柏陽高校はなぜ人気?偏差値71の公立校の評判をリサーチ!
神奈川県内の公立高校で「偏差値71」という最高レベルの学力を誇る柏陽高校。横浜市栄区に位置するこの進学校は、毎年多くの受験生が志望する人気校として知られています。
「柏陽高校って実際どのくらい難しいの?」「部活動と勉強の両立はできるの?」そんな疑問を持つ中学生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、柏陽高校の偏差値や受験難易度、充実した部活動、そして気になる進路実績まで、学校選びに必要な情報を徹底解説します。本郷台駅から通える立地や学校生活の特徴も詳しくご紹介するので、志望校選びの参考にしてください。
この記事を読めば、柏陽高校が自分に合った学校かどうか、具体的にイメージできるようになります。
| 創立年 | 1967年 | 偏差値 | 71 |
|---|---|---|---|
| 共学・別学 | 共学 | 公立・私立 | 公立 |
柏陽高校はなぜ人気?基本データを解説

引用:柏陽高校 校舎画像
神奈川県横浜市栄区にある柏陽高校は、偏差値71を誇る県内屈指の進学校として知られています。1967年の創立以来、高い学力と豊かな人間性の育成を両立させる教育方針により、多くの生徒や保護者から支持を集めています。
学力向上進学重点校に指定されている柏陽高校では、65分授業という独自のカリキュラムを採用しており、じっくりと深い学びを実現しています。2学期制を導入することで、長期的な視点で学習計画を立てられる環境が整っています。
また、1・2学年では共通科目を通じて基礎学力を固め、3学年では多様な選択科目から自分の進路に合わせた時間割を組めるため、志望する大学や学部に応じた柔軟な学習が可能です。この段階的なカリキュラム設計が、難関大学への高い合格実績につながっています。
公立柏陽高校の基本情報
柏陽高校は神奈川県横浜市栄区柏陽1-1に所在する公立高校で、共学校として男子562名、女子386名が在籍しています(2025年4月現在)。県立高校でありながら、私立高校に劣らない充実した教育環境を提供している点が特徴です。
校内施設にはプール、体育館、トレーニングルーム、テニスコートなどの運動施設が完備されています。学習面では普通教室に冷房設備が整備されているほか、自習室やコンピュータ室も設置されており、快適に勉強できる環境が用意されています。
さらにスクールカウンセラーが常駐しているため、学習面だけでなく生活面での相談にも対応できる体制が整っています。シャワールームや更衣室といった設備も充実しており、部活動にも全力で取り組める環境が整備されています。
柏陽高校の最寄り駅は本郷台駅!周辺環境は?
柏陽高校の最寄り駅はJR根岸線の本郷台駅です。駅から徒歩圏内に位置しており、横浜市内各地からのアクセスが良好な立地にあります。周辺は閑静な住宅地に囲まれており、学習に集中できる落ち着いた環境が広がっています。
住宅地に立地していることで、通学路も安全性が高く、夜間の部活動後の帰宅時にも安心できる環境です。横浜市栄区は自然も豊かなエリアで、都市部の利便性と自然環境のバランスが取れた地域として知られています。
本郷台駅からは横浜駅まで約20分、桜木町駅まで約15分とアクセスも良く、神奈川県内の広い範囲から通学している生徒が多くいます。周辺には図書館や公園などの公共施設もあり、放課後の自習や息抜きにも便利な立地環境となっています。
柏陽高校の部活動の種類
柏陽高校には運動部16種類、文化部16種類の計32の部活動があり、生徒たちが学業と両立しながら活発に活動しています。運動部では陸上競技部、水泳部、バレーボール部、バスケットボール部、ソフトテニス部、バドミントン部、ラグビー部、サッカー部、ハンドボール部、卓球部、ソフトボール部、剣道部、山岳部、テニス部、ダンス部、硬式野球部が活動しています。
文化部も充実しており、数学部、合唱部、文芸部、吹奏楽部、英語部、茶道部、囲碁・将棋部、書道部、美術部、競技かるた部、写真部、軽音楽部、理科部、クラシックギター部、デザインワーク部、クイズ研究同好会が設置されています。
注目すべきは全国大会出場の実績を持つ部活動の存在です。英語部、囲碁・将棋部、競技かるた部、軽音楽部は過去3年間で全国大会に出場しており、文化部の活動レベルの高さを示しています。進学校でありながら部活動にも力を入れており、文武両道を実現できる環境が整っています。
柏陽高校の偏差値は?受験は最高難易度
神奈川県の公立高校を目指す中学生にとって、柏陽高校は最も高いレベルに位置する進学校の一つとして知られています。横浜市栄区に位置するこの高校は、1967年の創立以来、多くの優秀な卒業生を輩出してきました。本郷台駅から通学できる立地の良さに加え、学力向上進学重点校として神奈川県から指定を受けており、質の高い教育を提供しています。難関大学への進学実績も豊富で、国公立大学や早慶上智といった私立大学へ多数の合格者を送り出しています。
柏陽高校の偏差値は71!
