高知学芸高校はなぜ人気?偏差値63の私立校の評判をリサーチ!
高知県内で私立トップクラスの進学実績を誇る高知学芸高校。東京大学や大阪大学など難関国公立大学への合格者を多数輩出し、2025年春には国公立大学へ124名が合格しています。
「高知学芸高校の偏差値や入試難易度はどのくらい?」「部活動と勉強の両立はできるの?」とお考えの受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、高知学芸高校の偏差値や入試情報、充実した部活動、進学実績まで詳しく解説します。1957年創立の伝統校である同校の教育理念や学校生活の特徴、さらには学費や周辺環境についても紹介していきます。
この記事を読めば、高知学芸高校への受験を検討する際に必要な情報がすべて手に入り、志望校選びの判断材料が揃います。
| 創立年 | 1957年 | 偏差値 | 63 |
|---|---|---|---|
| 共学・別学 | 共学 | 公立・私立 | 私立 |
高知学芸高校はなぜ人気?基本データを解説
引用:高知学芸高校 校舎画像
高知学芸高校は1957年に創立された私立高校で、終戦後の混乱期に「落ち着いて勉強ができる平和な学校」という理念のもと、高知大学関係者を中心に設立されました。偏差値63という県内トップクラスの学力水準を誇り、国公立大学への高い進学実績が多くの受験生から支持されています。
全日制普通科のみの設置ながら、2025年4月現在で男子363名、女子429名が在籍しており、男女共学の環境で充実した学校生活を送れます。10万平方メートルという広大な敷地には緑豊かなキャンパスが広がり、完備された設備の中で学習とクラブ活動に打ち込める環境が整っています。
教育の基本姿勢として「生徒本位」「基礎学力を養う」「全人教育」など7つの柱を掲げ、学力養成だけでなく人格形成にも力を注いでいます。
私立高知学芸高校の基本情報
高知学芸高校は高知県高知市槙山町11-12に位置し、朝倉駅を最寄り駅とする私立の共学校です。1957年の創立以来、半世紀以上にわたって地域の教育を支えてきました。
2026年度の入試では専願と併願を合わせて30名を募集します。試験日は2026年1月23日(金)で、受験料は10,000円となっています。専願の場合は英語・国語・数学の3科目、併願の場合は英語・国語・数学・理科・社会の5科目で選抜が行われます。
初年度納入金は613,900円で、内訳は入学金160,000円、授業料390,000円、施設協力金50,000円、その他13,900円です。入学手続き時には211,300円を納入し、1年時終了までに402,600円を支払う形になります。
高校2年生と3年生ではコース制を採用しており、文系と理系に分かれて希望の進路に応じた学習を進めます。高校からの入学生は1年次に学芸中学校出身者と別学級で進度調整を行い、2年次から混合クラスになります。
高知学芸高校の最寄り駅は朝倉駅!周辺環境は?
