をスムーズに解けるレベルまで到達していることが合格への条件といえます。

過去の合格者の多くは、中学校での内申点がオール5に近い状態を保ち、さらに塾や予備校での模試で偏差値65以上を安定して取得していたケースが一般的です。

昭和学院秀英高校の部活・行事

引用：昭和学院秀英高校 制服画像

昭和学院秀英高校では、学業と両立しながら多彩なクラブ活動や年間行事に取り組めます。充実した施設環境のもと、生徒たちは自分の興味や関心に応じて部活動を選択し、仲間とともに成長する機会を得ています。

運動部は硬式野球部やサッカー部、バスケットボール部など全20団体、文化部は吹奏楽部や演劇部、軽音楽同好会など全19団体が活動中です。人工芝グランドや開閉式屋根付きプール、2棟の体育館、武道場といった設備が整っており、それぞれの部活動が質の高い練習環境で日々活動を続けています。

文化祭にあたる雄飛祭や修学旅行など、学校行事も年間を通じて豊富に用意されています。これらの行事は学年やクラスの枠を超えた交流の場となり、生徒の思い出作りや人間形成に役立っています。

強豪部・実績（大会出場など）

昭和学院秀英高校のクラブ活動は、全国大会への出場実績を持つ部活動が複数存在します。運動部では男子バレーボール部や陸上競技部、水泳部などが県大会レベル以上の競技力を誇り、日々練習に励んでいます。

文化部においても吹奏楽部や放送部が地域の大会で活躍しており、コンクールでの入賞経験を持つ団体が活動しています。新体操部やチアダンス部は、演技の完成度を高めるため週に複数回の練習を重ね、大会での好成績を目指しています。

部活動の練習は週6日制の授業体制に合わせて計画されており、学業との両立を図りながら活動できる環境が整っています。指導する教員も経験豊富な顧問が多く、技術面だけでなく精神面でも生徒を支えています。

主要行事（文化祭・体育祭・修学旅行）

9月に開催される雄飛祭は昭和学院秀英高校最大の文化行事で、各クラスや部活動が展示・発表・模擬店などを企画します。来場者数も多く、生徒たちが主体的に運営に関わることで、企画力や協調性を養う貴重な機会となっています。

6月には高校スポーツ大会が行われ、クラス対抗でバレーボールやバスケットボールなどの競技に挑みます。応援にも熱が入り、クラスの団結力を深める一日になります。

11月には3泊4日の沖縄修学旅行が実施され、平和学習や自然体験を通じて沖縄の歴史と文化に触れます。また4月の芸術鑑賞教室や6月の古典芸能鑑賞教室では、本物の芸術に触れる機会が設けられており、豊かな感性を育む教育活動が行われています。3月の高校卒業証書授与式では、3年間の学びの集大成として厳粛な雰囲気の中で卒業生を送り出します。

昭和学院秀英高校の学校生活の特徴

昭和学院秀英高校は、千葉県千葉市美浜区若葉に位置する私立高校として、1983年の創立以来、質の高い教育を提供してきました。

海浜幕張駅から徒歩約10分という立地にあり、JR総武線の幕張駅や京成電鉄の幕張駅からもアクセスが可能です。偏差値72という高い学力レベルを誇りながら、特進クラスを設けず全員に同じ質の授業を提供する点が特徴となっています。

週6日制を採用し、土曜日も授業を実施することで、基礎から応用まで丁寧な学習指導を展開しています。また、始業前や放課後の補習、長期休暇中の講習会なども充実しており、生徒一人ひとりの学力向上をサポートする体制が整っています。

昭和学院秀英高校の特色は？1983年創立の歴史

1983年の創立以来、明朗謙虚と勤勉向上を校訓として掲げ、知識だけでなく人間性も育む教育方針を貫いてきました。

創立当初から続く読書・作文教育が大きな特徴で、定期テストには作文という独自の試験時間が設けられています。この取り組みにより、生徒たちは論理的思考力や表現力を養うことができます。

国際教育にも力を注いでおり、高校1年生を対象にイギリスのケント大学での語学研修やアメリカでのボストン・NASA研修といった海外プログラムを用意しています。校内ではオンライン英会話の授業や、海外からの留学生と英語でディスカッションを行うエンパワーメントプログラムも実施されています。

運動部では硬式野球部、サッカー部、バスケットボール部、バレーボール部、テニス部など多彩な部活動があります。文化部においても吹奏楽部、放送部、演劇部、美術部をはじめ、数学研究同好会や科学同好会といった学術系の活動も充実しています。

昭和学院秀英高校の学費

2026年度の初年度納入金は合計1,044,000円となっており、入学手続き時に300,000円、1年時終了までに744,000円を納入する形式です。

入学金は150,000円で、授業料が年間582,000円となります。施設費については入学手続き時に150,000円、その後120,000円で合計270,000円が必要です。その他の費用として42,000円が設定されています。