柏陽高校の偏差値は71となっており、神奈川県内の公立高校でもトップクラスの数値を示しています。偏差値71という数字は、受験生全体の上位約3パーセントに相当する学力が必要であることを意味します。例えば、模試で500点満点中430点以上を安定して取れるレベルの生徒が合格圏内に入ると考えられます。
この偏差値の高さは、神奈川県の公立高校の中でも最難関グループに分類されるものです。中学校での定期テストでは常に上位を維持し、内申点も高い水準を保つ必要があります。
柏陽高校の学力レベルの目安は最高難易度
柏陽高校を受験するには、中学3年間を通じて学習習慣を確立し、基礎から応用まで幅広い問題に対応できる力を養う必要があります。5教科すべてにおいて均等に高い学力が求められるため、苦手科目を作らないことが合格への近道となります。
具体的な学習の目安としては、英語では長文読解を素早く正確に処理する力、数学では応用問題や証明問題を論理的に解く力、国語では記述問題で的確に自分の考えを表現する力が必要です。理科と社会も単なる暗記ではなく、知識を活用して考察する力が試されます。多くの合格者は、中学1年生から計画的に学習を積み重ね、塾や予備校を活用しながら実力を伸ばしています。
柏陽高校の制服や部活、活動行事

引用:柏陽高校 制服画像
柏陽高校では運動部と文化部を合わせて30以上のクラブ活動が展開されており、生徒の多様な興味や関心に応じた選択が可能になっています。部活動と学校行事のどちらにおいても、生徒が主体的に企画や運営に関わることで、リーダーシップやコミュニケーション能力を養う場となっています。
運動部は陸上競技部からダンス部まで16の部があり、文化部も数学部からクイズ研究同好会まで16の活動があります。中には全国大会への出場実績を持つ部も複数存在しており、高い学力と部活動の両立を実現している生徒が多数在籍しています。
強豪部・実績(大会出場など)
文化部において特筆すべき実績を残している部活動として、過去3年間で全国大会への出場を果たしている4つの部があります。英語部、囲碁・将棋部、競技かるた部、軽音楽部がその該当部です。
英語部では英語弁論大会やディベート大会などへの参加を通じて実践的な英語力を磨いており、全国規模の大会で成果を上げています。囲碁・将棋部は論理的思考力を競う場で実力を発揮し、競技かるた部は百人一首の暗記力と瞬発力を駆使した競技で全国レベルの舞台に立っています。
軽音楽部も全国大会への出場経験があり、音楽を通じた表現活動で高い評価を得ています。このように柏陽高校では学業だけでなく、文化的な活動においても全国水準の実力を持つ生徒が活躍しています。
運動部においても陸上競技部、水泳部、バレーボール部、バスケットボール部などが活発に活動しており、各部が県大会以上の舞台を目指して日々練習に取り組んでいます。
主要行事(文化祭・体育祭・修学旅行)
柏陽高校の年間行事は生徒の自主性を尊重した内容になっており、各行事で生徒たちが企画から実行まで中心的な役割を担っています。6月に開催される体育祭では、クラス対抗で競技を行い、学年を越えた交流が生まれます。
9月の文化祭は柏陽高校最大のイベントであり、各クラスや部活動が展示や発表、模擬店などを企画します。来場者も多く、地域に開かれた行事として定着しています。生徒たちは数か月前から準備を進め、創意工夫を凝らした企画で来場者を楽しませています。
10月には2年生を対象とした修学旅行が実施されます。訪問先での体験を通じて、教室では学べない歴史や文化に触れる機会となっています。
年に2回、7月と3月に球技大会が開催されており、クラス対抗でバスケットボールやサッカーなどの競技を楽しみます。3月には合唱祭もあり、各クラスが練習を重ねた成果を披露します。7月の芸術鑑賞会では、プロの演奏や演劇を鑑賞することで芸術への理解を深めています。