高知学芸高校の最寄り駅である朝倉駅からは、槙山町の広大な敷地に広がるキャンパスへアクセスできます。10万平方メートルという広さは東京ドーム約2個分に相当し、緑豊かな自然環境の中で学習に集中できる立地条件を備えています。
校内には耐震工事済みの校舎、2つの体育館、2つのグラウンド、プール、弓道場、テニスコート、トレーニングルームなど充実した施設が揃っています。学習面では図書室、進学図書室、学習室、自習室、マルチメディア教室、2つの理科実験室を完備し、放課後も自主的に勉強できる環境が整っています。
男子生徒向けには学生寮も設置されており、遠方からの通学が難しい生徒も安心して学校生活を送れます。クラブハウス、多目的ホール、学食なども備わっており、授業以外の時間も充実した活動ができる設備が整っています。
校舎には強化ガラスが使用され、AEDも設置されるなど安全面への配慮も行き届いています。普通教室には冷房設備があり、夏場でも快適に授業を受けられます。スクールカウンセラーも配置されており、学習面だけでなく生活面でのサポート体制も万全です。
高知学芸高校の部活動の種類
高知学芸高校では運動部16種目、文化部15種目の計31のクラブ活動が展開されています。活動時間は放課後から下校時刻までで、季節によって終了時刻が異なり、夏期は18時35分、春秋期は18時05分、冬期は17時35分までとなっています。
運動部では男女陸上競技部、男女水泳部、女子体操部、男女バドミントン部が過去3年間で全国大会に出場しており、高いレベルでの活動を実現しています。球技系では男女バレーボール部、サッカー部、男女バスケットボール部、男子ソフトボール部、男女ソフトテニス部、男女卓球部、男女テニス部があり、武道系では男女弓道部、男女柔道部、男女剣道部が活動しています。
文化部では放送部、美術部、コーラス部、吹奏楽部、理科部が全国大会出場の実績を持ち、芸術分野でも高い評価を得ています。演劇部、文芸部、写真部、書道部、マンドリン部、茶道部、華道部、囲碁・将棋部、映画研究部など多彩なジャンルのクラブがあり、料理同好会という珍しい活動も選択できます。
文化系・運動系ともに全国レベルの実績を持つクラブが複数あり、学業と両立しながら専門的な技能を磨ける環境が整っています。
高知学芸高校の偏差値は?受験は難関
高知学芸高校は高知県内でも有数の進学校として知られています。大学進学を目指す生徒にとって、学力レベルや受験の難易度は気になるポイントでしょう。
ここでは偏差値や学力レベルについて詳しく見ていきます。受験を検討している方は、自分の学力と照らし合わせながら確認してください。
高知学芸高校の偏差値は63!
高知学芸高校の偏差値は63となっています。この数値は高知県内の高校の中でも上位に位置するレベルです。
偏差値63という数字は、受験生全体の上位約15%に入る学力を示します。模擬試験で偏差値60前後を安定して取れる生徒であれば、合格圏内に入ると考えられるでしょう。
ただし偏差値はあくまで目安であり、入試当日の得点が合否を左右します。日頃から基礎学力をしっかり固めておく必要があります。
高知学芸高校の学力レベルの目安は難関
高知学芸高校は難関校に分類されます。進学実績を見ると、東京大学や大阪大学などの旧帝大、神戸大学などの難関国公立大学への合格者を毎年輩出しています。
2025年3月の卒業生では、高知大学35名、岡山大学13名、香川大学13名など四国内の国公立大学を中心に多数の合格者を出しました。私立大学では関西学院大学28名、立命館大学28名、関西大学18名など関関同立への合格実績も豊富です。
このような進学実績を支えているのは、日常的に質の高い授業と学習環境が整っているためです。中学校からの一貫教育により、6年間かけて計画的に学力を伸ばすカリキュラムも特徴となっています。
高校から入学する生徒に対しても、1年次は進度調整のための特別指導を実施しており、2年次からは中学校からの内部進学生と一緒に文系・理系のコース別学習に進みます。
高知学芸高校の部活・行事
高知学芸高校では、運動部16部と文化部15部が活発に活動しており、学業と両立しながら充実した高校生活を送ることができます。多くの部活が全国大会出場の実績を持ち、高いレベルで競技や活動に取り組んでいます。