これらの納入金に加えて、学年諸費として教材費や行事費、模試費用が別途かかります。さらに修学旅行や校外学習費、卒業関連費なども負担する必要があります。受験料は26,000円で、出願期間は2024年12月23日9時から2025年1月9日14時までとなっています。

試験日は2025年1月18日で、合格発表は1月20日16時にインターネット上で行われます。入学手続きの締切は1月22日14時までです。

昭和学院秀英高校の進路実績

2025年の卒業生は東京大学に6名、京都大学に3名、東京科学大学に10名が合格するなど、最難関国公立大学への進学実績が顕著です。

一橋大学には6名、東京外国語大学には6名が合格しており、文系の難関大学にも多数の合格者を輩出しています。地元の千葉大学には20名が合格し、地域の国公立大学への進学者も安定した数を保っています。

私立大学では早稲田大学に92名、慶應義塾大学に50名、上智大学に64名が合格しました。東京理科大学への合格者は128名に上り、理系大学への進学希望者にも手厚い指導が行われていることが分かります。

明治大学142名、立教大学89名、法政大学84名と、MARCH各校への合格実績も充実しています。2年生から理系クラスと文系クラスに分かれ、それぞれの進路に応じた選択教科を履修できるカリキュラムが、こうした高い進学実績を支えています。

昭和学院秀英高校の入試情報

昭和学院秀英高校は1983年創立の千葉県千葉市美浜区に位置する私立高校で、偏差値72という高い学力水準を誇ります。海浜幕張駅から徒歩約10分という通学しやすい立地にあり、普通科のみの設置で質の高い教育を全員に提供しています。2026年度の募集人員は80名と限られているため、早めの準備と対策が求められます。

入試には一般入学試験と帰国生入学試験の2つの区分があり、どちらも第一志望と併願の選択が可能になっています。受験料は26,000円で、出願は完全にインターネットを通じて行います。

昭和学院秀英高校の入試情報まとめ

2026年度の入試は2025年1月18日に実施され、合格発表は1月20日16時にインターネット上で行われます。出願期間は2024年12月23日9時から2025年1月9日14時までと約2週間設けられていますが、年末年始を挟むため、計画的な出願手続きが必要でしょう。

一般入学試験では国語・数学・英語・理科・社会の5教科で選抜が行われます。一方で帰国生入学試験では国語・数学・英語・英語IIの4教科となり、英語の配点が厚くなる特徴があります。海外での経験を活かした受験が可能な点は、国際的な視野を持つ生徒に適した制度といえます。

入学手続き締切日は2025年1月22日14時までとなっており、合格発表から約2日間という短い期間での判断が求められます。併願受験を検討している場合は、他校の合格発表スケジュールとの兼ね合いを事前に確認しておくことが賢明です。

募集人員80名は一般入学試験と帰国生入学試験の合計数であるため、実際の競争率は両試験の志願者数によって変動します。例年の傾向として高い倍率になることが予想されるため、過去問演習や模擬試験を活用した綿密な対策を進めておきましょう。

昭和学院秀英高校のオープンキャンパスなどのイベント情報

昭和学院秀英高校のオープンキャンパスやイベント情報については、現在調査中となっています。一般的に私立高校では夏季と秋季に学校説明会や見学会を開催するケースが多いため、学校公式ウェブサイトや電話での問い合わせを通じて最新情報を確認することをお勧めします。

学校見学の機会を利用すると、実際の校舎や施設を見られるだけでなく、在校生の雰囲気や先生方の指導方針を肌で感じられます。図書館や人工芝グランド、開閉式屋根付きプールなど充実した施設を直接確認できれば、入学後の学校生活をより具体的にイメージできるでしょう。

海浜幕張駅から徒歩約10分という立地の良さも、実際に歩いてみることで通学時の負担を把握できます。周辺には県立保健医療大や総合教育センターなどがある文教地区で、落ち着いた教育環境が整っている点も体感できます。

イベント情報は学校ウェブサイトで随時更新されるため、受験を検討している場合は定期的にチェックしておくとよいでしょう。また、個別相談会などが設けられていれば、入試の詳細や学校生活について直接質問できる貴重な機会となります。

昭和学院秀英高校はなぜ人気？まとめ

昭和学院秀英高校は、偏差値72という千葉県内でもトップクラスの学力レベルを誇る私立高校です。海浜幕張駅から徒歩圏内という恵まれた立地環境にあり、1983年の創立以来、確かな教育実績を積み重ねてきました。

最高難易度の入試を突破した生徒たちは、充実した学校生活を送ることができます。多彩な部活動では全国大会に出場する強豪部もあり、文化祭や体育祭、修学旅行などの行事も盛んです。学業と部活動を両立できる環境が整っています。

進路実績も優秀で、難関大学への合格者を多数輩出しています。充実した教育カリキュラムと恵まれた学習環境が、高い進学実績を支えているのです。

昭和学院秀英高校に興味をお持ちの方は、まずオープンキャンパスなどのイベントに参加して、実際の雰囲気を体感してみることをおすすめします。学校の魅力を直接感じることで、志望校選びの参考になるでしょう。