1月には2年生が総合的な探究の時間で取り組んだ研究成果を発表する「科学と文化」研究発表大会が行われ、探究的な学びの集大成を披露する場となっています。
柏陽高校の学校生活の特徴
柏陽高校は神奈川県横浜市栄区に位置する公立高校で、本郷台駅が最寄り駅となります。偏差値71を誇る進学校として知られており、男子562名、女子386名が在籍しています。2学期制を採用し、1コマ65分という通常より長めの授業時間を設定することで、深い学びを実現しています。
学校行事は年間を通して充実しており、6月の体育祭や9月の文化祭といった主要イベントに加え、7月と3月には球技大会を実施します。2年生では修学旅行が10月に行われ、1月には「科学と文化」をテーマとした総合的な探究の時間の研究発表大会があります。芸術鑑賞会や合唱祭も開催され、学業だけでなく文化的な活動にも力を入れています。
施設面では、プール、体育館、テニスコート、トレーニングルーム、自習室などのスポーツ施設が整備されており、普通教室には冷房も完備されています。シャワールームやスクールカウンセラーの配置など、生徒が快適に過ごせる環境が整っています。
柏陽高校の特色は?1967年創立の歴史
柏陽高校は1967年に創立され、50年以上の歴史を持つ伝統校です。住宅地に立地しながらも、県の学力向上進学重点校として2024年度に再指定を受けました。過去には2002年度から2006年度までスーパーサイエンスハイスクールの研究開発指定を受けた実績もあり、理数教育に強みを持っています。
教育理念として、次代を担い国際社会で活躍する人材の育成を掲げています。具体的には、高い学力に加えてコミュニケーション能力やリーダーシップの育成に注力しています。探究する態度や創造する力、課題解決に向けた思考力・判断力・表現力を培うカリキュラムを展開しています。
カリキュラムの特徴として、1・2学年では共通に履修する科目が多く、基礎学力の定着を図ります。3学年では多様な選択科目の中から、自分の進路や興味・関心に応じた時間割を作成できる柔軟性があります。土曜授業は実施していませんが、6月から各学年を対象とした講習を開講し、学習支援活動の量的・質的拡大に取り組んでいます。
柏陽高校の学費
柏陽高校は公立高校のため、学費は私立高校と比較して大きく抑えられています。入学金や授業料については、神奈川県の公立高校の標準的な金額が適用されます。公立高校の場合、国の就学支援金制度により、所得要件を満たす家庭では授業料が実質無償となります。
神奈川県では県立高校の授業料支援制度も設けられており、経済的な負担を軽減する仕組みが整備されています。施設費やその他の諸経費については、学校の教育活動や施設維持に必要な最低限の金額となっており、私立高校と比べると家計への負担は少なくなります。
制服がありますので、入学時には制服代や体育着代などの初期費用が必要です。また、修学旅行費や教材費、PTA会費などの実費負担が年度ごとに発生します。具体的な金額の詳細は学校に直接お問い合わせいただくことをお勧めします。
柏陽高校の進路実績
柏陽高校の進路実績は非常に優れており、国公立大学への合格者を多数輩出しています。2025年の実績では、横浜国立大学に46名、東北大学に15名、東京科学大に10名、横浜市立大学に13名が合格しています。最難関の東京大学にも3名、京都大学にも2名が合格を果たしました。
私立大学の合格実績も充実しており、明治大学195名、早稲田大学69名、法政大学85名、東京理科大学82名、中央大学72名など、いわゆるGMARCHや早慶上理への合格者数が際立っています。青山学院大学62名、立教大学64名、慶應義塾大学58名と、難関私立大学への進学も多数実現しています。