すべての部活動は、季節に応じて下校時刻が設定されており、夏期は18時35分、春秋期は18時05分、冬期は17時35分まで活動します。
強豪部・実績(大会出場など)
過去3年間で全国大会に出場した部活は、運動部と文化部を合わせて9部あります。運動部では、陸上競技部、水泳部、女子体操部、バドミントン部が全国レベルの実績を残しています。
文化部においても、放送部、美術部、コーラス部、吹奏楽部、理科部が全国大会への出場を果たしており、文武両道の校風を体現しています。
運動部では、男女バレーボール部、サッカー部、バスケットボール部といった球技系の部活から、弓道部、柔道部、剣道部といった武道系まで幅広い選択肢があります。ソフトテニス部やテニス部も設置されており、自分の興味に合った競技を選べる環境が整っています。
文化部では、マンドリン部や茶道部、華道部といった伝統文化系の部活に加え、映画研究部や料理同好会など多彩な活動が用意されています。
主要行事(文化祭・体育祭・修学旅行)
高知学芸高校の年間行事は、4月の遠足からスタートします。新入生が新しい環境に慣れる機会として、クラスメイトとの親睦を深めます。
5月には県高校総体、6月には四国高校総体が開催され、運動部の生徒たちが日頃の練習成果を発揮します。同じく6月にはクラスマッチが実施され、クラス対抗で競技を楽しみながら団結力を高めます。
9月の体育祭では、全校生徒が参加して各種競技に取り組み、学年を超えた交流が生まれます。10月には高校2年生を対象とした研修旅行が実施され、貴重な学びの機会となっています。
11月のマラソン大会では、生徒たちが体力の限界に挑戦し、完走を目指します。2月には創立記念式典が行われ、学校の歴史と伝統を振り返ります。
文化祭にあたる如月祭は隔年で開催され、文化部の発表や展示、クラスごとの企画など、生徒の創造性を発揮する場となっています。土曜日には4時間授業が実施されており、充実した学習時間を確保しながら、これらの行事を通じて豊かな学校生活を送ることができます。
高知学芸高校の学校生活の特徴
高知学芸高校は高知市槙山町に位置する私立高校で、10万平方メートルという広大なキャンパスを持ちます。緑豊かな環境の中で、充実した設備を活用しながら学習できる点が魅力です。
全日制普通科のみの設置ですが、高2と高3では文系と理系のコース制を採用しています。高校からの入学生は1年次に独自のクラス編成となり、中学校出身者との進度差を調整する特別指導を受けられます。
土曜日も4時間授業があり、週6日体制で学習時間を確保しています。体育祭や如月祭といった学校行事に加え、クラスマッチやマラソン大会など多彩なイベントが年間を通じて行われます。
施設面では2つの体育館や2つのグラウンド、プール、弓道場などを完備しており、運動部の活動環境が整っています。男子のみですが学生寮も設置されており、遠方からの通学者も安心して学校生活を送れます。
高知学芸高校の特色は?1957年創立の歴史
高知学芸高校は1957年に高知大学関係者を中心として創立されました。終戦後の混乱期に「ひとりひとりが落ちついて勉強ができる平和な学校を」という理念を掲げて設立された経緯があります。
教育の基本姿勢として7つの条項を定めており、生徒本位、不断の向上、基礎学力を養う、全人教育、男女共学、しつけの重視、奨学の施設の充実を掲げています。この7条は創立以来変わらず受け継がれてきました。
中学校と高校の六か年一貫教育を実施している点も特徴の一つです。中学校出身者と高校入学生は1年次こそクラスを分けていますが、2年次からは一緒に学びます。
制服と制靴を実施して生活指導を徹底する一方で、芸術や体育も尊重するバランスの取れた教育方針を採用しています。現在の生徒数は男子363名、女子429名で、男女がほぼ同数という共学校です。
高知学芸高校の学費
2026年度の初年度納入金は合計613,900円となっています。内訳は入学手続き時に211,300円、1年時終了までに402,600円を納入する仕組みです。
入学金は160,000円で、これは入学手続き時に納めます。授業料は年額390,000円で、1年時終了までに分割して支払います。施設協力金として50,000円が必要になり、こちらも入学手続き時の納入です。
その他の費用として13,900円がかかりますが、この中には後援会入会金1,000円と生徒会入会金300円が含まれています。残りの12,600円は1年時終了までに納入する形です。
私立高校としては標準的な学費設定といえるでしょう。入学手続き時の負担が21万円程度であり、まとまった金額の準備が必要になります。授業料は年間で40万円弱ですから、月額に換算すると3万円強という計算です。
高知学芸高校の進路実績
2025年3月卒業生の国公立大学合格実績は非常に充実しています。地元の高知大学には35名が合格しており、県内進学を希望する生徒の受け皿となっています。
難関国立大学への合格者も輩出しており、東京大学1名、大阪大学6名、神戸大学3名という結果を残しました。岡山大学には13名、愛媛大学には8名が合格し、四国や中国地方の主要大学への進学者が多い傾向です。
私立大学では関西圏の有名私立大学への合格が目立ちます。関西学院大学28名、立命館大学28名、関西大学18名、同志社大学17名と、関関同立への合格者数が豊富です。
早慶上智といった首都圏の難関私立大学にも実績があり、早稲田大学7名、慶應義塾大学2名、上智大学1名が合格しています。MARCHでは明治大学4名、法政大学4名、立教大学3名など、幅広い選択肢の中から進路を選べる環境が整っているといえるでしょう。
高知学芸高校の入試情報
高知学芸高校への入学を検討している受験生に向けて、2026年度の入試に関する詳しい情報をお伝えします。私立高校の受験では、試験科目や選抜方法が学校によって大きく異なるため、事前に正確な情報を把握しておくことで、効率的な受験準備を進められます。
高知学芸高校は1957年に創立された伝統ある私立高校で、偏差値は63となっています。高知市槙山町に位置し、最寄り駅は朝倉駅です。全日制普通科のみの設置で、高校からの入学生は1年次に学芸中学校出身者と別の学級で学び、2年次からは文系・理系のコース別学級に組み替えられます。
高知学芸高校の入試情報まとめ
2026年度の入試は1月23日(金)に実施され、一般入試のみの募集となります。専願と併願を合わせて30名という少数精鋭の募集人員です。
試験科目は出願区分によって異なり、専願の場合は英語・国語・数学の3教科、併願の場合は英語・国語・数学・理科・社会の5教科で実施されます。専願を選択すると受験科目が少なくなるため、集中的な学習が可能になります。
受験料は10,000円で、他の私立高校と比較しても標準的な金額設定です。専願と併願のどちらを選ぶかは、第一志望校としての位置づけや他校との受験スケジュールを考慮して決定しましょう。
高知学芸高校のオープンキャンパスなどのイベント情報
現在、高知学芸高校のオープンキャンパスやイベント情報については調査中となっています。多くの私立高校では夏休み期間中に学校説明会や体験入学を実施していますが、具体的な日程や内容については学校の公式ホームページや募集要項で確認する必要があります。
イベント情報を入手する方法として、学校に直接問い合わせる方法が確実です。高知市槙山町11-12にある学校へ電話で連絡するか、在籍している中学校の進路指導担当の先生を通じて情報を得ることもできます。
学校見学では10万平方メートルの広大なキャンパスや充実した施設を実際に見学できます。図書室や進学図書室、2つの体育館、マルチメディア教室など、学習環境を直接確認できる機会を活用しましょう。
高知学芸高校はなぜ人気?まとめ
高知学芸高校は、偏差値63を誇る県内有数の私立進学校として高い人気を集めています。1957年の創立以来、長い歴史の中で培われた教育実績と、充実した学習環境が多くの受験生から支持される理由となっています。
朝倉駅から通学しやすい立地条件に加え、多彩な部活動や充実した学校行事も魅力の一つです。強豪部の活躍や文化祭・体育祭などの行事を通じて、生徒たちは学力だけでなく人間性も育んでいます。
また、難関レベルの学力を求められる入試ではありますが、それに見合った進路実績を残しており、大学進学を目指す生徒にとって理想的な環境が整っています。学費や入試情報、オープンキャンパスなどのイベント情報は事前にしっかり確認しておくことが大切です。
高知学芸高校への進学を検討している方は、本記事で紹介した基本情報や学校生活の特徴を参考に、ぜひオープンキャンパスなどのイベントに参加して、実際の雰囲気を体感してみてください。