地元の横浜国立大学や横浜市立大学への進学者が多いのも特徴で、地域に根ざした進学校としての役割を果たしています。上智大学55名、学習院大学28名など、多様な進路選択を実現できる環境があります。きめ細かなキャリア教育を展開し、生徒のニーズに応える教育内容を提供することで、これらの実績につながっています。
部活動では、英語部、囲碁・将棋部、競技かるた部、軽音楽部が過去3年間で全国大会出場を果たしており、学業と部活動を両立させながら目標を達成する生徒も少なくありません。運動部16部、文化部16部が活動しており、陸上競技部、水泳部、バレーボール部、サッカー部、ラグビー部などのスポーツ系から、数学部、合唱部、吹奏楽部、美術部、理科部などの文化系まで、幅広い選択肢があります。
柏陽高校の入試情報
柏陽高校への入学を目指す中学生にとって、入試に関する最新情報の収集は欠かせません。神奈川県の公立高校入試制度に沿った選抜が行われており、偏差値71という高い水準から、県内でも有数の進学校として知られています。
本郷台駅から徒歩圏内という立地の良さも相まって、毎年多くの受験生が志望する人気校です。ここでは、柏陽高校を受験する際に知っておくべき入試情報について、具体的にご紹介します。
柏陽高校の入試情報まとめ
柏陽高校は神奈川県立の公立高校として、県の公立高校入試制度に基づいた選抜を実施しています。一般的に神奈川県の公立高校入試では、学力検査と調査書、面接などを組み合わせた総合的な評価で合否が決まります。
偏差値71という高い水準から、学力検査では5教科すべてで高得点を取る必要があるでしょう。特に国数英の主要3教科は、基礎から応用まで幅広い範囲の学習が求められます。
また、調査書では中学校での成績だけでなく、特別活動や部活動の実績も評価対象となります。日頃から定期テストで高得点を維持しつつ、学校生活全般に積極的に取り組む姿勢が評価につながります。
柏陽高校のオープンキャンパスなどのイベント情報
現時点では柏陽高校のオープンキャンパスに関する具体的な情報は公開されていませんが、一般的に神奈川県の公立高校では夏季休業期間中に学校説明会や見学会を開催するケースが多く見られます。
実際に本郷台駅から高校までの通学路を歩いてみたり、校舎の雰囲気を肌で感じたりすることは、志望校選びにおいて貴重な機会となります。説明会では教育理念や部活動の様子、進路実績などについて詳しく聞けるでしょう。
イベント情報は学校の公式ウェブサイトや、在籍する中学校の進路指導室で確認できます。開催日程が決まり次第、早めに申し込むことをおすすめします。
柏陽高校はなぜ人気?まとめ
柏陽高校は、偏差値71という神奈川県内でも最高難易度の公立高校として、多くの受験生から注目を集めています。1967年創立の歴史ある進学校として、充実した進路実績を誇り、国公立大学や難関私立大学への合格者を毎年輩出しています。
本郷台駅から徒歩圏内という利便性の高い立地環境も魅力のひとつです。周辺は落ち着いた住宅街で、学習に集中できる環境が整っています。
また柏陽高校の人気の理由は、学力だけではありません。運動部や文化部ともに活発な部活動、盛り上がる文化祭や体育祭などの学校行事も充実しており、勉強と部活動を両立できる環境が整っています。公立校でありながら学費負担を抑えつつ、質の高い教育を受けられる点も保護者から高く評価されています。
柏陽高校への入学を検討している方は、オープンキャンパスなどのイベントに参加して、実際の学校の雰囲気を体験してみることをおすすめします。充実した高校生活を送るための第一歩として、ぜひ情報収集を進めてください。